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[150518]

PC-GL70ZVジャンクを、買ってみた

このLaVie PC-GL70ZV6DCジャンク・ノートは、少し前に買ってあったのだが、ドライバが揃えられなかったので、暫く記事に出来なかったもの。_土日特価\2,160税込み_

筐体全体は割合綺麗だったし、デザインが他のノートPCと一味違っていたので、面白く感じて買って来たのだが、CPUがAMD製のためか、はたまたLaVieだからか?ドライバ類が揃えられず、現状では生煮え状態。

ファンも廻りっ放しで熱風が出て来ているので、クロック・ダウンでもしないと!_もしかして、熱暴走寸前ではないのかな?_
画面も、1,280x800になるはずなのだが、1,024x768のままだし、内蔵されていた無線LANも上手く動かせず。
仮に小型USBタイプの無線LANを付けてネット接続をしているが、何だか勿体無い感じ。
外見_図1、図2<クリック>_は良いのだが、活用や長期保存性については、微妙!
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内蔵品
これを例によって、消毒用洗剤_キレイキレイ_で洗って乾かした。
外装は傷も無く大変綺麗...だが、プラスチック面なので、まぁそれなりだが。(苦笑)

裏蓋を開けて見たら(図3)、残存品はCPUと、無線LANカード_ALPJ6-1_のみだった。(図4クリック)

冷却ファンには、例の如く埃が溜まっていたので、外して掃除!
...でも、フィルタ部の分離が難しそうだったので、そのまま掃除をしたのだが。 ..._隔靴掻痒感が拭えず、やはり分解掃除をやるべきだったかな?_

メモリが無かったので、後で1GB 2枚を差して、2GBで試行してみることにした。

Linux不動、御札?
取り敢えず、Linuxで起動させてやろうと、Puppy Linux、Ubuntu、Knoppixを次々試したが、どれも起動出来ず、途中で停止してしまう???(図5)
何かヤーな感じ...

メモリ不適合の所為(せい)かな?と思いながら裏蓋の「御札」を見直したら、“取り替えは、30分待て!”だそうな?へぇっ?(図6クリック)
この意味が良く分からない。静電気対策が目的ならもう少し違う説明になるだろうし、高温部での“やけど防止”が主旨ならそう書くべきだと思うがなぁ。
(近頃の世の中は、「手段」を間違えて「目的」にしてしまう話_憲法9条など_が多いが、これもその口かな)

メモリを入れ替えたりしてみたが、その所為でもなさそう。
当初は、ドライバの充当が簡単だろうと思いLinuxで起動させようと、かなり粘ったのだが、結局ダメだった!
諦めて、80GB-SATAを載せ、WinVistaを組み込むことに。
だが、ドライバ類の不足が、最後まで足枷になった。

無線LANの代用品
WinVistaは問題無く組み込めたのだが、どうも表示が物足りない。
このマシンは確か、1,280x800のはずだが、1,024x768のままだ。
これは、適正なVideoドライバを充当していないからだろう。
(仕様のセレクションメニューをみても、液晶パネルは一種だけで、他に選択肢は無さそう)

別マシンでダウンロードしたドライバをUSBメモリを介して充ててみた。
だが、どれもこれもダメで、結局1,024x768にしかならない。

おまけに、無線LANのドライバの方も、適合種が良く分からず。

代わりに平生よく使っている無線LANカード_WLI-PCM-L11GP_を使おうとしたら...ん?奥まで刺さらないぞ?...こりゃダメだ!(図8クリック)
で、その代わりの代わりとして、GW-USLightを使った。(図7)

これで、ネット経由でAMD社から直接適正なディスプレイ・ドライバを入手しようとしたのだ...が。
AMD社の「13-12_winvista_32_dd_ccc_whql.exe」や「Catalyst」などのいずれでも、1,024x768画面にしかならず。orz

動作
_力不足で、_力尽きて、止む無く現状のままで、HDBENCHを走らせてみた。(図9)
ALL値は、58Kでかなり強力_!_だった。これなら、普通に使えそう。(笑)

WinVista鈍速さを補う為に、「高速化」を施しておいた。

ドライバ類は、_サウンド更新分を除いて、_殆ど提供されていず、探すのも上手く行かないので、LANドライバも不足のままだ。(図10クリック)
_他のドライバも、元が良く分からず、興味も湧かない_

_...どうも、LaVie系ジャンクは、ドライバの入手が難しいから、苦手だ!_


余談−サウンド不具合、蓋の嵌め具合
サウンド・ドライバだけは、NECのサポートサイトで提供されていたので、使わせて貰った。
ところが、ソフト的には何処も可笑しくはなさそうなのに、音が出ない!? それも、スピーカだけで、イヤフォンの方はちゃんと聞こえるのだ。なんで?

意を決して、筐体を分解してみた。
チョッと見には、何処も不具合は無さそうだが...もしかしたら、コネクタの接触不良かな?(図11)
数度、差し直してから試したら、ちゃんと出るようになった♪...やっぱりなぁ!

差し直しで気がついたのだが、この筐体の裏蓋もビス一本で留められるようになっている。(図12クリック)
嵌め込みも、ピッチリだ!
こんなのを見ると、_素人目だが_昨今のプラスチック成型の精度の高さ、技術の凄さに感服する。
最初に金型を作ってから、それに材料を流し込んで量産するわけだが、材料の種類に適した注入口の設け方や、成型時の温度管理など大変難しいと聞いた事がある。
我々使う側からすれば、こんな板一枚など殆ど意識しないか、あるいは“こいつは、嵌め難いなぁ!”くらいにしか思わないのだが。(苦笑)

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