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[130710]

RCヘリ2号機を、合成した
先般、RC(無線制御式)ヘリのジャンク2機を買って、1機が上手く動かせたので、先日から飛ばして喜んでいるが、その内これは壊してしまうだろうから、早めに予備を用意しておこうと、またジャンク2機を買った。(総費用\2,790送料込み)

それらと、今手元にある不良品を、それぞれ個々のパーツに分けて、生きているパーツを組み合わせて、1機(2号機)作り上げた。(左写真)
問題パーツは、先ず「バッテリ!」、「受信制御部!」、「モータ?」、(それに「直陸脚!」)で、
 *LiPoバッテリではなく、Li-ion「18500」(死亡品)が載っている機体があった!
 *受信制御部は、一瞬だけ動作して後はダンマリ品?
 *モータは、飛び上がるだけの回転力が無いヘナチョコ・モータ連?

で、3機の“いいとこ取り”して、1機が出来上がり、2機分の残骸(多分?)が出た。(左上写真<クリック>)
...ところが、後で調べたら、もう1機も合成出来て使えそう。(嬉々)
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Li-ionバッテリ
今回買ったジャンクの1機の方に、丸型Li-ion「18500」が載っていた。
へぇ!こんなのも使えるのか!と吃驚。 ・・・ でも、バッテリは完全に死亡している様子。

そこで、山っ気が出て来て、ノートPCのバッテリ用の「18650(A,B)」なら沢山あるから、これが使えないか?テストしてみた。
確かに、馬力はあるようだが、何度かロータを廻している内に、やがて“パチッ!”と音がして、バッテリが死亡してしまった。(左写真<クリック>のX印)
これは(推測ですが)“負荷電流”が多過ぎて、“内部安全ヒューズ”が飛んだのかもしれない。
取り敢えず、これは本来のリポ・バッテリに取り替えた。(左写真の左側)
18650」バッテリについては、保護回路や重量など、ゆっくり検討してみるつもり。

受信制御部
受信制御部」は、1個だけ異常品があって、こいつは現在3個ある「送信側コントローラ」のどれにも、まともな反応をしない。
他の「受信制御部」2個は(一応?)正常だったので、その内の1個を使った。

ところが、これらは、とんでもない食わせモノで、主モータ駆動用のコネクタが+|−逆様にしか挿せないようになっていた!...はぁ?(左写真クリック)

傑作な話なのだが、コネクタをそのまま挿しておくと、プロペラ(ロータ)を廻すと機体が“浮き上がる”どころか、逆に“沈む”のだ!
当初、これは“飛ばない機体”だなぁ!と思いながら“ぶん回し”していたのだが、ふと、風が顔に向かって吹いて来るのに気が付いた!...えっ?えっ?扇風機か♪

よく調べてみると、コネクタの白プラ枠(?)が反対向きになっている!だから、モータ接続が+|−逆になっていて、逆廻りしていたってわけ。
ちゃんと動く機体のヤツは、この白プラ枠を取り外してあった。(ケッ! 左上写真の「主ロータ」部)
(粗製乱造品の見本ですが、これは“組立工”のミスというより、“設計側”の「作業指示書」の不備が原因だろうな)

着陸脚の交換
2号機はほぼ完成したので、ついでに1号機の改良をした。
これは、墜落を繰り返したせいで、「上側ロータ」が“軸ブレ”を起こしているのと、「着陸脚」も傷んでいたので、これも一緒に替えた。(左写真)

ビスは、いずれも「タッピング・ネジ」なので、あまり繰り返し外したり留めたりしていると緩くなって来るのが嫌なのですが、ここは我慢して、取り替えた。
(しかし、同じパーツを何度も使い回しするのは、やはり無理だ。特に、力の掛かる歯車軸なんかは、直ぐ緩んでしまいそう!)

それで、すっきりした(はず)。
充電して、再フライトに備えよう。(左写真クリック)

動作確認
一応、2号機の合成と、1号機の整備が、完了した!
動作も、問題無さそうで、試験飛行が楽しみです。(左写真)

これのカメラは、1号機で使っていたものをぶら下げた。
というのは、こちらは一応予備機ですし、1号機の方にちゃんと写る方を載せたので。

ところが...実は、このカメラ、一応ちゃんと写るのですが、一度の“落下衝撃”で、下方に“丸枠の影”が出てしまう。 ・・・ しかも、2個とも同じ状況に!!
逆に叩けば元に戻る時もあるようだが、また再現するので、これは設計不良品!かな?

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