[020307]

カード・スロットの蓋を、修繕しました.

この間、飛ばしたFuseの修復のため、PC110の中を開けた時、上側カード・スロット蓋の小さな"押さえバネ"を、飛ばして無くしてしまいました。(探せど、小さ過ぎて見付からず)

これが無くても蓋はできるのですが、内側へ入ったら最後、(自動的には)戻って来ません。

暫くは、"どうせLibretto60だって、蓋は無いんだから、これも外したままで我慢するかな?"と、半ば諦めていたのですが。

しかし、やっと、適当なバネ材が見付かったので、修繕する事ができました。
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こんな店にあった!
残念ながら、前に修理用のスピーカを買ったデジットさんなどには、大きいバネしかありませんでした。が、ヒョッと思い付いて、「キャラクタ・(プラ)モデル/フィギュア」を扱っている店を覗いてみました。
普段は、こんな所へは入った事がありません。見渡した処、フィギュアやプラ・モデルの材料、塗料ばかり目に付いて、それらしいものは見当たらなかったのですが。

店の人に尋ねると、「スプリング?ありますよ!」。(勝手の違う所では、ダメモトで兎に角、尋ねて見るもんですね)
(これって、ロボットの関節部分などに使うらしいですね。"ディテール・アップ用"だそうで、模型用以外には使うな!って書いてありますけど)

で、1mmφと、念のため1.5mmを購入。(各150mm2本入り\96)
実際使ったのは、1mmφの方だけで、長さはほんの5mm程でした。

しかし、細い!
肉眼では、スプリングの端っこがよく見えません。仕方無しに、「HEAD LUPE」とか言う拡大鏡を被ってやり始めました。倍率は2.5倍ですが、これでもまだ不十分。半分、手?/指!探り状態。

先の細いピンセットと細身のラジオペンチで、左の写真、赤丸印内のようなバネを作りました。
材料は十分にありますが、端を伸ばすのに結構手間が掛かるので、また飛ばして無くさないように、細心の注意を払いながらやりました。(でも、やっぱり2回程飛ばしちゃった。直ぐに見付かったけど)

コイル部の残巻数は6、7回でしたが、もうちょっと減らして、伸ばしておいて、反発力を持たせるべきだったかな?と、後で反省。直線状に引き伸ばした部分同士の向き(角度)は、テキトーです。今回、90度にしましたが、180度位でもいいかも。
尚、引き伸ばした部分の本体側は、途中から更に90度外側(横)に折り曲げる必要がありました。

蓋の取り付けは、"また、PC110本体を、開ける必要があるかな〜?"と気を揉んでいましたが、ピンセットと指を上手く(?)使えば、外からでも可能でした。

直った!
取り付けてみると、横方向の弾力が少し足りないような感じですが、何とか止まっています。
カードを差して、抜いた後の戻りは、ちょっと引っ掛かる時もありますが、概ね良好です。

直してみると、やはり、"たかが蓋、されど蓋""


提供
1mmφ、1.5mmφのスプリングが、残っています。もし、こんな材料が手に入らなくて困ってる方が居られたら(居ないとは思うけど)、どちらでも、必要な長さ、差し上げます(勿論、無料)ので、「一言板」でご連絡下さい(注意:全角部は、半角に書き直して下さい)。 本件、終了!

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