[081211]

16GB CFで、上限を調べてみました

先日、(大阪・日本橋を徘徊中に、)大容量Compact Flash(俗に、CF)が、滅茶苦茶安くなっているのに気が付きました。

前の8GB-MDでの失敗を思い出して、また、PC110で実験したくなって、16GB-CFを買っちゃった。(adata製\3,040税込)

8GB超えの16GBにした理由は、DDODynamicDriveOverlay)が適用出来るかどうか試してみたかったからで、今、“多量データ保管庫”が必要だったわけでもないのですが。(^^;?

で、結果、DDOは組み込めたけど、PC110の内部構成固定のせいで、DDOを組み込んだ16GB-CFは、Dドライブにしかならず、そこからの起動は出来ませんでした。嗚呼!
確認出来たのは、通常の上限は8GB(表示値:7.5GB)だったって事です。(左上写真<クリック>で)
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FD版ディスク・マネジャ
最初に、PC110のスマート・ピコ・フラッシュ・スロット(俗に、CFスロット)に挿し、Win98-DOSの入ったFDで立ち上げて、FDISKで様子を見たら、8GBは簡単に確保出来て、ちゃんとFORMATも出来ました。
(80GB位でオタオタしてる何処かのMJ150Mとは大違いです)

まず8GBまでは認識出来て、使える事が分かったのですが、果たして、DDOで16GBまで拡大出来るかどうか?

使ったのは、昔DownLoadさせて貰ったIBM製のDisk Manager 2000で生成したFD版Disk Manager。(左図は、FD作成用の窓)
(現在は、Ontrack社の有償版Disk Managerしか無さそうですが。$60/$65)

(このDDO旧いノートPCを触る吾等ジャンカにとっては、大変有り難いツールだと感じるようになりました。喩え化石BIOS でも、数百円位で転がっている数十ギガバイト台のHDDが利用出来ますからね)

容量変更
下図は、FD版Disk Managerが出してくれた注意書きで、ジャンパがどうのこうの。
“各ドライブのジャンパ設定は、それでいいの?”って事らしい。(多分、「内蔵フラッシュ」と「CF」の二つを検出したからでしょうが)
(うーん、でも、現状では切り替えようが無いんだけどなぁ...)


兎に角、先へ進めると、上図<クリック>で出るように、DDOを書き込むドライブの指定が出来ます。
結果的には、どちらにも書き込めて、どちらも駄目でしたが、それぞれに違いがありました。

(尚、途中で出る警告や忠告をよく読むと、色々参考になる事が書いてあります。例えば、DドライブをCドライブに切り替えるソフトがインストールされているようだけど、このDisk Managerで上書きしてもいいのかな?だとか)

フル・サイズ
内蔵フラッシュ、CFのどちらにDDOを書き込んでも、きちんとCFのフル・サイズ16GBは、確保出来ましたが...

内蔵フラッシュ側に書き込んだ場合、Win98をインストールしようとしたら、左図<クリック>の如く、途中で“ディスクの領域不足”で停止してしまいます。(うーん、これは当然だが、どうしようも無い!かな?)

16GB-CF側に書き込んだ場合、立ち上がって来てブルー窓の表示は出ますが、実はDドライブ(CF)をアクティブに出来ていないため、OSの起動が出来ません。
で、OS起動用FDかCD-ROMを要求されます。(勿論、OS入りFDを食わせれば、起動はしますが、それでは意味が無い!)

残念ながら、“16GB-CFは、DDOを組み込めば、Dドライブ16GBとしては使えるものの、此処からWin98などOSの起動は出来ない”と云う結果に終わりました。
(尚、DDOは、説明通り?EasySetupでの設定には、影響されないようです)

8GBで試運転
内蔵フラッシュに、マスタ/スレーブの切替ジャンパ・ピンでも備わっていれば、16GB-CFの方をマスタにして起動させる事が可能かも知れませんが、もし有ったとしても、今では壊れ易くなっている「本体」ですから、もう内部ハードウェアは触りたくないですね。

目下、8GB(7,896MB)で何か異常でも見られないかどうか、興味津々で、Win98を組み込んで走らせています。(左写真)

昔は120MBや240MB位でチマチマ動かしていたのですが、実際はこんな大容量のストレージでも楽々使えるわけで、“PC110って、結構やるな!”と、“今更ながら”&“つくづく”思います。

後で思ったのですが、これがLinux系だったら、もっと簡単に16GB-CFが使えるかもなぁ...と、嘆息。
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今更の98サウンド
これも今更なんですが、このマシンだけ、今まで、Audio DriverにWin95を使っても、“ポンポン船もどき音 ”ばかりで、ちゃんと音が出ませんでした。
気が付いたら、何の事はない、単なるドライバ選択・設定ミスで、正解は下記の如くでした。
(でも、これらが唯一の正解かどうかは、判りませぬ)

  「ESS ES488 Audio Drive 6-25-1980」  尚、ドライバ類は以下のようでした。
基本設定 0
I/O  0220-022F
IRQ  05
DMA 01
-\SYSTEM\ES488.VXD
-\SYSTEM\MMDEVLDR.VXD
-\SYSTEM\ESSFM.DRV
-\SYSTEM\ES488.DRV
6-25-1980
6-25-1980
6-25-1980
6-25-1980
(“ハードウェアの故障!”だとばかり思っていたのですが、実は、ソフトウェア設定不良のせいでした。orz)

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