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独り言集 二千十七年十一月版



ナビ機 GPS不感? 疑問  「十一月二十五日」

“現在位置が出て来ない”(GPS不感?)というナビ機ジャンク(BroadZone BZN-350)を買ってみた。(総費用¥610送料込み)
大変コンパクト(縦:約8cm、横:約11cm)で、使い易そうに見えたのだが...。

届いたのを充電して働かせてみたが、やはり、現在位置が出て来ない。
GPS情報」を見ると、なぜか完全クリアされている様子。(図1)
通常なら、此処には、ごちゃごちゃと色々な数値が入っているはずだと思うのだが、此処には綺麗さっぱり何もナシ!

そこで、本体を分解!
GPS受信部」周りには導電性テープがベタベタ張ってあり、剥がすのは何故か気が引けるが、どうせ“ダメモト”なので、思い切り引っぺがして、「受信部」を取り出してみた。

...へぇ!こんな所に、“初期データ保持”の為だろうが、「Li電池」(MS621F 3V)が張ってあるぞ!(図2<クリック>
端子電圧を測ってみたら、2V弱しか無い。(通常は、3Vあるはず)
しかし、寿命の限られる一次電池をこんな所で使うのか?大いなる疑問だ。(苦笑)

まぁ、ノートPCでも、そうした一次電池を使っているくらいだから、ナビ機にだって使って悪いわけがない!(かな?)
でも、重要な機械類だったら、“初期データ保持”には、きっと「ROM」か「フラッシュ・メモリ」でも使っただろうと思うけど。


電池が消耗したお蔭(?)で、入っていたはずの初期値が雲散霧消して、GPS系の適正な計算が出来なくなってしまったのではないかと想像した。
もしかして、活きている「Li電池」を付ければ元の戻らないか?と、やってみた。(図3)

通常、“初期値”などは出荷時点で書き込まれていなければいけないだろう。
だから、それが消えてしまっていたら、“覆水盆に返らず”だろうな。。。

やはり、結果は無残!
何時まで経っても、真夜中時間のままだし、GPS検出機能は働かず。(図4<クリック>
他方、「SD」の方に残っている“位置データ”では、関東のある地域を指しているようだ。(地名は、上塗りして消してある)
GPSU関係しない“デモ走行”などは、快調そのものなのだが、如何せん正しい位置情報が無いと、ナビ機として役には立たない!

しかし、今回の不良品(GPS不感)は、“素人修理”の範疇を越えてしまうということが分かった。
従って、“GPS部不良”のジャンク品は、余程気を付けないといけないと知った。
実は、もう一台、BZN-600というジャンクを買ったことがある(¥958送料込み)が、それも「GPS不感」だったので、改めて調べてみたら、やはり“Li電池の枯渇”だったようだ。
まぁ、こうした“知見”を増やせたという意味で、今回の買い物は、“丸々の損失”ではないと思っている。



指不感ジャンク・ナビ機 買い  「十一月十七日」

タッチ・パネルが効かない”というナビ・ジャンク(KAIHOU TNK-712DT)を、もしかしたら簡単な故障ではないか?と、山っ気を起こして買ってみた。(¥958送料込み)
しかし、見込み違いで、どうやら、“タッチ・パネル内の断線”か、あるいは“回路の不具合”の気配が濃厚。...タッチ・パネルの分解修理を試みたものの上手く行かないので、別の手段・材料が見付かるまで、こいつは暫く保留だ。
(ポータブル・ナビは、もう動作するものが7機にもなったが、使うよりも、修理・改造・改良などして弄っている方が愉しいので、まだまだ増えそう。苦笑)

この筐体は、後ろに酷くひん曲がっていたのだが、その訳は、中を開けてみて分かった!バッテリが、無茶苦茶膨張していた。(図2<クリック>
多分、発熱もかなりあったのではないかな。
その所為で、筐体が温められながら長い時間で、じわじわとひん曲げられたか。
手で戻そうと試してみたが、全然戻せず。(しっかり、焼きが入っている?!苦笑)

結果、この膨らみが原因で、「タッチ・パネル」に、“目に見えない損壊”が起きたのではないかと想像している。
でも、「液晶パネル」の方には、全く影響は無さそうで、“表示”はとても綺麗なんだがなぁ。(図1)


中を調べるため分解しようとしたが、周辺を探ったが、開け方が分からず。
始めは、ひねくり回していたが、ここからだ!と気が付いたら、後は簡単だった!(図4<クリック>

