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[2018年01月07日]
BuildFuture L80 バッテリを、改造 

+++デジタル電圧計の仮付け+++
先般、BuildFuture L80を、その不良化バッテリのセルを入れ替えることによって、「ACアダプタ」を外した状態で持ち運べるようにした。
しかし、“バッテリ残量表示”機能が不調/壊れていて、表示が0%のままなので、「ACアダプタ」で長時間使う場合、“過充電”が心配。

始めは、他機種の「バッテリ・パック」から「制御回路部」だけを取り出して、それと置き換えられないか?と考えたが、調べて行く間に、当面は無理だ!と思うようになった。(もっと知識を増やさねば!)

止む無く、「バッテリ」の両端からリード線を引き出して、其処に「デジタル電圧計」を仮付けして“全セルの電圧”を読んで、“過充電”の看視が出来るようにしてみた。
この「デジタル電圧計」は、「小コネクタ」を使って、必要な時だけ抜き差し出来るようにした。(図1)

「ACアダプタ」を長時間繋ぎっ放しにしておくと、やはり「バッテリ・パック」は“過充電12.6V超)”になりそうな気配だ。
なので、これを時々看視していて、電圧値が12.0Vを超えていれば、12.6Vを超えない範囲内で、「ACアダプタ」は抜いて充電を止めた方が良さそうだ。
「ACアダプタ」を抜いたり差したりするのは、ちょっと面倒なんだが、もっと良い案が出るまで、暫く、この看視方式でやってみよう。

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+++制御基板を探る+++
不良化バッテリ”は、セル群を全部入れ替えたら、充放電機能は回復したが、「制御回路」の方は、回復せず、いくら長時間充電しても“バッテリ残量”が0%のままだ。
もしかして、多種のバッテリ・パックの「制御回路基板」と入れ替えたらどうか?と思って、3個ほどジャンク・バッテリを買って来た。(3個¥900税込み)

面白いことに、殻/外ケースの大きなものでも、中には18650セルが3本しか入っていなくて、隙間にダミーの筒が納まっていたり、また、電極部がやたら長めに突き出していたりして変に容積を増やしているものもあった。(図2)

困ったことに、「バッテリ端子部」は、ピッチが2種あり、しかも、「形状」もそれぞれ独自性が発揮されて(?)いて、一つとして「本体接続部」に合うものが無い。
まぁ、それは各社の「ACアダプタ」などの独自性・相違を考えれば、当然過ぎることだろうから、これらは、このままでは流用しないつもり。


+++P+ D C T P- 印?+++
このBuildFuture L80を含め、最近のバッテリの「制御回路」は、「本体」と“I2C/SMBus”などのシリアル信号で、“情報”をやり取りしているらしい。
その情報の内容やプロトコルなどは、多分、BIOS側やOS側で決めているのだろうが、何らかの共通性はあるはず。
端子信号線”だけを合わせれば、何とか異機種の「制御回路基板」でも使えるのではないか?と(虫のいいことを)考えていた。

不良化バッテリ”の端子のシルク印刷を見ると、[P+ D C T P- P- P-]とあった。(図3左上)
他の「制御回路基板」の内、それが読み取れるものが、1枚だけあった。(図3右下)
しかし、これは4セル用だし、基板の長さも長過ぎるので、残念だが使えない!

その他の2枚は、そうした印刷が無い上に、配線の読み出しを難しくするような塗装やシリコン・ゴム皮膜が施されていて読めず...知りたいという熱意が冷まされてしまった。
「制御回路基板」の流用・置き換えは、相当難しそうなので、一旦諦めよう!


+++素人的便法+++
制御回路基板」の置き換え作戦は、無残に失敗しちまった!

そこで、基本に立ち返って、“正しい残量表示”は出来ないとしても、“過充電”を避けるには、バッテリ群の“端子電圧を直接看視する”だけでもいいのではないかと考えた。
これで、およその充電量・残量が推定出来るはず。

簡単には、バッテリ・セル群の両端から「リード線」を引き出しておいて、テスターなどで毎回調べてやればよかろう。
3セル・パックの極限最大電圧は12.6V(=4.2Vx3)だし、最低電圧はおよそ9.0V(=3.0Vx3)だろうと見て、その間で充・放電をさせていれば良し!としよう。

毎回テスタを使うのは不便だから、「デジタル電圧計」(2線式|3線式)を抜き差し出来るように「小コネクタ付きリード線」を付けておいた。(図4)
その「」の引き出しは、「バッテリ・パック」の殻/カバーの中央に出ている、これ独特の“へそ”から。
ここだと、実は“前面からは、表示が見難い”という欠点があるのだが、“邪魔にならない”という利点もある。
「デジタル電圧計」を本体横にまで引っ張れるように、長い「中継用リード線」も作った。(でも、何かヘン。苦笑)


+++実使用+++
“表示”が「本体・表示部」の“後下”に有るというのは、やはり、“常時看視”には向いていないのか?
一々本体の後ろ側を覗き込まねばならないから、結構面倒!(苦笑)
でも、これに長めの「中継リード線」を付けておけば、(ちょっと目障りだが、)“常時看視”は易しくなる。

いずれにせよ「ACアダプタ」を差したままでは、「バッテリ・パック」は“過充電”になることが分かったので、この“電圧表示”は必須だ!

通常、机上で使う場合、「ACアダプタ」も「バッテリ・パック」も、どちらも差したままで使いたいので、もっと良い方法は無いか?を、更に探って行きたい。


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