[020113]

Aquanta LNを、開けてみました.

我が苑のAquanta LNの3重苦、"サウンド鳴らず"、"マウスが使えず"、"FDDコントローラ異常"の解決の糸口は無いものかと、中を開けて見る事にしました。

結果、特に糸口になるような箇所なんぞは見当たり(?見抜け)ませんでした。けど、理由は不明ですが、サウンドが鳴り始めましたよ。(開けたのが、効いたの?)
それと、ひとつ学んだ事があります。それは、"開ける場合は、先ずキーボード部分だけ、単独で開けられないかを、徹底的に調べよ!"でした。
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実は...
裏面にビスが沢山あったので、てっきり2枚に下ろす(筐体を上下半分ずつに裂く)ものだとばかり、思い込んでいたのです。
その昔、ある機種を力任せに上下に裂いたら、ボス(ビス止め用の柱)が根っこで千切れてた!なんてぇ事もありましたので、今回は、それには注意しながらの作業です。しかし、アチコチ隙間に爪を立ててみましたが、中々外せません。

経験を活かせ.
先日、TP310を開いた時には、液晶パネルの下のカバーがキーボードの押さえになっていました。
そして、キーボードだけ外せば、中が丸見え状態でしたから、この機種もその可能性はありそうだ、と読みました。

そこで、"押さえ"らしい辺りをほじくってみました。たら、簡単に取れましたね。これを外すだけなら、ビス1本外す必要はありません。(でも、実際には、そこらじゅうのビスを、全部外した後でしたけど。)

キーボードを外すには.
流石に、キーボードの方は、沢山のビス(計9本)を外さないと駄目デシタ。
その内、2本+1本は、場所が分かり難くかった!(1本の方は、キーボード押さえを外して覗き込むと、何処のビスなのか直ぐに分かったのですが。)
下の2本は、ドッキング用コネクタの止めビスと兼用になっていました。(これは、探し回ってやっと見付けた!)
開けてみると、やはり"キーボードを開けるのが、正解"だったようです。

ビスの数には訳がある.
普通、キーボードはこんなに沢山のビスで止める事は無いだろうと思います。が、この機種には、それなりの理由があったようです。 (AL-N1なんか、ビス1本ですし、TP310ではビスなしですよ。)
キーボードの裏板にも、放熱を受け持たせているのですが、これをシッカリ押さえ付けておく必要があるので、ビスの数を増やしたのでしょう。
右最上部の写真中の白ベタの部分で、CPU用放熱回路(下方へ細いパイプが伸びている)と接触していました。

成果は?
残念ながら、開けて直ったのは、サウンドだけ。まだ、マウスは相変わらずで、動かすと"ビリビリ"鳴きます。

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