独り言集 令和四年九月版
菟田野(うたの) 神社巡り(VII) 車訪 [2022/09/29]
+++ 風光明媚 +++
先日、「虹の泉(三重県松阪市飯高町)」を訪園した後、以前に調べてあった“行き易そうな「神社」”を、あちらこちらと巡った。(図2[クリック])
今回もまた、傍まで行っていたのに見付け損なっていたり、駐車する場所が無くて諦めたりしたのが、二三社あった。
参拝出来たのは六社で、いずれも、それぞれの地域の「守り神」として、丁寧に管理・維持されているようだ。
(その為に、殆どの「便所」の戸締り/鍵がきちんとされていて、部外者(私)が利用させて貰えないのには、困った!笑)
「02−波瀬神社(三重県松阪市飯高町波瀬224)」は、少し高台にあって、門前の前方は見晴らしも良く、素敵な雰囲気だ。(図1)
「虹の泉」の作者が、なぜこの地を選んだのかが、判ったような気がした。風光明媚♪
「神社」の門前に、一、二台分の「駐車スペース」があって、(黙認で)其処に停めさせて貰ったが、実は、裏側に広い「専用駐車場」があったんだ!(うっかりしていて、見落としていた)
今回、参拝した「神社」は、
01−栃谷(とちたに)神社(三重県松阪市飯高町栃谷69)
02−波瀬(はぜ)神社(三重県松阪市飯高町波瀬224)
03−鷲家(わしか)八幡神社(奈良県吉野郡吉野村鷲家1171)
04−惣社水分(そうしゃ みくまり)神社(宇陀市菟田野上芳野648)
05−櫻葉(さくらば)神社(宇陀市菟田野東郷235)
06−八幡神社(宇陀市大宇陀岩清水1232)
+++ 神社の年中行事 +++
「03−鷲家八幡神社(奈良県吉野村鷲家1171)」で、「年中行事表」を拝見していて、面白いことに気が付いた!(図3詳細)
“餅つき”行事が、“年三回(一月、七月、十月)”あるそうだ。これは「大祭前の行事」ではないか?
ただし、七月は事前の“餅米洗い”が書かれていないので、これは補足的な行事かもしれない。
大昔には、「大祭」が年二回あって、それぞれを“年の初め”としていたから、(今の365日/年は)実は、二年と勘定していたのだ。「古事記」などに書かれた古代日本・神話の時代の“天皇の寿命”が大変長かったことも、その計算に拠っていたからだ、という説を拝見したことがある。
この「行事表」などは、その傍証になるかな?
尚、この「神社」には、「蛭子神社」、「愛宕神社」が併設(合祀?)されていた。(図4[クリック])
恐らく、これらも定期的に造り替えられて来ているのだろう、新鮮で清潔感がある。
面白国道166 走行 [2022/09/26]
+++ 迷ナビゲーション? +++
旧い(2014年以前の)カーナビは、設定が拙いと、結構な“道”を案内してくれるもんだ。(苦笑)
桜井市から、松阪市飯高町の「栃谷神社」へ行くコースを“距離優先”で指定したら、コンクリート(アスファルトか?)の舗装はされているが、その上を水/川が流れていたり、落ち葉が路面一杯だったり、折れた小枝で車底がバシバシ叩かれたりと、“散々な(古?)道”だった。(図1)
もし、“一般優先”を指定していたら、きっと、スムーズに走れるように(面白く?!)設計された「国道166号線」の方を走れただろうなぁ。(図2[クリック])
此処は、紐を結び損ねたような、2つのヘアピン・カーブで形成されていて、山の中腹にあるそのヘアピンの片方は、遠くからでも良く見える。(Googleストリートビュー)
勿論、帰りはこの道を通ったが、勾配設計も良くて、走行は至極スムーズ!(笑)
...最初に目指した「栃谷神社」には、難無く到着!
でも、此処は“最終目的地”ではなくて、実は、朝早く出たので、「波瀬駅(はぜえき)」(実は、“道の駅”で発券窓口あり、“鉄道”などは無し)が開く10時までの間の、時間調整/遅延も兼ねた参拝。
本命は、次の「虹の泉」など!
