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[2018年6月23日]
USBカメラ4台並走の条件を、見付けた!? 

当初は、“安価に手に入るUSBカメラ”で、周辺道路の看視することが出来れば、というつもりで始めたが、やはり全周をカバーし切れないので、取り敢えず、“広角化”を追っ掛けた。でも、無理の広角化すると、当然見易い映像にはならない。

“広角化”は程々にして、次にカメラの“台数増加”の方向に進めた。
アッチコッチに、沢山!(笑)
だが、1台のPC(マシン)に複数台のUSBカメラを接続は出来るものの、それら全部の動画を同時表示させることは出来ない。
マシン(PC)画面の面積的な制約もあるが、例え「表示窓」を増やしても、動画表示出来る“台数”は、精々2台までだった。
ところが、今回、USB/WEBカメラを選んで揃えれば、4台分/4窓で動画表示が可能だと分かった。(ただし、「自作プログラム(UCam10.exe改)」を使っての確認)

Logicool系で、同じ系統のドライバを使うものであれば良さそうだが、「専用ドライバ」をそのまま使うと、理由は不明だが、上手く走らない(映像が出ない)時がある。
むしろ、Windows Updateによる“標準ドライバ”の方が、本来は不適・無能なはずなんだが、“並走動画表示”には良かった。

カメラ(群)は、現在、試用中Logicool製の「Qcam Orbit/Sphere AFV-UCC22)」3台に、それと合いそうな「HD 720p(Webcam C270」1台を組にした。

PCは、NEC VersaPro系のジャンク“VY18VY24”が、いずれも良好だった。
(しかし、ジャンクのFMV-E8250,E8230はどちらも、2画面しか出せなかった)
CPUは、「Core 2 Duo」以上でなければダメか!?と思っていたが、「Celeron」でも構わないらしい。
また、OSWinVista、Win7、Win10のいずれでも可能だ。
(でも、Win10は、“親切の押し売り”が過ぎて、かなり嫌味だし、全般的に使い難いので、極力避けたい...これは後日、Win7に入れ替えた!)
 
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+++ デバイス・ドライバについて +++

カメラを接続しておくと、Windows OSがUpDateによって、自動的にデバイス・ドライバを充当してくれる。(図4<クリック>
全部の準備が出来てから、「自作プログラム(UCam10.exe)」を走らせると、素直に“4画面並走-動画表示”が始まる。
各画面の切替も、結構速い♪
だが、これでは、カメラの方向制御などが一切出来ないのだ。(トホホ)

制御しようとすれば、(Logicool社サポート・サイトから貰って来た)「専用ドライバ」を組み込む必要がある。(図3)

ただ、この「専用ドライバ」にすると、「自作プログラム」の“4窓同時並走”が上手くスタートしないことが多い。
仕方無く、“1画面表示”を4回に分けて、[開始]→[停止]→とやってから、“4窓同時並走”に持ち込めば、何とか走り出すようだ。しかし、妙な話だ。
(もしかしたら、カメラ(群)が、それぞれ“自己の優先順位”を知らず/無視して?一斉に応答するため、衝突を繰り返すのではないか?)

お蔭で、何度も「専用ドライバ」を組み込んだり外したり、と忙しい実験だった。

+++ 追加カメラ(群) +++

今回は、「lws251」と同じソフトを使う「HD 720p」というカメラのジャンク品を、幾つか買ってみた。(図5 1台¥540送料込み、2台¥850送料込み)
このHD 720p 1台を、Qcam V-UCC22の3台に混ぜてやってみたら、同種と看做したのか、ほぼ問題無く並走して、“並走4画面”を構成出来た。

これで、一応、Logicool製カメラ同種を4台揃えれば、“4画面並走-動画表示”...(実際には、多少ギクシャクがある)...が可能であることが分かった。

条件によっては、“4画面動画”にならない/出来ない場合もあるが、兎に角、今回は出来ることが分かっただけも“儲けもの”/“進歩”だ。
次のステップは、どのカメラを何処に置けば、看視が、し易くなるか?なども考えて行きたい。

それにしても、このQcam Orbit/Sphere AFは、複数個使うことは考えられていないようで、「ウェブカムコントローラー」は、どの“ウェブカメラ”を選んで(?!)も、実際に"方向制御”出来るのは、一番最後にセットされたカメラだけになる。
それに、電源を投入する際、必ずリセットされて、“カメラ視線”は初期位置に戻されてしまうので、毎回、所定方向に戻さなくてはならず、煩わしい。
だから、これの使い方は、かなり工夫しなければいけないようだ。


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