[120316]

ASUS Notebook D400Sジャンクを、買って、廃棄しました  *廃棄_2012.03.20_

ホント“ガラクタ物好き”なのですが、特価\780の張り札を見て、即決で購入しました。
ASUS Notebook D400Sジャンク。(左写真クリック \780税込み_

外観はそれ程酷くはないし、CDD/DVDDスロット部は空きでしたが、中を覗くと標準品がそのまま差さりそうなコネクタだったので、まぁ、この値段なら動作・不動作は構わず!かと。
別にもう1台ジャンク・ノートや単行本を買っていたので、手荷物総重量は6Kg!持ち帰る際、結構な重さを感じましたが、これも細腕健康維持のためだと、頑張りました。(笑)

で、このジャンクは動作するものの、放熱系が不整で、電源が落ち捲くり。(左写真)
最後は、冷却ファンも壊れたのか、廻らなくなって、一巻の終わり!...もう、廃棄します。
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CPU放熱器か?
このPentium4は噂通り、性能は大した事は無さそうなのに、問題が多いCPUらしい。
このジャンク・マシン、電源は入るけど、暫くすると落ちてしまう癖がありました。
どうやら、発熱の影響かな?と思われる風情です。

十分に冷やしておいてから立ち上げると、運が良ければ、長い時間動作します。
でも、毎回、不意に落ちては再立ち上げしていると、HDDの方にも良くないでしょうから、何とか直したいと思いました。

そこで、手始めにCPU放熱器ペーストを疑って、それを数度塗り直してみました。(左写真&クリック)
が、電源が落ちるのは、やはり防げず!orz

ACアダプタか?
次に疑ったのは、ACアダプタの電流容量。

当初、19V,3A位のものを使っていたのですが、足りないのかと思って、20V,5Aのものに代えました。(左写真&クリック)

気持ちだけ?長く動作していましたが、やがて_最後に!_また落ちてしまう!...アカン!
どうも、ACアダプタの問題でもなさそうですね。

でも、それでWin2000を組み込んで、幾つかのアプリを走らせる間は保って/持っていました。
以下↓は、その話。

発・放熱サイクル
mobmeterを走らせて、CPUの動作や発熱・放熱の様子をみると、CPU温度は大きく振れていました。(左写真&クリック)
_こんなのアリ?...通常なら、もっと振れ幅は小さいと思うのですが、まぁ、以前、冷却制御系不良化していたこんな例も、ありましたけど_

上昇温度が、60℃を超えると、ファンがフル回転します。それで、一気に45℃辺りにまで下げて、ファンは停まる。
丸で、単純なOn/Off制御で、しかも応答もかなり鈍いようなので、CPUに急に重い負荷が掛かると、即座に対応が出来ないような感じ。どうやら、それで電源が落ちてしまうようです。

あれこれしている内に、段々冷却ファンの動きが鈍くなり、遂には廻らなくなってしまいました。もう、これはダメですね。お払い箱行き!?

端子類
折角、Win2000でちゃんと動作するようになったのに、こんな事で諦めるのは悔しい...
しかし、他にそれ程の魅力が無ければ、邪魔だから直ぐにでも廃棄処分にしたい!

就いては、もっとハードウェア的な魅力は無いか?と探してみましたが、周辺はありきたりの備品(?)ばかりです。(左写真)
左側面には、元々“空きCDD/DVDDのスロット”があったのですが、今は代用品を押し込んでいます。(左写真クリック)
内部の無線LANには、アンテナ線が入っていますが、コネクタ類が付いている気配が無い。

少しだけ使ってみて、左側にUSB端子やFDスロットがあるのは、私にとって好都合だと判明!でもねぇ...ちゃんと動作していての話だからなぁ。
他方、CPU冷却ファンがガーガー廻っている時は、よく冷えるし、電源断も無さそうなのですが、このファン相当喧しい。これは迷惑!
...ところが、そのファンを定常的に廻そうとパラ抵抗を入れたりして改造している内に、廻らなくなってしまいました。トホホ!
_端子間に導通はあるので、内部断線ではないらしいが、例えファンを替えたとしても、制御がちゃんと出来ていないから、無駄_

動作確認と始末
取り敢えず、マシンが動作している間に採ったのが、HDBENCHデータ。(左表)
ま、並みの性能ですね。いや、むしろ低位クラスの方かな?

いやぁ、このマシン、“冷却ファンの不調問題”だけのように見えたのですが、考えてみると、“CPUの質の問題_≒大電力消費、強発熱_”に帰着するようですね。_やっぱ、Pen4だ_

あまり“代わり映え”のしないマシンに仕上げるために、わざわざ熱負担の大きいPentium4を使わざるを得なかったのは、_アセンブリ・メーカの_製品化時期が悪かった!お気の毒様!としか言い様がないか...結果、ジャンク価格\780にしかならなかったわけですから。

いざ捨てるとなったら、少し惜しい気もしましたが、決断して廃品回収屋に出しました。

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