+++ 「虹の泉」・「波瀬(はぜ)植物園」 +++
各地の「神社」を調べている途中で、30年以上掛けて「陶芸空間」を構築したという記事を見て、興味が湧いた。
同時に、「青の洞門」の話を思い出していた。
「自己の意思」を「物」や「形」として、精魂込めて造り出して、残す、ということは、“ヒトとして生きた証”にも思える。
(私のような“普通人”には、なかなか難しいことではあるが)
「虹の泉」は、第2週、第4週の日曜日に開園されているそうなので、その日を目掛けて行った。
隣接の「波瀬駅」で「協力金」を払ってから訪園すれば、平日(無人?)でも入園は可能らしい。
背景の木々や山並みとのコラボで見るのも、面白い。(図3)
ポコポコ並んでいるのが、始め何だったか分からなかったのだが、あれは「雲」だと分かって、なるほど!
「波瀬植物園」の方は“飾らない庭園”の風情があり、此処を拝見しながら、奈良の(飾った)「万葉植物園」を思い出していた。
どれだけ愉しめるかは、見る側の“眼力(認識力)依存”ではないかと思う。
園主/施主から、“俺はこう思ってるんだが、あんたはどう見る?”と問われているようで、“ふむ、私なら、こうだな!でも、これもいい!”と黙答しながら、拝見していた。(図4[クリック])
(これが、もし“受け身姿勢”だったら、見ても、ちっとも面白くはないだろうな。笑)
プログラム発狂? [2022/09/24]
+++ 宿泊料金の桁違い +++
秋の紅葉を見に行こうと、一泊旅行を計画しているのだが、あるホテルの“プラン”がとてもユニークだったので、ちょっと突っ込んでみたくなった。(図2[クリック])
ググルと、そのホテルには、沢山の“旅行代理店”の名札がべったりと並んでいる。
だが、今回は、それらを全部無視して、ホテル自前の「公式サイト」からの予約を試みようとした。
(単なる、臍曲げ気分。笑)
そこで、幾つかの“プラン”を見ていたら、その中に、こんなのが有った!ってわけ。
...まぁ、1桁アップ程度なら、そんな“特別メニュー”も無いこともなかろうから、試しに、泊ってみよう!と思う奇特な人が居るかもしれない。
だが、これぐらいすっ惚けていれば、もう、笑うしかないのでは♪
ついでに、予約表をみると、更に桁が上がって、1億円-1円/一名様?になる箇所もある。(図1)
かと言って、リーゾナブルな1万円台の料金も表示されているから、全部が異常なわけでも無さそうだ。
...表示の問題かな?と、ブラウザを替えてみたが、そうでもないらしい。
ただ、その表示の「URL」を一度コピー/ペーストして、アクセスすると、金額の項が「¥−」と変わる?!
また、「旅行代理店」経由でみると、やはり「¥−」表示で、そんな異常表示にはならず。
と言うことは、途中の「計算処理ルーチン」が怪しいのでは?
更に、無謀な想像をすれば、旅行代理店毎に、条件や割引率が違うようだから、その処理を混ぜ込み過ぎて複雑になった為に「計算処理ルーチン」が発狂?してしまったのかもしれないなぁ?と思ったり。
(まぁ、実害は無さそうだし、こちらの読み出し方が拙いのかもしれないので、敢えて“お節介心”は起こさず、該ホテルへ通報・連絡はしていない)
光インターネット接続 [2022/09/21]
+++ 「無線接続」の遅さと「光接続」の安定さ +++
“インターネット”を始めてから、ずっと「ADSL接続」だったのだが、その方式がもう廃れるということで、設置の簡便さから「無線接続」に(慌てながら)替えた。
だが、“定額ギガ放題(!?)−ベスト・エフォート型”で契約をした筈だったのに、現実はそう甘くは無かった!
平日の午前中でも、良くて20〜30Mbps、休日前の夜などでは、1Mbpsにすら届かず、時には、実に数十Kbpsに迄下がってしまう。(図2[クリック]...実は、この数値を得るのもやっとだった!)
先日、遂に「光接続」に替えることを決意して、当地プロバイダ「KCN(近鉄ケーブルネットワーク)の「KCN 光 100メガ」に替えることにした。
光電話との抱き合わせや、(変てこな)キャッシュバック付きなどでの低価格を謳わずに、単純に“インターネットのみ:3千円台/月”であることで、選んだ。(尤も、ADSL時代からの付き合いが長かったからでもある)
「光接続」にして、少し驚いた!
