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[2018年2月10日]
看視用3DWebカメラの不調品を、入れ替えた 

看視系に使っている3DWebCamCS-3DW300)の“不調さ”が、遂に耐えられなくなって、別のUSBカメラ(UCAM-DLY300)に替えることにした。(図2<クリック>

朝の寒さが嵩じて来ると、この3DWebCamは、まともな動作をしなくなり、映像信号が出なくなるか、出ても位相ズレした単純色の映像しか出なくなる。(図1)
(この映像は、他のビューワ/プレーヤで見ても、同じ)
これは、放っておいても自動的には改善されず、また、正常化した後でも、再び、ひっくり返ってしまうことが度々。
映像信号が出なくなると、(自作の自動スキャン・プログラムが不完全な所為もあって、)その手前でスキャンが停まってしまい、寸前の映像で固着したままになる。
(プログラムの作り方を工夫すれば、信号の出ないカメラを自動的にスキップさせることも出来るのだが、今は其処までやれていない)
その都度、USBプラグを抜いて、ハードウェア・リセットを掛けるのだが、外気温が低いと、なかなか正常化出来ないのが悩み。

USBカメラをUCAM-DLY300)にしたら、スキャンが停まることがなくなって、気分的なストレスが減った♪
それに、スキャンするカメラ群を8台まで増やすことも出来た!

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入れ替え

手持ちのUSBカメラは、いずれも昼間の明るさに弱く、また自動露出機能も不十分なので、“白飛び”して使えないものばかり。
止むを得ず、新たにヤフオク!で(ジャンクの)UCAM-DLY300動作品を買い足した。(¥300送料込み)

このUSBカメラは、筐体の前面が傾いた設計で、此処に“後付けレンズ”(望遠やワイド)を付加するには、大変具合が悪い。
そこで、前面の一部を切り離して、“後付けレンズ”を付加し易いようにした。(図4<クリック>
(一部を残したのは、主基板を少しでも外気・雨滴に曝したくなかったから)

これを、夜中&朝の冷気の中で働かせてみたら、問題無く映像信号が取り出せた!(図3)
他のカメラと同様、ちゃんと映像信号が出て来て、プログラムが停止することもない!
それに、街灯の薄明かりの下でも、マンホールの蓋などが良く見えているし、夜の看視には、結構有効かも!
以降、継続して状況を見て行きたい。

3DWebCamの得失

この3DWebCamは、低温度に弱いし、低照度にも弱い。これらは、大いなる欠点だ。
今の処、(冷外気にも耐えられる)看視用カメラとして、問題無く使えているのは、14台中3台(2割)というのが、当苑での実績。
しかし、これを室内で使う分には、殆ど問題は無いと思う。

このカメラの良い所は、前パネルにスマホ用のワイド・レンズや望遠レンズを直接、瞬間接着剤で貼り付けられることで、映像のケラレも、比較的少ない。(図5)
これは、大変魅力的だ。

また、ビスと半田付けを外せば、主基板を、他の主基板と入れ替えることも出来るので、ケーブルを短縮してあったり、ケースを大型クリップに固定してある不良品でも、“基板取り替え”で凌げる“構造的な具合良さ”がある。(図6<クリック>

こんな良さがあったので、なかなか別の機種と入替られなかったのだが、今回は、やっと思い切った。
(ただ、全廃ではなく、3台だけは今も稼動中だ)

...現用中のUSBカメラも、昼間の明るい環境では、映像が飽和してしまって“手動での減光調節”が必要なものもあり、まだまだ、看視系全体としては、改善の余地があると思っている。


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