モノローグ 2006.06
充放電特性 [0630]
"いやぁ、綺麗な充放電カーブ/直線?だなぁ!"
(左/下図は、海人さん作のBBenchで描かせた充放電グラフ)
暫く前から、FMV-NC313のバッテリで四苦八苦していたが、試しに先日組み立てたSS3020のバッテリ(セル入替品)を調べたら、こいつは素直な驚き!
充電時の残量表示(電気量?)が直線的に増大している。そこでPCを停止させ、充電のみ継続させた。
その後、満充電から放電させてみたら、なんと!綺麗に直線的に放電するではないか!(<クリック>で、その後の直線的な充電の様子)
この「残量%」と云うのが、電圧なのか電気量なのか分からないのだが、これまでよく眼にしていた変形S字カーブや裏返し∫記号カーブ?とは全然違う。
こんなに真っ直ぐな直線は始めて!(丸で、己の生き方みたい。(^o^;?)
想像するに、これは本体とバッテリのセル制御回路とセル自身の組み合わせが理想的に一致したせいではないかと思うが、正解は分からない。しかし、残り時間がほぼ正確に読めるのは嬉しい!
それに引き代え、NC313の「セル入替バッテリ」の充放電は、まったく酷いものだ。50%放電からいきなり3〜5%へと急降下したり、20%位から突然満充電になったりと毎回意表を突かれる。
制御用ICはSeiko InstrumentsのS8233AJらしいので、回路を追っ駆けてみようかな?と思ったが、改善しようとして弄ったりすると益々爆発の危険性が増すだろうから、当分は保留。
(当初、セルの履歴を記憶できるメモリ内蔵マイコンでも入っているかと思ったが、ではなくて、単純なロジックだけのようだ。それにしては、セルを替える毎に、次第に事態が悪化するのは何故だ?)
USB-IDE [0624]
親戚のWinXPがおかしくなって、"システム・ルーチンのあれが無い、これが無い!"とぶつぶつ云い始めたので、HDDを替える事にした。
しかし、完全にHDDが壊れているわけでもないようなので、必要なファイル群を救い出すために、当苑のデスクトップ機(AD11-H1)に装着して、目ぼしいものだけ2.5インチHDD-USBへコピーし、それで先方のPCへ転送する事を考えた。しかし、これでは不足分があると二度手間、三度手間になるし、常にこちらが介在するのも面倒臭い。
そこで、3.5インチHDDが扱えるUSB-IDE変換器を買って来て、そのPCにあてがう事にした。(メーカ不詳:PT-U20IK \1,280税込)
一応Win2000では、2.5、3.5インチHDD共ちゃんと認識・動作する。
ところが、Win98では不明。と云うか、SS3020-Win98で試したが、ドライバで適合するものが無くて/分からなくて、未だ使えていない。
(Win98ではHDD種は、限定かなぁ?まぁ、問題のPCはWinXPだから、多分問題無く動くとは思うが...)
寿命 [0615]
この処、年代物の小型PC(AL-N1,Lib60,TP365XD,TP535など)が軒並み不調/不動化して来て、少々参っている。
特に、先日来不調のAL-N1は、どうも「まく☆彡さん」の言われていたように「本体のハード不良」(特に、拡張メモリ部の配線パターン切れやIC類の不良化、半田外れなど)の可能性が大きく、ハードウェアの疲労寿命ではないかと思い始めた。(そろそろ、見切る時期かな?)
今、改めて振り返ると、これらは結構役に立ってくれたPC達だ。
AL-N1はプレゼン用でバッグに入れてあちこち持ち歩いたし、Lib60は運転者に文句を言われながらのナビ用として、TP365XDは不在主に代わって黙々と日中データの採取に、TP535は雑役に。
現在、どのPCも部分的には動作するが、役立つ仕事にはもう無理だろう。(後は、パーツとして復活なるか?)