しかし、中を開けて見ただけでは、「タッチ・パネル」の不具合は分からず。
止む無く、前枠を剥がして、その上側だけを外してみた。
それでも、不良原因は分からず。

幾度か再封止する際、「Wire Glue」というカーボン主体の“導電性ペイント”を使った。(図3)
これは、伝導率は「銀ペースト」より悪いようだが、後で剥がし易いので、塗りを失敗しても剥がして/削って、やり直せる点が良い。

幾度も、張り直してみたが、どうも此処が原因ではなさそうな気配。
「端子部」を指で撫でると、(スピーカーから)キュッキュッと音はするので、「回路」の方は反応はしているようなのだが、“座標”が丸っきり枠外に飛んでしまっているのではないかと想像している。

一度、正常なタッチパネルに繋ぎ替えたらどうなるか、テストしてみたい。
ちょうど同じサイズのものが見付かれば良いが、そうでなくても、確認だけはしてみたいと思う。

後日記(11/26):これに(接続だけが)合う「液晶パネル+タッチ・パネル」を見付けた!
DTN-6500という機種のそれで、中身(主基板+補助基板)は殆ど同じで、画面サイズや筐体サイズだけがこれより小さいものだ。
パネルを差し替えると、表示はばっちり!
でも、このパネルでも、“指タッチ”には不感だ。やはり、主基板の回路自身が不良化しているのだろう。
(余興で、ひん曲がっていた筐体を捨て、この(指不感の)「主基板+補助基板」を、DTN-6500の方に移した)



株投資 追買  「十一月十三日」

資金にもう少し余裕があるので、また低位株2銘柄を買い足した。
実は、私の保有株の「株価損益」のグラフを見て、先週辺りから日本の株価全体の頭打ちが来るのではないかと、予想していたのだが、どうも“その見込み”は外れらしい。(図2<クリック>
まだ、もう暫くは上昇する感じなので、今回、低位の2銘柄、
 +「ゲンダイエージェンシー(2411)
 +「京都きもの友禅(7615)
を買ってみた。

余談だが、「ネットワンシステムズ(7518)」が、こんなに値上がりするとは思わなかった。
追加の100株を買い忘れていたのだが、買っておけば、「株価損益」はより安泰(?)になったはずなんだが。(苦笑)

さて、「ゲンダイエージェンシー」は、企業種はギャンブル関係で、世の中の“お勧め職種”ではないかも知れないが、経営が堅実なら、どうってことは無い。
株価は、低位で安定していると見た。(図3「Yahoo!ファイナンスのWeb資料より抜粋」)

一方、「京都きもの友禅」は、今までは随分好調だったのに、今期は“経営の失敗”(?)で、平成30年3月期では、営業利益が80%減で、目も当てられない減収だそうだ。
その為、多くの投資家から総スカンを食ったようで、株価は大幅下落した。(図4<クリック>
ここは、年商100億円以上あり、余程下手糞な経営をしない限り、安定な収益を上げられるはずだし、投資側の希望としても、収益をもっと上げて欲しいと思う銘柄なので、(気分的に)無理をして買った。
まぁ、その内、日本の首相や政治が替/変われば、日本株価も現バブル状態から急激に落ち込む可能性もあるから注意は必要で、常に身構えていようと思う。



サブ機“電源入らず”? 復活  「十一月十一日」

昨日まで、何の“不具合予兆”も無く動作していたサブ機(VY21A/W-5)が、朝バックアップ作業の為、電源を入れようとしたら、電源LEDが点灯しない?当然、何の表示も出ない!(図1)
で、少し焦った。
兎に角、そのままで出来ることを色々やってみた。
 @DCプラグや有線LANを外して放置
 @DC電源を取り替える
 @バッテリを外して放置
 @メモリを差し替える
尚、今回は「ボタン電池」には触らず。
だが、いずれも反応ナシ!...そこで、止む無く、分解!(図2<クリック>

“DCプラグ周り”が怪しいのではないか?と、「ディスプレイ部」や「LED表示部」、「キーボード」、「パームレスト」、そして「FDD」を外して、調べてみた。(図4<クリック>
しかし、狙いを付けた箇所やその他の箇所に、特に問題は無さそうだ。

なので、さらに分解するかどうか迷ったが、一旦、(電源SWのある)「LED表示部」を仮に取り付けて、電源SWを押してみた。
(どうも妙な予感がしていたのだが、)それで、あっさり電源が入ってしまった!(図3)

