[030817/030823]

32MB拡張メモリを、亀々で作りました  *追記あり.

先日、4MBメモリ板上に64Mbチップを載せるのに失敗し(たものと思い込んで)ましたが、更に執念深くトライしてみた結果、どうやらメモリのピンと主基板上の部品とのショートが原因だったらしい事が分かりました。

今更ながらの亀々(チップの二段重ね)をやろうとした理由は、PC11032MB拡張メモリを作るには、128MB-EDOメモリ・モジュールを解体してその128Mbチップを2個使えば作れますが、何せ材料費が高くつきます。そこで、安いジャンクEDOメモリの64Mbを4個使って、何とかできないかと思っていたもので。

("もう、亀々は、金輪際やらん!"とか言ってましたが、あれは、その〜、物の弾みで...まあ、伏線として上述のような目論見があったわけです)
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不動の原因.
今回も当初、組み上げてからテストすると、まったく立ち上がらず。前面の小表示には「AC」が出るものの、主画面の方はウンともスンとも。

ちょうどその時、噛み始めた(ストレス軽減用の)ガムの外装紙が手の中にあったので、何気なく、それを拡張メモリの下に噛ましてみたら、おりゃっ!立ち上がって来ましたよ。(何が幸いするか分かりませんねぇ)
よく観察していれば、もっと前に分かったはずなのですが、メモリの足ピンと小パーツ類とが接触する事に気が付いたのは、今回が始めて。(今までは、多分、他の何かに気を取られていたのでしょう)

絶縁用に、紙では不味いのでビニール・テープにしましたが、これもちょっと不安が残ります。固めのフィルムでやってみましたが、厚過ぎるのか拡張メモリ板が直ぐ外れる程浮いてしまうので不適。(仕方が無いので、今はビニール・テープのまま)
最初は、メモリ・チップの方に貼っていましたが、2枚目のテストからは本体基板側へ貼り付けました。

ジャンク・メモリ板の収集.
話を戻して、必要なメモリ・チップを採るのに、あちこちジャンク屋を巡りをしましたが、適当なデスクトップ用のEDOメモリ・モジュールが幾つか見付かりました。

数回の探索で洗いざらい浚えて来たのが、左写真のもの。
上から\100、\100、\300、\980と様々ですが、一番美味しかったのは下から2番目のもので64MB\300+税。

(探索の目安は、チップ乗り数が少なくて50ピンのチップが2個乃至4個位乗っている16MBか32MBのモジュールなら、多分EDO。
しかし、失敗して、SDRAMを掴んで来た事も何度かありましたから、トータル、安かったのかどうか?)
確実なのは、チップ名5165165のものでしょう。それ以外は、KM416C4104、K4E641611などか)

大阪・日本橋には、メモリ・ジャンク箱はそれ程多くありませんので、もう今では、使えるのは残っていないでしょう。f(^-^;
まあ、こんなゲテモノを使うのは、当主くらいでしょうから、買い占めても許されるでしょう/許して下さい。m(_~_)m
(まだ、ノート用の32MB,64MBのEDOモジュールは参〜五千円位で楽に手に入りますから、その気になればどうにでもなります)

上記のチップは大体5V仕様のはず(ただし、5165165は、3.3V仕様:目盛屋さんのご指摘による。感謝!)ですが、今までの実績では、殆ど問題無く動作しています。
壱壱壱さんが、試作した5V型16MBを炎天下で試用/使用して下さった事例もありますので、高温度側はまず大丈夫だと思います。
(後は、極寒状態でのテストですが、当苑の冷蔵庫で冷やすのは止めました。神様の放電が怖い事もありますが、あの中は何時も満員御礼状態ですし...)

製作.
下側チップは、128Mb32MBなどの場合と同じようなパターン・カットや追加配線をしました。
上側チップは、14番ピン(*RAS端子)のみを少し上に離しておき、他のピンはすべて下側チップの足に接続。
上側チップの*RAS端子には、コネクタの49番ピンからの*RAS3信号を、C,R,ORゲートで構成した通過制御用遅延回路(/遅延通過制御回路/通過遅延回路/初期通過抑制回路?)まあ何でもいいか...を通してから、加えました。

物理的凸凹(?)が深くなっているせいでリード線を付ける作業が、かなり難しかったです。
上下の足ピンの接続には、たっぷり半田を付けましたが、それでも、あちこち接続不備がありました。


作ってみた3枚共、半田付け完了後、16MBの方はOKなんですが、32MBは1発では動きませんでした。(上側チップの未接続が原因ですが、これらは、いずれも目視では発見が大変困難)

音出しテスタでピーピーやりながら調べると、必ず2、3本未接続ピンが発見できます。これらを、ルーペで見ながら半田付けしました。
(半田付け箇所を拡大目視するのとそうしないのとでは、半田の仕上がりに随分差が出るような気がします)
(兎に角、今回のものは半田の仕上がりに、あまり自信が持てません。後、5、6個も作れば、感触が掴めるかも...)
接続図.


動作.
これは「最終版32MB」と同じで、初期立ち上がり時は16MB拡張メモリとして動作します。
その後、over16sで変更設定する事で、トータル32MBまでのサイズを(飛び値)選択する事ができます。
  over16s ///a  ・・・・・ 18MB(トータル22MB)
  over16s ///b  ・・・・・ 20MB(トータル24MB)
  over16s ///c  ・・・・・ 24MB(トータル28MB)
  over16s ///d  ・・・・・ 32MB(トータル32MB)
PC-DOS上のWebBoyでは、32MB設定でも256色出ているようで、美人の顔もそこそこ奇麗に見えます!(o^?)
これをGSAVE(金子さん作)でキャプチャしようとしたら、ああ、16色までだった!(256色のDOS用キャプチャ・ツールが欲しい。何方かフリー・ソフトの所在をご存知ありませんか?)

問題点.
この亀々32MBは、"FDの内容が壊れる不具合"(以前の記事参照)対策をしていませんので、FDを読み出すだけでも、その中身が壊れます。(左図)

ところが、確かに、Win95での読み書きでは壊れますが、PC-DOSでは、未だ壊れていません。
ひょっとすると、DOSでの操作範囲内では大丈夫なのかも知れません。(これは、朗報か?)
(まだ、十分調べ切れていないので、確実な事は言えませんが...)


試料用に無償提供.
高温・低温・FD読書き・32MBと色数・その他お好きなテストをやって頂ける2名の方に、上記32MB拡張メモリを1枚ずつ無償提供しますので、ご希望の方はメールでお申し越し下さい。レポートは、一言板などで結構です。(参考例:397 ナビ壱さん)
(応募多数なら、僭越ながら選別。無ければ、自苑のコレクション?として保存。締め切り予定は、8/22頃)

*追記 [0823]
8月21日時点で、残り1枚になりました。尚、残り分は、(残念ながら?)3V仕様品ですので、お含み置き下さい。

上記の件、終了しました!

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