[090721]

Se330ジャンクを、入手しました

“釣れズレなるままに”、(MS IME2000の変換のまま) もとぃ!
“徒然なるままに”ネット・オークションを眺めていたら、異なマシンを見掛けて、(ちょっと高目だが)ポチってみた。(総費用\1,498)
落札した後で、社名と外観写真から素性を調べたら、HITACHI製ThinClient機 FLORA Se330該社資料)と判明。
WindowsXP enbedded”が載っているかも!?と思っていたら、そこはやはりジャンク品。 重要部品は全て抜かれていて、残っていたのはケースとマザボだけ。(うーむ、やっぱ割高だった!)

あれこれ手当てをして、通常のスリム・デスクトップとして動作するようになりました。(けど、当初のゼロとは違って、残念ながら2スピンドル?になっちゃいました)
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前後面の端子類
前面は、(少しメタリック感のある)明るい目のエンジ色パネルがアクセントになっています。(左写真)
明らかに事務・業務用と判る「カード差込口」があります。(が、このジャンクでは、ここは全く空白)
マイク、イヤホン端子は、通常のAV用とは違って、多分通信用なのかな?

後面は、一般的なマザーボードのそれとほぼ同じ。違っていたのは、DC入力端子の存在。(左写真<クリック>)
電源は19V、消費電力は最大37Wだそうですから、2A位のACアダプタで充分賄えそうです。(ただ、プラグ径が標準品よりやや小さく/狭くて、抜き差しに難あり)

内部構造
このジャンクの後部のビス類は、当初全部抜かれていたので、上蓋は直ぐに外せました。
(これ、ジャンクの都合良さ?本来は、後部を2本のビスで留める構造。尚、コネクタ類のナット群は、後で追加)

内部を見て、一寸怯んだのは、、専用のヒートシンク/クーラの固定金具が外されていて、クーラを留める手段が無かったこと。
(何もこんなものまで外さなくても!とは思ったのですが、ジャンクですから、文句は言えませぬ。orz)

それに、動かしてみるのに最低限必要なメモリ、DDR2-533の手持ちが全くありません。

追加購入パーツ
止む無く、(連休を良い事に)日本橋までノコノコ出掛けて、メモリDDR2 PC2-4200 256MBx2(\600税込)、512MBx2(\600税込)とクーラ付きAGPボード・ジャンクx2+x2(\600税込+\200税込)を買って来ました。
(後で見付けた方が安値だったので、思わず、余分に買っちゃった。(^^;?)

CPU (VIA C7)
WEB上で見掛けた記事によると、“CPUクーラを外しても動作させられる実演”をしていたらしいので、試しにCPUを裸のまま、電源を入れてみました。
ウ"ァッ、チッチ!”(チップを指で触ってみた時の感想)

CPUクーラ無しでは、当然直ぐに暴走でしょうね。
そこで、AGPボードの2枚から小型ヒートシンクを略奪し、孔開け加工をした後、取り付けて効果をみました。(左写真<クリック>)
CN700チップの方は、“孔の向き”が合うものを買って来たので、そのまま取り付け出来ました。

CPUクーラ(1スピンドル?)
(薄小型の)ヒートシンクを付けて動作させてみましたが、暫くすると動作が可笑しくなります。
こんな厚みだし、フィンも短いので、殆ど放熱能力は無いでしょう。(期待する方が、浅墓!)

幸い、最近はマザボ関係のパーツ類、少し貯まり始めているので、その中から合いそうなファンを選んで乗せて見ました。
(左写真<クリック>。実は、キッチリ嵌らないので、横をセロテープ留め)
不幸な事に、(ゼロ・スピンドル・マシンゆえ、当然ながら)ファンに必要な12V電源などは無い!仕方無く、電源19Vから100〜120Ωの抵抗で電圧を落として、供給しました。
(尚、詳細は不明ですが、主電源は16V位でも動作させられそう。しかし、うっかりそのまま16Vに変えたらファンが停まってしまい、熱暴走!)

DIP-SW
こうしたビジネス用マシンの内部構成の説明書などは、望んでもそう簡単には手に入らないのが常。それに、ジャンク品は“触って確かめる”方針/癖なので、CFG-SW群などは、適当に切り替えて様子を見ました。(左写真)

CFG-SW1(左写真右上)を両方ON、CFG-SW2(左写真左下)をONにすると、一番問題が少なく?て、Win98,Win2000を組み込んで走らせる事が出来ました。(これ以外は、殆ど試さず)

主ドライブとして、PC110の実験で使っていた16GB-CFWin98入り)を、そのまま使おうとしたら、やはりSafe modeでしか動作させられず。

改めて、Win2000を組み込もうとして、後ろ半分が未使用になっていた事に気付かされました。
さらに、Win2000では、普通“「リムーバブル・ドライブ」は分割出来ない!”と、あっさり弾かれるのですが、ここでは「固定ドライブ扱い」らしく“OK”で、以降も2分割は特に問題無し。(左上写真<クリック>)
ただし、他のマシンでUSB経由で見るとCドライブだけしか見えない!と云う落とし穴もある。

CFからHDDへ(2スピンドル?)
Win98,Win2000の組み込み中、何だか矢鱈に動作がギクシャクします。多分、CFとのデータのやり取りに、時間が掛かっているせいでしょう。
実際の“WinXP enbedded”使用では、処理の全部?/大半?をメモリ上でやるらしいので、そんなに“遅速ではない”のでしょうが、OSにインストールなどは、殆どがCFとのデータのやり取りだから、逃げ様が無い。

それに、(OS上で、)アプリのアイコンをクリックしても、直ぐに応答が無いのも辛い!(まるで、クロック66〜133MHz台のWin2000ムリムリ・マシンを触っているような感じ)
(ところが、HDBENCHのALL値14Kは、後で調べたHDDの場合とあまり違わないから、妙なんですねぇ)

これでは、動いたとしてもあまり愉しくない。そこで、CFはやめて、2.5"HDD(取り敢えず、20GB)に替える事にしました。(有り難い事に)ケーブル&コネクタは、簡単にHDDに差し換えられる構造。(左上写真)
ただ、HDDの置き場所は、自ずとPCIコネクタ上に乗っけるだけ形に。(固定は、いい加減)
やはり、HDDにすると、処理はサクサク進みます。
CFに入れてあったドライバ類の転送は、USBを使って、至極簡単に済みました。(^^;(左上写真<クリック>)

ドライバ類
このマシンのドライバ類ですが、VIA社からドライバ類(サポート・サイト)が提供されています。因みに、Video用は、
 「VT3314_WinXP_22-00-02v_Embedded_wIShld.zip
を展開して使用。

しかし、LANドライバは、ここには無かったので、(左写真のチップ名から推測して)Realtek社から「RTL8110用」(該社サイト)をDownLoadさせて貰って充てました。

Audioは今は不要だし、USBも1.10だけで当面間に合いそう。
でも、Audioドライバは、まだ適正なのが見付かっていませんAC'97用にドライバが適正でした。

結果
HDBENCHで見た様子は左写真の如くで、ALL値“13.5K”は、(HDDの速度性能の低さを考えて、多少割増するにしても)クロック1GHzの性能にしてはやや見劣りがします。
(尚、CFでのALL値は、左写真<クリック>)

しかし、元々はゼロ・スピンドルのThinClient、言わば“端末機”なので、その用途なりに走らせれば、必要充分な性能なのだろうと思います。
汎用的に使おうとするから、“贅沢要求”が出て来るのでしょう。
或いは、他にもっと上手い性能の引き出し方があるかも。


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