今まで、Download速度よりUpload速度が速くなるってことは無かったのに、これだと(僅かだが)逆転することもあるようだ。(図1)
(実は、「無線接続」だと、Upload速度は、1桁以上低かった)
速度変動の方は、未だ長期間調べていないので、よくは分からないが、今の処、70Mbps以下にまで下がることは無さそう。
...まぁ、私のこれまでの使い方(当苑記事アップロード、ネット閲覧、「YouTube」動画)であれば、安定して40〜50Mbpsもあれば、御の字だ♪
+++ 「光接続」のハードウェア +++
「光接続」の屋内工事は、申し込み/契約時から約3週間後で、外部工事はその1週間前だった。
(これは私の想像だが、内2週間は「NTT」から電信柱使用の許可を得るのに必要なのではないかと思った)
屋内工事は、大別して、次の3点。
1:壁の穴開けと「光ケーブル」固定(図4[クリック])
2:「光ケーブル」と「D-ONU」の固定接続(図3)
3:「D-ONU」と「(無線)ルータ」との接続
“穴を開ける場所”と、“機器類の置き場所”をあらかじめ決めておいたので、スムーズに作業をして貰えた。(約1時間)
ちょっと(私の)知識不足だったのは、「光ケーブル」と「D-ONU」とは、後で切り離しが出来ないってこと。
だから、設置場所を移動する際には、「D-ONU」を紐(光ケーブル)付きのままで動かさないといけないわけだ。(やれやれ、大変だワン!)
もう一つ、ミスっていたのは、工事完了直後に、こちらで用意していた「(無線)ルータ」(中古品)と「D-ONU」との接続が上手く行かなかったこと。(あわ、あわわ!)
止む無く、先方で用意してくれていた、レンタルの「無線ルータ」で、接続成功!
...後で分かったことだが、何ってことは無くて、自前「ルータ」は、事前にリセットして“工場出荷状態”に戻しておけば上手く行ったのに。それに、素早く気が付かなくて泡喰ったってわけ。
現在は、「無線ルータ」として「Aterm WR8170N」を試用している。(図3)
(実験的に、「Aterm WR8500N」に替えてみたりしている。「WiMAX HOME 02」は、いずれはお払い箱)
ま、終わり良ければすべて吉♪
八幡神社巡り⛩(VI) [2022/09/18]
+++ 参拝した名張市周辺の「神社」 +++
今回は、名張市地域を中心に、主に「八幡神社」を参拝する予定だった。(図2[クリック])
だが、途中で、他名の「神社」の前を通り掛かり予定外の参拝をしたり、予定の「神社」が見付らず、結局外してしまったりして、大番狂わせになった。
でも、黄と緑の広がる田畑の中のこじんまりした「08−八幡神社」を拝して、華美でない「祠」に、何だか、爽やかな気持ちになった♪(図1)
01−篠畑神社(宇陀市榛原山辺三2235)
02−八幡神社(三重県名張市赤目町丈六324)
03−八幡神社( ” 名張市赤目町星川485)
04−稲荷神社( ” 名張市瀬古口277)
05−箕曲(みのわ)神社( ” 名張市箕曲中村821)
06−宇流冨志禰(うるふしね)神社(実は、本殿は拝せず)
( ” 名張市平尾3319)
07−中山神社( ” 名張市薦生(こもお)214)
08−八幡神社( ” 名張市西原町2847)
09−八柱神社(奈良県山辺郡山添村鵜山666)
10−八幡神社( ” 山辺郡山添村中之庄786)
残念だが、赤目町星川の「03−八幡神社」では、直接、(狭い)“鳥居前”に車を突っ込んでしまったので、参拝を終わった後、引き返す時に“切返し・反転”に失敗して、またもや車体左下に深い傷を作ってしまった。(トホホ!)
この「神社」の西側には、広い駐車場があったのに、最初に其処へ行かなかったのが敗因。(地図で、十分予習をしていなかったのも拙い!)
+++ 大冒険(?) +++
そして、順路の最後の“10−「八幡神社」(山添村中之庄)”(図3)の参拝では、大冒険(?)をしてしまった!
◎大冒険の動画(YouTube版)
「Googleマップ」で調べたら、通り抜けられそうな“山道”はあったが、「Googleストリートビュー」では、(突入が難しそうな)その入り口までしか、確認することが出来ず。
当日、現地の「曲がり口」の手前まで“車”で行ってから、その先は“徒歩”で調べるつもりだったのだが、何としたことか、発作的に(?!)そのまま「曲がり口」に突っ込んでしまった。
...うむ。やはり、此処の入り口側の“狭路”は、(普通車では)絶対に二度と通りたくない程の厳しさだ!
