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[二〇一六年七月二十五日]
iPhone4 MC603J/Aジャンクの、3個目を買った
先般から、“スマホ習熟”のために色々ジャンク品(不動品、動品)を集めて来たのだが、その一環として(比較的安価な)iPhone4のジャンクを数個買い込んで、今回で3個目になった。(図1右端 3個目¥840送料込み)
因みに1個目¥1、650、2個目¥1、120いずれも送料込み。

実は、最初の1個目では極力安価なものを狙ったら、iPhone4になったのだが、どうやら4sから始めるのが正解らしかった。(が、もう遅い!苦笑)

で、1個目の不具合を“二箇一手法”で改善しようと思ったが、2個目も妙な不具合だったので“二箇一完品”には出来ず。
3個目も同様で、現在改善実施中!

いずれも「主基板」には異常が無く、「主基板」をそのままローティションしても、状況は変らないという面白い結果だった。どうやら、それぞれの周辺部などの不具合が原因らしい。

これらのOSバージョンはiOS 7・1・2(11D257)
ポケモンGo!をやるには、ちょと役者不足だな)

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1個目の問題点
これは、相場が分からず、(ヤフオク!で)結構高値で落札してしまったものだ。

「品物説明」の通りで、前面左下にワレのある「ガラス割れ品」だった。
その為かどうかは分からないが、どうも「ホームボタン」の効き具合が良くない。(図3)

効きが悪いので、時には押し過ぎて、戻り過ぎるきらいはあるが、まぁ今の処は何とか使えそうだ。
その内、更に効きが悪くなって、最後は無反応になるのではないかな?(苦笑)
出来れば、前のガラス面は取替えたいが。(図4<クリック>

その他に不具合は無さそうだが、バッテリの消耗度がどの程度なのかが、少し気になる。
こんなバッテリだけを交換するなんて、無駄!それなら、別のジャンクを入手する方が、余程面白い!なんちゃって
“前面交換”の可能性を考えて、2個目へ。

2個目の問題点
「品物説明」に、“初期表示が異常”とあったので興味が湧いて、やや強引に落札。

手元の届いてから調べてみると、確かに“齧り掛けのリンゴに、分割模様が見える!”(図5)
勿論、それだけではなくて、“赤暗い表示”や“表示のチラツキ”などのある「表示異常品」だった。

しかも、そうした表示が長時間続くが、表面を擦っていれば、表示は正常状態に回復する。

そこで考えたのは、「表示の自動調節機能」のこと。
これは、スマホを触っていて気が付いた機能だが、このiPhone4にもそれがあるなら、もしかしたら外光を強くしてやれば、様子は変るはずだ!ってこと。
で、LEDライトでやってみたら、リンゴ!いや、ビンゴ!
これで、随分、表示の立ち上がりと回復が早くなった(図6<クリック>

現在、「明るさの自動調節」はOFF、「明るさ」は最大にしてある。
(これでも、スタンバイ後の表示回復は、あまり捗々しくないが)
“表示機能の改善”の調査も兼ねて、3個目へ。

3個目の課題
3個目は、持ち主が加工作業を失敗して壊したとのことで、不動品とか。
なら、せめて外殻だけでも利用出来ないか?と落札。

「電源ボタン」を暫く押していると、何やら薄くマーク群の並びが見え始めた?!・・・あ、こりゃ「バックライト非点灯品」だ!

取り敢えず、それの追求は後回しにして、「主基板」だけを「ガラス割れ品」の方へ移し(入れ替え)て状態を見た。
結果、「主基板」は健康体だと分かった!

次に、「ガラス割れ品」から取り外した「主基板」を、「表示異常品」に組み付けてみたら、これも前と同じような表示異常症状が出る。
つまりは、「主基板」が原因ではなく、「表示異常」は周辺回路の不具合によるものだろうと分かった。もしかしたら、「表示部の不良」かもしれない。(うーむ!ま、それはそれだ!)

で、元に戻って、「バックライト非点灯」の原因を調べたら、やはり、配線の断線だった!(図7)
接続部のフレキが折れてしまっていた。(セロテープで押さえてあったが?)

これは、「表示部」を取り外して取り替えるほどの難工事になりそうだ。(図8<クリック> 啼)
じっくりやらねば、失敗するだろうが、成功すれば報酬は大きい?(笑)
(これから、そろそろと、取り組もうと思っている)

道具類
ここで、これまでに買い込んだ道具類について、使って見て感じたことを書き残しておく。

iPhone4、4s専用星型ドライバ」は、やはり専用品(0.8x25mm)の方が持ち易くて良かったのだが、これだけでは内部の分解作業には用が足りなかった。(図9右上 総費用¥392送料込み)

星型ドライバ」は、裏蓋固定用ビス2個を外す為だけのものなので、使用頻度からすれば「マイナス・ドライバ」の方が、ずっと高い!

別途、「組み品」(総費用¥385)を買ってみたが、いずれも短くて持ち難いし、「プラス・ドライバ」が内部作業用としては不適合だった。(図9 左下)

偶々、今回新たに買って来てあった超精密ドライバー6本組み(図10<クリック>左上 ダイソー¥108税込み)が、「プラス」、「マイナス」共に適合性が良く、今回の「主基板」のローティション作業に多用した。(ダイソー恐るべし)



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