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[2018年3月29日]
DLA200Hの暗視を、比べる 
看視系カメラ群の一部を、UCAM-DLA200H」に入れ替えてみているのだが、このカメラ、結構、(暗い)夜景看視にも使えそうなことが分かって来た。
これまで、夜景用には「GR-CAM130N2」しか無いと思い込んでいたのだが、纏め買いしたこの非売品(?)カメラ(ジャンク)と実働比較してみたら、特性の“良し悪し”が見えて来た。(図1)

UCAM-DLA200H」は、暗くなって感度などを上げると、ノイズは増えて来るが、可視域での色味は残っている。(図1左側)
一方、「GR-CAM130N2」は、暗くなっても、赤外域での明るさが残る所為か、広い範囲でほんのりと風景が見えているが、色味は無くなり、モノトーンに近くなって来る。(図1右側)

また、昼間の風景も、前者では、設定を変えずにそのまま映せるが、後者の方は、真っ白に飛んでしまうので、“設定変更”が必要だった。(図2<クリック>

UCAM-DLA200H」には、こうした良さはあるのだが、「多数台カメラ切替方式」では、立ち上がり時間遅いとか、“望遠レンズ付加”では“映像の見栄え”があまり良くないとか、の懸念があって、“全面置き換え”は、現在、未だ検討・保留中。
 
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+++ 暗所の風景 +++
UCAM-DLA200H」で、他の暗所の風景を映してみると、見るだけなら、何とか見えるが、記録するにはあまりにも粗雑な映像だったりする。(図3)
また、“街灯の明り”で、映像もかなり明るくて、十分人や車の動きが分かる場所もある。(図4<クリック>

暗過ぎる場所へ“赤外線投光”をしたらどうなるか?などの興味はあるが、ちょっとした実験では、あまり良い結果は期待出来そうにない。

目下、夜景ばかりを見ているが、実は、家人によると“憤慨すべき糞害”は、早朝の方が可能性が高いとのこと。
これから夏に掛けての朝”は、明るさの方は足りるとしても、早起きの方は、どうなんだか?(苦笑)
対策として、「動体検知」や「長時間記録」も検討事項ではあるが、まだまだ先の話だし。
やりたいことは多いが、なかなか片付かなくて、焦る。しかし、楽しくもある♪


+++ ちょっとした実験 +++
後で、赤外投光器内蔵の看視カメラ(ジャンク)があったことを思い出して、これで、夜間照明の小実験をしてみた。(図5)
12V,4Aの電源を使って点灯してみたが、この程度の明かり(赤外光)では、約3〜4m程しか有効ではないようで、(10〜20mほど先の)道路を照らす程のパワーは無いようだ。

因みに、この(赤外)光源は、電源を入れておいたままでも、周囲が明るい時はセンサで感知して“発光停止”しているが、周囲が暗くなると自動的に“発光”する機能が備わっている。(図6<クリック>
そのセンサ部を指で覆うなどすれば、“発光”が見られるってわけだ。(図5)

「赤外光LED」を使っているようだが、点灯すると、ほんのりと(漏れ)赤色が見える。
これをデジカメで見たり、撮影したりすると、白く輝いて見えるのだが、被照射物の“色味”などが出ないので、あまり好きなタイプの照明ではない。
かといって、白色灯などは大袈裟過ぎるので、使う気は無い。
やはり、投光・照明よりも、カメラ側の感度を上げる方が、好ましいのではないかと思う。


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