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[141114]

ドライブ・レコーダがナビ障害を、引き起こした

取り付けてから調子良く働いていたドライブ・レコーダだったが、遠距離を走っていて途中で、「ナビ(ゲーションシステム)の動作、画面」に異常を生起させることが分かった。

(交通量の多い)幹線道路を走っているのに、“走行中の道路(の表示)”が出なくなった!
その上、他の情報まで、次第に消えて行くのだ。(図2<クリック>
丸で、“道無き道を、山に登る♪”って感じ。(図1 苦笑)

その“ナビ異常”は、当初理由が分からず、(ドライブ・レコーダは入れたままで、)「ナビ」の“初期化”や“DVDディスクの出し入れ”や、最後には、停車して“車エンジン停止”など色々やってみたが改善されず。

もしや!?と思い、このドライブ・レコーダの電源を外して、“車エンジン停止・再起動”をしてみたら、「ナビ」が正常化したので、このドライブ・レコーダが原因だと分かった。
「ナビ」の方も、長時間走行で、本体の“温度上昇”があり、“雑音耐性”が下がっていたのではないかと思う。

少し「電源線」に対策をしてみたが、改善されたかどうか、まだ十分な確認は出来ていない。
「電源線」が“不要輻射アンテナ”になっているとしたら、これに“フィルタを入れる”か、“線を短かくすること”、あるいは「本体」が“ノイズ電波発信源”になっているとすれば、“本体をシールドすること”を考えないと駄目かもしれない。
いずれにせよ、不要輻射対策は一筋縄ではいかないだろうと思っている。
ネットで見掛けた参考情報:『やはり安いなりの出来(不要輻射対策を追記)』の対策の成功例!d(^^)w
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発生原因は?
このドライブ・レコーダ本体は、まったく不要輻射(≒雑音電波)対策などはしていないから、“ゴミ電波の垂れ流し”状態だろうと思う。

通常、公害に配慮するなら、(パソコン・メーカがやっているように、)筐体に金属膜を張り付けてシールド効果を持たせるとか、全体を金属ケースにしてしまうとか、種々の方法があるはずだが、そんな事は論外の中華製品ってことだ。
(まぁ、それを巧く使いこなせない私の方がお粗末ってことでもあるんだが)

まず、電源線をストレートまま(パソコン用ACアダプタに使っているような「ノイズ除去用フィルタ」を付けずに)使ったことが一因ではないか?(図3)

それ以外に、「電源線」を「ナビのアンテナ&配線」を取り囲むように引き回したことに原因があるかもしれない。(図4<クリック>
(“ナビへの障害”を取り除く一番簡単な方法は、こんなドライブ・レコーダなど、付けないでおくことだ。でも、それでは面白くない...そいつは最後の手段だ!笑)

対策
取り敢えず、「電源線」に「ノイズ除去用フィルタ」を付けてみた。(図5)
まだ、その効果ははっきりしない。

尚、このドライブ・レコーダの特長の一つに、車の「エンジン起動や停止」で“電源が自動的に入ったり、切れたりする機能”があるのだが、これは、積極的にエンジン・ノイズを利用しているわけだ。
一方で、自分の出すノイズ(不要雑音電波)の方は、お構い無しってことかな?


次に、「電源線」の引き回し側を「ナビ・アンテナ」とは反対側から引いてみた。
少し長くなるのだが、フロントグラスの横の「保持ゴム」の間に押し込んで、前方から手前右下へ引き込むようにした。(図6<クリック>
もし、これでも拙ければ、もっと直線的に引いて「電源線」を短くするつもりだが、今回はこれで様子をみようと思う。
短時間実験では、まだ異常は発生していない。(ナムナム、上手く行ってくれ!)

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