AL-N1快復? [0613]
不調だったAL-N1へのWin98のインストール(前記事)が、皆さん方に色々アドバイスを頂いて、やっと正常に完了。感謝![(_"_)]
拡張用EDOメモリを外せば、普通にインストール出来ることが判明。でも、まともに使える拡張メモリが無くて、現状は無残。
本体内の16MBだけで動作させると描画などが物凄く遅くて、描き終わるまでに2,3回カメラのシャッタが切れる程だ。(左写真は、上から下へ描画途中の様子。<クリック>で、やっと使えるようになったPCカード)
結局、Win98のインストール後のファイル名、ディレクトリ名の異常は、拡張メモリが不適/拡張メモリ経路の損壊(?)だったのが原因のようで、ここをアクセスした途端、データが二重写しになったり、ぶっ壊れていたらしい。
Win95Bで問題が無さそうに見えていたのは、内蔵の16MBだけで用が足りていたから(かな?)と思う。
この機種の拡張メモリは、EDOタイプではなくて、以前はFPタイプのはずだったんだが、ご本家の資料(AL-N1T515J5)にはEDOと書かれている。しかし、手持ちのEDO-16MB/32MB/64MBなどは全滅。その数だけ、インストールをやり直したら、疲れた〜。(これは、拡張メモリのせいではなくて、本体側ハードの問題かも・・・)
今までこれに気が付かず、そのままパワーポイントなどを使って沢山の資料を扱っていたかと思うと、今更ながらに背筋が凍る。
ファイル名異常 [0611]
「色々テスト用」のTP535が不調になったので、ほぼ同サイズのAL-N1を引っ張り出して来て使おうとしたら、これ、OS異常で立ち上がらず。
取り敢えず、FDISK,FORMATをやった後、Win95Bを入れ直したが、PCカードが使えない。(左写真<クリック>で、「デバイス・マネージャ」)
やり直すのに、この際Win98を試してみようとやったら、インストールは正常終了したのに立ち上がらず!HDの中身を見ると左写真の如く。
もうヤケクソで、FAT(16),FAT32,Win98SE、次々に試したが98系はやはりダメ。更に、HDDを替えたり、メモリを替えたりしたけれど、まったく状況は改善されず。
(やはり、専用のアップデート用OSでないと駄目なのか?)
今は精神安定化(?)のため「Win95B入りHDD」を載せているが、LANが使えないので半身不随。殆ど役立たず。(とほほ!)
(蛇足だが、資料ではメモリ最大値は48MBなんだが、実際には80MBでもちゃんと動作している処が、妙!・・・ だけど、立ち上がりはそれ程速くならないのが、癪!)
ビス雑感 [0606]
先日、やっと日本橋で1.6mmΦのビスを見付けた。・・・ しかし、これがSUS(ステンレス)。喜び半分で、色々な思いが駆け巡った。
この1.6mmΦは、PC110に使われている径で、ずっと以前から探していたのだが(探し方も悪かったんだろうけど)見付けられずにいた。(ビスが欲しくて、ぽんたさんに、わざわざ送って頂いた事も)
今はもう必需品でもないのだが、仕入れておくに越した事はないと、買ってみた。(\100/10個税込)
しかし、このSUS製と云うのが問題で、磁石にくっ付かないから作業性の悪い事この上ない。
そう云えば、真鍮製も同罪なんだが、鉄製のように磁化させたドライバの先で「ちょいとピックアップ」が出来ないし、ビス孔にねじ込むまで補助介護が必要だから、本当に困る。特に指先の粘着性・摩擦性が落ちている昨今、何度もビスを取り落としては、挙句の果て発狂するに至る。
よく思うのだが、「ドライバ先端の磁化」と「鉄ビスの使用」を最初に考えた人は、ホント偉い!粗品でも提供して、ミニ表彰でもしたい程だ!(ここ二、三週間ハードの工作する事が多いので、その思いが特に強い)
(ところで、ビスってのは、「Vis」と書くフランス語らしい。今まで知らなかったか、忘れ去っていたようだ)
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