[110413]

PCG-SR1C/BPの冷却部を、調べてみました

安定化したはずだったVAIO PCG-SR1Cジャンクですが、テスト中にまた電源が落ちてしまいました。
直ぐには正常化しなかったので、暫く、ドライヤで冷却しながら回復させましたが。(何かヘン!)(左写真)

MobmeterでCPUの温度変化を見ていたら、上下に酷く暴れるので、これは可笑しい/異常ではないかと思い始め、CPU冷却部を調べてみました。(左写真<クリック>)

温度変化と冷却用ファンの廻り具合をみると、どうも、温度制御系全体が適切に働いていないようです。
特に、ファンの廻り方が遅い、弱い、ムラがあって“制御不調”なのが、“電源落ち”の原因ではないかと。
...でも、ファンを、弄っている内に壊してしまって、遂に一巻の終り!orz
(尚、温度変化に関する関連記事は、これ!
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温度変化
CPUと冷却部との間に、1mm厚程の「伝熱スペーサ」が挟まっていたのですが、一度これを外して、「ペースト塗布のみ」でやってみたけど、「スペーサ有り」、「無し」どちらも、は無し。

CPUに断続負荷を掛けるために、Webの自動・連続読み出しに便利だったので、BBenchを使いました。(左写真<クリック>)

結果は、惨め!...CPU温度は、40℃から80℃の間で暴れ捲(ま)くっていました。(左写真)

通常の『温度制御』なら、温度が上がり始めると冷却ファンが廻り出し、高温になるほどその回転数は高くなり、その結果、温度変化は抑えられ、変化してもかなり滑らかなはずですよね。
ところが、これの冷却ファンは、3段階位の回転数で廻るけど、2端子型なので精密には制御されていないらしく、温度が急激に変化している範囲では、殆ど“制御ナシ”、丸で「幅広なオン・オフ制御」の感じ。

冷却ユニット
温度暴れ”は、制御系が精密に働いていない証拠なのですが、原因は何処?
で、冷却ユニットを見直してみましたが、「CPU押え」の熱容量の小ささ以外、特に問題になりそうな所は見当たりません。(左写真&<クリック>)

ただ、「CPU押え」や「伝熱パイプ」がステンレス製(メッキかな?)なのが、気になります。
昨今の機種ではを使っているようですが、この機種は設計が旧いからでしょうか?
勿論、これでちゃんと冷えてくれれば、文句は無いのですが、現状では、何処か心許無い!

内部ファン
内部冷却ファンは、9枚羽根(実は、1枚欠け)で、「下面吸い込み横吹き出し型」のようです。(左写真&<クリック>)

でも、このファンの風量はあまり多く無いようです。
勢い良く廻っている時でさえ、吹き出し口に手をかざしても、あまり熱風を感じないのです。

放熱フィンがそれ程熱くなっていないのか、或いは風量が不十分なのかは、或いは両方でしょうか?
兎に角、冷却不十分の感じが強い。

外部ファンでは?
試しに、外部ファン(ドライヤ)で強制的・連続的に冷やしてみました。(左図<クリック> 内部ファンの送風方向とは逆向きですが、風量が多いから構わんでしょう...しかし、物凄い騒音♪)

この結果からも、困った事が分かりました。
CPUが仕事を始めると、急激にCPU温度が上昇しています。
ところが、冷却の方は、ある温度(約60℃?)位までは放っておくって感じです。
結局、冷却が“手遅れ”になってしまっていて、それでCPU温度がこのように“暴れグラフ”になっている。(左上図)
(本来は、「冷却」が直ぐに効いてくれないと、先にCPUが焼け焦げっちまう!)

結末
こんな手遅れ冷却状況は、これがジャンクだから?
そうとも思えないけど...でも、設計が悪くても、一応商品にはなっているのだから、やはり、これがジャンクだからでしょうねぇ。

最後の手段として、ファンを定常的に廻し続けてみようと、基板を見たのですが、回路が分からず!(左写真&<クリック>)

そうこうしている内に、過大電圧を掛け過ぎて、ファンを壊してしまいました。。。もう、こりゃダメだ!

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