原因は、良く分からないが、もしかしたら、“内部電源部の老化”かな?
バッテリもへたって/弱っているから、電源投入時にこれが負荷になっていると、内部電源が“過負荷で即断”してしまうのかもしれない?
ただ、“バッテリを外して電源を入れること”は幾度か試してみたが、それだけではダメだったから、まだ何か別の条件が必要なのかもしれない。

もしかして、先般のThinkPad R500と同じように、分解したまま放っておいたら自然に直っていたかも?(苦笑)

...電源が入らなくなった時、やおら考えたのは、これを“サブ機のポジション”から降ろして、別のマシンと入れ替えることだった。
しかし、このサブ機で“プログラムの自作”をやっている関係もあって、マシンを取り替えると後々面倒になる。
まぁ、ズボラをすれば「HDD」だけを、同系機種に載せ替える手もあるのだが...
でも、それをやると“セキュリティ関係”がややこしくなって困るから、あまりやりたくないと思っていた。
やはり、穏当に修復が出来ればそれに越したことはない。・・・その後、今も安定して、電源が入り、正常に動作している。



ポケ・ナビ用充電具 作成  「十一月七日」

先日持ち出したポケット/ポータブル・ナビの電源端子の構造が拙かったために、途中で外れて使えなくなったのに懲りて、手直しをした。
それを手直ししたついでに、他の「ポケ・ナビ群」にも、充電作業に便利なように(リード線付き)「小コネクタ」を付加した。(図2<クリック>
これで、充電用リード線の引き出し方が、ナビ機毎に違っていたのだが、今回統一出来た。

更に、全ナビ機で共用出来る「充電具」を作った。(図1)

この「充電具」は、手製の「可変DC電源」から「ワニ口クリップ」を介し、「電圧・電流表示器」を経由して、「小コネクタ」へ出力することが出来るもので、当然看視・目視が必要なのだが、“Li-on電池”をかなり精密・安全・満杯に充電出来るはずだと自負している。



小コネクタ」は、そのリード線を、直接「電圧・電流表示器」に半田付けした。(図1)
このリード線付き「小コネクタ」オス&メスは、それぞれ1個¥50税込みで、「電源部」にはオス、「ポケ・ナビ群」にはメスを使った。こちらの方が、やや薄いので、収納し易い。

今回、「可変DC電源」と「電圧・電流表示器」の間には、「ワニ口クリップ」で摘んでUSB端子に繋げる為の、「USB補助具」を設けた。(図3)
これは、「電圧・電流表示器」のUSB入力端子相手に、止む無く作ったものだが、90度違った方向から、「ワニ口」で掴めるようにしてある。

それに使った「USBコネクタ Aタイプ・メス」は、百均品の“シガープラグ型USB充電器”の内蔵品を外して流用したが、単品ならパーツ店の方が安。(でも、百均品の方は、「降圧型DC-DCコンバータ」を利用した残物/再利用品だから、実質はタダ!)

尚、「電圧・電流表示器」の電圧値は小数点以下1桁は読みたいので、一応、高精度の機器(図4<クリック>)で校正/補正はしたつもり。
充電方法は、(まだ試行途中だが、)約4.18Vを最終最大値と見て、その辺りまで1A以下の電流で、満充電にして行くつもり。
それで、消費電力の少ない「ポケ・ナビ機」で、3.7V、4270mAhバッテリで、4時間は保たせたいと思っている。
7.4V、2200mAhでもそれくらいは行って欲しいものだが。



体脂肪計 修理失敗  「十一月三日」

“表示が次第に消えてしまう不具合”があるという「体脂肪計」(OMRON HBF-301)のジャンクを、(自力で)治せるかな?と買ってみた。(¥599送料込み)

当初は、(新しい単4型電池を入れ)電源を入れたら動作し始め、“体脂肪率[25.1]”と出て来た。
どうやら、男性は25を越えると肥満体らしい。
...でも、体重は目下、57Kg前後だし、それほど肥満だとは思っていないのだが、家人に言わせると、下腹が出張気味で不恰好だそうな。(そんなに酷くはないと思うのだがなぁ。苦笑)

この「体脂肪計」の不具合が治せれば、継続的に調べて、肥満体でなくしてやろうと思っていたのだが、内部を開けて、「主基板」を調べている内に段々不調が酷くなり、最後には、電源すら入らなくなってしまった。
どうも、この(進行性)不具合の原因は、LSI(半導体)の入出力端子部の静電破壊ではないかと想像しているのだが...
もし、そうだとすれば、素人では、もう手の打ちようが無い。これは“廃棄品グループ”に加えよう!


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