[090209]

NiMH充電器の、在庫調べをしました

一言板」で100均充電池(NiMH VolcanoNZ)の話題が出た時、
毒舌院さんやへろへろさんのお話の後、突然、“そうだ!?当苑の充電器は、どれが「1本ずつ/個別制御充電方式」(?こんな呼び方が正しいかどうかは不明)だっけ?と、気になりました。

昔々、新品で買ったmaxellの「急速充電器(MC-4MH)」(値段忘却:三千円位?)を、ずっと使って来たのですが、ジャンク・デジカメに凝り出してから、次第に多種多様な充電器(主に単3用)が増えて来ました。
今までは、何の気なしに、適当な充電器に4本組,2本組充電池をそのまま挿して充電していましたが、よく考えたら、充電池の状態にアンバランスが出て来た組には、「共通」の制御では良くなさそう。でも、急いでいる時は、全部一斉に個別で充電したい。

で、どの充電器が「個別制御」なのか、あるいは「共通制御」なのかを調べてみました。
結果は残念ながら、「個別制御方式」は、MC-4MHの1台だけ。(でも、これは1600mAh位までしか、対応出来ない?左上写真<クリック>で、この1台だけ)

となると、2000mAhのエネループを4本同時に個別に充電するためには、やはり新しい充電器を買い足さないとダメなのかな?(やれやれ、薮蛇だったか!orz)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
分解と分類.
調べたのは、以下の6種で、分類(推測)の結果は、表の右端。
 MC-4MH1.2V 450mAx4maxell個別
 BU-1001.2V 490mAx4OLYMPUS共通
 BU-3001.2V 240mAx4OLYMPUS共通
 EU-381.2V 490mAx4EPSON共通
 BC-NH1.2V 130mAx2FUJIFILM共通
 JDK-8011.4V 135mAx2武田コーポ個別?

どれが、「個別制御方式」なのか「共通制御方式」なのか開けて見ないと分からないかな?と思ったのですが、殆どはテスタで+端子同士、−端子同士を当るだけでよさそう。
(つまり、同じ端子が全部ショート状態なら「共通制御方式」だと考えました)

左上写真&<クリック>は、MC-4MHの内部ですが、赤丸印の箇所にそれぞれ制御用トランジスタが入っていましたから、これは間違いなく「個別制御方式」でしょう。

しかし、開けるのにビスを外すだけで済むかと思ったら、意外に頑固!で、無理矢理抉(こじ)て外したら、内側のフック部小片がもげてしまいました。(左写真上の赤四角部)f(T,T;

ややこしい共通制御型.
左写真のOLYMPUS BU-100などは、−端子側がそれぞれ独立しているように見えていたのですが、どうやら「共通制御方式」らしい。
開けてみたら、単に2端子素子(電流抑制抵抗か?)が入っているだけで、4個分とも共通制御されている感じ。(左写真<クリック>の赤丸印箇所)

結局、6台あっても、「個別制御方式」なのは、上記のMC-4MH、唯1台だけ。他は、いずれも「共通制御方式」のようです。(105円充電器は、無制御なので、別物)

(残念!...どうやら、今まで、充電器をかなり無神経に集めていたようです。尤も、意図的ではなく、勝手に付いて来たのが半分ですが。orz)

105円充電器.
世の習い通り、先日買って来た\105充電器も、分解してみました。(左写真&その<クリック>)

中身は、恐ろしくシンプル!整流後の平滑コンデンサすらありません。(ま、充電池の方は、脈流で充電されても、別に気を悪くはしないでしょうけど)

昔風のオーソドックスな弱電流充電?方式なので、2本のアンバランスなどは気にする必要も無いでしょうが、(先日もやっちゃった如く)“宵越し充電”中に大元の電源を落としたりするので、ちゃんと“長時間充電”が出来ない時もあります。(単なる扱いミスだ!)

この充電器は、見ただけで“感心と満足”をしたので、後は出番(“片減り”したものや、長期放置で“充電不能”になったものの復活処理の時?)まで、箱に放り込んでおきます。

[表紙頁]へ  関連記事の目次へ  [一言板]へ