[130815]

IRCヘリ1095B(赤色)を、修繕しました

いやー!嬉しいですね♪
ほぼダメだろう!と諦め半分だったIRCヘリ[1095B]赤色の“小ギアの空回り”を修理(接着固定)したら、元気に復活しました!(左写真&<クリック>で動画  [YouTube動画])

「金属軸」の周りで、樹脂製「小ギア」が“空回り”し始めたら、ちょっと手に負えない感じがしていたのですが、結局は、接着剤選びがミソだったようで、高価?だったSchotch製「スーパー多用途」(\404税込み)よりも、コーナン商事販売の「強力瞬間接着剤[速乾性](黄色)」(買い置き分:室温保存中)が、好結果でした。

接着剤というと、私のような「半田付け」や「ビス留め」を好む“叩き金工屋”(?)には、“妖しげな材料”のように思えるのですが、それは思い込みであって、むしろ「半田」などの方が余程“怪しげな接着剤”なのかもしれませんね。(笑)
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不具合と接着剤探し
このIRCヘリ[1095B]赤色は、元々(飛ばない)ジャンク品として買って、調べたら「小ギア」が空回りしていたもの。(左写真)

そこで、「2液混合接着剤」や「ゼリー状接着剤」などで「小ギア」を固定してみようとしたけど、どれも上手く行かず。(左写真クリック)
いずれも、少しの間は(小ギアが固着していて)主翼が勢い良く回転し、ヘリは飛び上がりますが、やがて“空回り”が発生して、落っこちる!

接着剤の“2液の混合比、混合状態”や“固化までの静置時間”には、十分配慮したつもりなので、接着の拙さとは考え難い。
もしかしたら、「小ギア」がポリエチレン|ポリプロピレン系で、接着剤が不適なのかな?

接着剤それぞれ
思い余って、「ポリエチレンやポリプロピレン」も接着出来るという接着剤(「スーパー多用途」)を買って来て試したのですが、固化後も弾力性が残るとか?(左写真<クリック>)

結果も悪かった!24時間以上放置で、十分固化時間を置いたはずなのですが、飛行時間は“ほんの数秒” ・・・ 後は、“空回り”と“落下”という結末でした。(トホホ!)

最後に、今まで考えて居なかった、「強力瞬間接着剤[速乾性](黄色)」を使ってみました。
この接着剤、“水みたい”なので、滴下する際は注意が必要です。
モータ内部にまで入り込まないように、根元に木綿糸を巻き付けておいて(後で外したが)、接着剤を「小ギア」の軸の隙間から流し込みました。

小ギアの位置確認
「小ギア」を軸に接着する時は、主回転翼に繋がる「大ギア」との整合性に、十分注意しないとダメですねぇ。
液を流し込むのに気を取られていたら、大きく位置ズレしていて、慌てて固まる前に合わせ込み!(左写真&クリック)
...何とか、固まるまでに間に合ったようです。
(瞬間接着剤は、ちょっと遅れると、“固化剥がれ”が起きてしまうので怖い!)

で、最終結果は...固着化成功! ・・・ 何度も飛ばしてみていますが、まだ「小ギア」の固定状態は、保たれて、主回転翼はブンブン回ってます♪

(ふむ、この接着剤、長期の室温保存が可能で、接着性が良くや固化度も高そうで、ますます気に入りました!これ、随分以前に買ったものですが、まだ水みたいに流れ出るので、うっかりチューブを強く押すと飛び跳ねるので気を遣います!)

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