[120212]

精密ハカリを購入し、液量を比べました

以前、Fivaの不具合を2液混合接着剤で対策した時2液の等量性が気になったので、デジタル型の精密ハカリ/秤(Pcket Scale)を買って、それで比べてみました。
でも、標準的な「0.1g〜500g計 MH-500」では、量れず!遂に、「0.01g計 MH-100」まで買ってしまいました。(各\1,085送料込み)
(最初にまとめて買えば、送料を節約出来たのですが、“計量見込み”を誤ったため、追加購入になった)

通常、捻り出す液量は、略(ほぼ)0.05g(左写真クリック)だったようで、(当然、0.1g計では見えなかったのですが、)目分量で押し出しても、両方共それ程大きな差異は無さそうだと分かりました。(左写真)
(勿論、風袋/下敷きの重さは「TARE」ボタンで、事前に差し引いてあります)

これらの“デジタル・スケール”、造りはやや粗末な(安っぽい)感じですが、普通人の普通使用なら、“十分だし、コンパクトで便利だ!”と思いました。(これ、気に入っちゃいました♪ 尤も、これ以外にも良いのは色々あったけど)
多分、“計量精度”は“現在のICや機構の設計水準”で決まる(つまり、百五円のクオーツ時計の精度と類似)でしょうし、“不安定な要素”は「電池電圧」、「室温」、「機構の疲労」くらいだろうから、あまり欲張らない「g程度の精度」や「0.05g前後の比較」でなら、十分役に立つはず。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2液混合剤の量比較
ラフにくっ付けられて、しかも強度が必要な場合の接着は、やはりエポキシ系で、それも2液混合式のものが一番だろうと思って(/思い込んで)いるので、2液混合接着剤をよく使っています。 ... しかし、接着結果は、あまり/全然良くない!

自家接着作業の拙さは自覚しているのですが、先達からアドバイスを頂いた中で、気になっていたのは、「2液は、ちゃんと等量か?」という点で、それを何とか確かめたいと思ったから、今回の「デジタル・スケール/精密ハカリ」を2個も買っちゃうという暴挙(?)に出たわけです。(笑)

当初、ネットで探していたら、最小0.1gというタイプばかり目に付いて、これが下限界かな?と合点して買って、試してみたら、“なんだぁ? 0.0g!”(左写真クリック)
これでは、量比較も何も、あったものではないですね。

2個も買っちゃった!
つまり、「接着剤の絞り出し量」の見込みを誤ったわけですが、果たして、これがどれ位の量なのか(私の常識にも無かったので!)よく分かりません。

次に考えたのが、もう一桁高感度のはどうかな?ってこと。(これも一種の賭けです)
更に、もう1個「精密ハカリ」を買うことに関しては、左程逡巡しませんでした。
max 500gなら実用的だし、コンパクトで収納も楽だから、末永く?使えるだろう。それに、千円は高いようだけど、まぁ(送料込み手数料込みなら)適価だろうと思ったから。

で、買い足したのが、min 0.01−max 100g計です。(左写真&クリック)
(後でその存在が分かった「0.01−50g計」の方が、精度の点では良かったかも。つまり、計量範囲が広いほど、精度が落ちるはずですから)

でも、それで接着剤2液の「絞り出し量の比較」をしたら、“差は無い!”と分かったので、拍子抜け。(苦笑)
ま、元々確認が目的ですから、それだけで十分だったのですが。
−−−−−−−−−−
使う
この「精密ハカリ」は、電源ON時に、ゼロゼロが表示されるまで“長押し”して、リセットを兼ねさせるようです。(これをしないと、ちゃんと重さが量れない! 実験済み♪)
それで、気が付いたのですが、0.01g計の方が、ゼロ.ゼロゼロになるまで、やや長い時間が掛かりますね。
これは、精度を上げるために、“木目細かい目盛”に相当するパルスのカウント数を増やしているからでしょう。
時計などに使う遅い32.768KHzの水晶発振子でパルスを作っているので、沢山カウントするには、どうしても時間が掛かるってわけ。


さて、これらが手に入ったので、今まで使って来た百五十七円の「重さ目安器」は、場所も取るし、一回毎の取り出しも面倒なので、引退して貰おうと思います。(左写真)
どーでもいいけど、これは風袋込みで242gありました。(笑)

今回買ったmax 500gの方は、郵便物の計量等にも使えて便利そうですが、min 0.01gの方は、今回限りで、後はあまり出番が無いかもしれません。(左上写真<クリック> ま、その内、何か出番を考えましょう♪)

[表紙頁]へ  関連記事の目次へ  [一言板]へ