[130918]

パーソナル・ナビのジャンクを、2個買ってみた

先日来、パーソナル・ナビ(DTN-X600)のジャンクを買うかどうか迷っていたが、意を決して、「ナビSD無し」の最安値品を2個買ってみた。(総費用2個\1,540送料込み)
1個は電源が入らず品(B)、他の1個は動作品(A)だが表示上部に輝線欠陥があった。(左写真<クリック>の右側)

電源が入らないジャンク品(B)を、分解したら原因が直ぐ分かって、それを(手抜き)修理したら、正常動作するようになった。(左写真)
こちらの「表示部」は無欠陥だったので、動作品(A)のそれと入れ替えて、そちらを無欠陥品として仕上げた。(左写真の左上側)

しかし、これらのジャンクは本体のみで、「ナビSD(ナビゲーション・ソフト入りSDカード)」が無いため半身付随で、修理は楽勝だったが、使う段になると、あまり良い智恵も浮かばぬ。
取り敢えず、WinCEで起動出来るようにした。そして、それで起動した内蔵ソフトの「u-CenterMobile」で、少し遊べた♪
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電源入らず品の異常個所
電源入らず品(B)は、早々に裏側のビス4本を抜いて、“3枚おろし”にしてみた。

これは!(左写真)...故障箇所・原因が、至極分かり易い!
ヒューズ」[F1]は弾けて無くなっているし、傍の[CP26]という「コンデンサ」が焼け焦げていた。(パソコンで、“電源が入らない故障”の原因と同じだな!)
これはかなり激しく燃えたような感じで、煙粉が「表示部」側にも飛び散っていた。

事故が、此処だけで済んでいればいいのだが、気になったので、主基板上のシールド板を外してみたら、やはり、中にも異常個所があった。[CP54]の焼損!(左写真<クリック>)
(因みに、CPのPは“極性アリ”で、「電解コンデンサ」という意味かな?)

“発火・発煙事故だ!”って、大騒ぎにならなくてよかったね!と言いたくなるような状態で、おそらく、焦げ臭い匂いがして、パチン!と大きな破裂音がしたことだろうと思うが。(苦笑)

修理箇所
さて、これらのパーツを補充するか?と考えたが、殆ど必要は無かろう。

ヒューズ」は、代用として多芯ビニール線の細線1本だけを使って誤魔化すことにした。(左写真)
勿論、こんなモノだと、「ヒューズ」の役割をしないのは覚悟の上だが、考えてみると、今回の事故の際、「コンデンサ」が焼け焦げるまでの間、手遅れになる前に、なぜ「ヒューズ」が役割を果たせなかったのだろう?と疑問を覚えた程で、そんなヒューズなら、もう要らない。

コンデンサ」の補充だが、この辺りのコンデンサは、“電源ノイズ除去用”だろうし、恐らく、無くても動作はするだろうと読んだ。
そこで、2個とも焼損部を取り除いて掃除をした後、何も付け足さないままにした。(左写真)
多分、これでも動作するだろう!
もし、誤動作するようなら、適当な「コンデンサ」を付ければいいや!と余裕しゃくしゃくで。(笑)
(実は、電源系に、こうしたコンデンサを入れるのは標準的な手順で、設計者も細かく実験的に検証したわけではないと思う。まぁ、入れておけば安心だが)

仮動作試験
今回の修理は、正攻法ではないので、やはり、仮取り付けの状態ででも動作確認をしておきたいと思い、その準備をした。

そのままパソコンのUSBから電源を取るのは危険なので、別の外部電源から5Vを供給。
それには、もし過大電流が流れても、電圧が下がってどちらの機器も保護する、という安全保障機能がある。
電源SW」を“長押し”すると、電源が入り、表示が出た!(左写真<クリック>)
...動作もOK!やったね!

一応、これで修理は成功だが、こちらの「表示パネル」には、“表示欠陥”が無い。
なので、もう一箇の方(A)を、綺麗に仕上げるため、その「表示部」と取り替えた。
結果、こちら側(B)は、「表示部」に“輝線欠陥”も増えたが、まぁ、いいだろう♪

WinCEで起動
このナビ機(DTN-X600)、「ナビSD」が入ってなければただの箱?...でもなさそうで、WinCEで起動出来るらしい。
ま、WinCEが走っても、外界とのやり取りが出来ないので、大して使えそうに無いと思うが、兎に角、やれる事はやっておこう!と試みた。

当初、要領が分からなくて、大分遠回りしたが、何とか出来るようになった。
後で整理したら、次のようなステップでやれば簡単だったのだが。
 1.「ActiveSync」と、「NET Framework 1.1」というソフトをMSから頂いて来る
 2.これらを、ホストPCに組み込む
 3.次に、「MobileRegistryEditor」というフリー・ソフトを入手する (zipで、約76KB)
   (余分な登録や、余計なソフト無しに入手出来るルートが2系統ほどあった)
 4.ナビ機を、USB接続経由でホストPCに接続する (「ActiveSync」を使って、ナビ機の中身を確認しておくとよい)
 5.ホストPC上で「MobileRegistryEditor」を使って、ナビ機側のレジストリの中身を改変する
   (「HKEY_LOCAL_MACHINE\init」のLaunch50をtcShell.exeからexplorer.exeに変更するという。情報、感謝!<(_"_)>))
 6.ナビ機の電源を切って入れ直すと、WinCE(の「標準画面」)が出て来る
 7.tcShellは、一旦、呼び込むと、WinCEには戻って来れない (電源OFFでのみ解除)

GPSの動作
パーソナル・ナビ機とは言うものの、「ナビSD」が無いので、音楽SDを入れてそれを聴くか、WinCEのゲームをやるぐらいしか遊び方は無さそうだなぁ...と思いながら、内蔵ソフトをあれこれ(矢鱈に)起動してみていた。(左写真<クリック>)

と、突然「u-CenterMobile」が、GPS信号を受け始めた!(左写真)
そのキッカケははっきりしないのだが、先に「GPSPOWER」で[power on]にしていたのが良かったのかな?
接続出来ると、「接続アイコン」がピカピカ♪
接続出来た状態では、Port:COM4,Baudrate:9,600,Autobauding:ON だった。

窓際に持って行くと、衛星信号をきちんと拾い始めて、タイミングが良ければ、最大11個受かる時がある!(昔は、こんなに沢山受信出来なかったように思ったが)

Deviation Map
これは、本来地図と組み合わせないと面白味は少ないが、「u-CenterMobile」の中に「Deviation Map」というのがあって、“移動した軌跡”が残るので、ちょっとやってみた!

これを持ってご近所を廻ってみたら、大体の形はあっているが、実距離的には、各戸の庭の中を歩かせて貰っているような感じ。(左写真 笑)
これ、放っておいたら、次第に足跡が消えて行った。。。あーぁ!(左写真<クリック>)
(ま、記録を残したければ、どうにでも出来るだろうけど、今はいらない)

NAV Smmary」にしておくと、歩く速度まで出してくれる。
(外出時に、一度試してみるかな?)

尚、此処までの動作は、2個共同じで、どちらも正常動作品になった!(と思う) 修理万歳♪
バッテリは、満充電(3目盛)から、時々使ってみて、ほぼ1日で1目盛近くにまで落ちていた。宿泊旅行なら、5V充電器は必須だろうな。
(後で、メーカの仕様を見たら、約3時間使用出来るそうだが、うーむ、これは“連続使用時”なのかな?)

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