[111008]

FMV NF40Uジャンクの不具合を、補修しました

以前買ったFMV NF40U、時々WinVistaのご機嫌伺い(?)を兼ねて走らせて見ているのですが、このOS、思っていたほど重くはないですね。(いやぁ、そうでもないかな?)
ま、ネット散策くらいなら、これでも十分だし、画面が華やかな分、結構楽しめそうです♪

ただ、このジャンクには、3つほど欠陥=キートップ1個欠け、HDD隠し蓋欠け、DVDD不動があって、“処置無し!”で床に放り出してあったのですが、今回“やる気”を出して“隠し蓋作成”と“DVDD部修理”を試みました。

隠し蓋は、プラ板を加工して格好だけの蓋を作りました。DVDD不動は、一旦は諦めていたのですが、電源部らしいと見極められたので、思い切った処置をして修理成功!(左上写真&<クリック>)
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隠し蓋作成
これには、HDD隠し蓋がありませんでした。多分、ここにライセンス・シールが貼ってあるはずなので、ジャンクにする際、一緒に外してしまったのでしょう。

HDDは、そんなに強いショックを与えない限り、筐体を下に向けても、“挿し込んだピン列”と“横の楔”と“貼り付けたセロテープ”とで、そう簡単には落ちないようです。(左写真)

しかし、見栄えは良くない!ので、1mm厚の塩ビ板を加工して、隠し蓋を作りました。(左上写真<クリック>)

塩ビ板は加熱すると容易に曲げられるので、軽く考えていたのですが、やはりちゃんとしたクランパを使い、作業を丁寧にやらないと、綺麗な加工は難しいですね。(1回目は失敗!2回目で何とか。。。)
サイズをピッチリ作ったので、一応全体はきちんと納まっていますが、“片側ビス留め”だけなので、何時外れても可笑しくありませぬ。(非自信作デス)

不動DVDDの回路チェック
始めはDVDDの不動原因が分からず、端子の半田付け不良を疑って、高温ブロワで半田を熔かしてみたりしました。(左写真<クリック>) ・・・ 全然、変化無し!

あれこれ考えた上、もしかしたら電源系か?と、ヒューズなどを探し回りましたが、そんなの無い!

DVDDコネクタ近くにあったIC A1816の仕様をネットで調べたら、Pch MOSFET SW [alldatasheet.com資料]だそうで、これ将に、DVDD電源のON/OFF制御用でした!

そこで、(強引に!)裸基板のまま、電源を繋いでSWを入れながら、各端子の電圧がどうなるかを見ました。(左上写真)
大元の電源20Vを入れると、S(ソース)とG(ゲート)は+5Vになりますが、G(ゲート)もD(ドレイン)も、全然変化しませんねぇ。(左下写真<クリック>)

強烈な処置
G信号が変化しないので、当然、D側=DVDDの方の電圧も変化しないわけです。

このG部を強制的に0Vにすれば、D側から+5Vが出るはずですが、G側に繋がる回路を壊す恐れがあるので、それは避けて、S-D間をショートして様子を見る事に決定!(左写真)

(勿論、Gピンを浮かせて、そのピンだけを0Vに接続する方法も考えたけど、今回は作業の楽な方を選びました)

で、裸基板のままでDVDDを差し、電源を入れて様子をみたら、反応がありました!ヤッター!
...後は、壊れない事を祈るだけです。(笑)

結果
(ビスが余らないように、)慎重に再組み立てをしてから、電源を投入しBIOS設定に入ったら、見事に、ドライブ1にDVDD名が現れました!(左写真)

今まではずーっと、ここには「なし」の文字しか出なかったので、出て来た時は嬉しかった!

さて、今回の補修で、DVDDの電源系は“繋ぎっぱなし”になるはずですが、実際の動作は、どうなのでしょう?
(あの電源系制御は、多分、スタンバイ時やバッテリ駆動時に行われるのでしょうけど、直結だと、やはり不安!)

動作確認
電源制御部をショートで誤魔化したので、もしかしたら、DVDDが常時動作しているのではないか、と心配だったのですが、杞憂でした。(左写真)

DVDDは必要時にしか動作しませんし、試しにPuppy Linuxで起動した時の動作も平常通りでした。(左写真<クリック>)

更に、DVDディスクを焼いてみたかったけど、WinVistaでは、まだ色々な事が出来ないので、それはお預け!

ところで、内蔵されている無線LAN-Intel 3945ABGが、まだ未接続 ・・・ おや、左前面下にヘンなSWがありますよ。これかな?これでした!(このSWは、なかなか気が付き難い!)

他方、指紋センサを“画面スクロール用”として使うドライバが無いので、スクロール出来ず、“無い欲しい(無いと余計に欲しいの意)”で、やはり便利さに慣れてしまうのは、良くないですね。
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余録−分解と組立
このマシンの分解は、あまり難しくなく、手始めにキーボード奥の「細い桟」を外してから、順に奥へ下へ下へと外して行けきました。
上部は、全14本のビスを外せば、キーボード、ディスプレイまで外せます。

更に、裏側を外したのですが、ビスにタッピング型を使ってあるのが、ちょっと気になりました。(左写真<クリック>)

これは、ローコスト化の一方策でしょう、一度締めてしまえば問題は無いのですが、何度か開け閉めすると、土台のプラスチックが段々緩くなって来そうなので、“ハードな修理屋向き”ではない?

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