結局、後は一方通行的に山越えをして、反対側の集落へ抜けざるを得なくなったってわけ。(図4[クリック])
幸い、この“難路”では、車体に傷は付かなかったが、今の時期、“普通に通る道”ではない。
八幡神社巡り⛩(V) [2022/09/15]
+++ 本殿の違い +++
今回は、(奈良県山辺郡周辺で、リストアップした)「八幡神社」を巡った。
尚、その巡回途中にある他「神社」も、併せて参拝。
(三重県名張地域の「神社」は、後日に予定)
01−八幡神社(宇陀市室生小原1055)
02−神明神社(奈良県山辺郡山添村切幡741)
03−八柱神社( ” 山辺郡山添村勝原1752)
04−八幡神社( ” 山辺郡山添村伏拝751)
05−天・美統神社( ” 山辺郡山添村北野1458)
06−六所神社( ” 山辺郡山添村峰寺257)
07−八幡神社( ” 山辺郡山添村的野820)
08−八幡神社(奈良市水間(みま)町448−1)
09−八幡神社(天理市山田町1183)
何処の「神社」も、新しく造営されているようで、立派な「本殿」だった。(図1)
ところが、奈良市水間町の「八幡神社」に参拝して、何か違和感を感じた。(図2[クリック])
屋根の上に、“千木(ちぎ)”が無い?それも、今回では、この「神社」だけ!?
...さては、傍に「小学校」があるから、“勇ましい”のは拙いと斟酌したのかな?と思って、後で調べてみた。
ネット上のGoogle情報(神社 本殿 屋根)では、どうやら、「八幡宮」では、“千木”の無い方が普通らしい。
だから、こちらの方に違和感を感じるのは間違いってことか。
...でも、私は“千木”のある方が、武張っていて頼もしそうで、好きだ!
+++ 「蛭子(ひるこ)命」を祀る +++
常々、「古事記」の“神話”を、生物発生学的な面から考えると、大変面白いのではないかと思っているのだが、何分にも、誰も記録などは残せなかった(?)超古代の出来事なので、“実証”が難しい。
...唯一の手掛かりは、生物の“「DNA」解析”と“神話的解釈”だが、これは“物理学・宇宙論”や“医学・薬学”ほどには人気が無さそうなので、まぁ、研究は進まないだろうな。
それはさて置き、この「09−八幡神社」(天理市山田町1183)には、「蛭子命」が祀られているそうだ!(図4[クリック])
確か、「古事記」では、「蛭子」と「淡島」は、「伊邪那岐命」と「伊邪那美命」の最初の御子達だったはずだが、不出来(?)だったので、流されて(?)しまったという。
でも、“捨てる神々あれば、拾う神社あり”(?!)で、此処では、“救済の神”として祀られているわけだ。
本殿は、質素だが品位がある感じ。(図3)
九頭神社巡り⛩(IV) [2022/09/11]
+++ 九頭神社 ⛩ +++
以前、「葛神社」を参拝した時、“説明書き”に「葛」を「九頭」とも書くとあった。...ほう、そうなんだ!
他の「九頭神社」を調べてみると、宇陀市、天理市、桜井市に、沢山祀られている!
で、今回は、それらに、ぐるっと最短距離で廻れるようにして、参拝してみた。(図2[クリック])
(「四社神社」という1社だけは、通りすがりに、気が付いたので、拝見するだけにした)
01−九頭神社(宇陀市室生下笠間752)
02−九頭神社(宇陀市室生多田370)
03−九頭神社(宇陀市室生無山543)
04−九頭神社(天理市長滝町301)
05−九頭神社(天理市苣原(ちしゃわら)町376)
06−九頭神社(天理市下仁興(しもにごう)町41)
07−四社神社(天理市下仁興町211)
08−九頭神社(桜井市下271)
09−九頭神社(宇陀市大宇陀宮奥416)
10−九頭神社(宇陀市大宇陀牧320)
11−九頭神社(宇陀市菟田野上芳野816)
(括弧内は、神社周辺の風景、駐車場所など)
今回、参拝した「九頭神社」は、いずれも『式内社』ではなく、また『式外社』とか『村内社』とかも付されていなかった。
つまり、“格式”などには、あまり拘らないということのようだ。
まぁ、兎に角、参拝出来れば満足なので、今日も好日♪
+++ 簡素な神社 +++
桜井市の「九頭神社」(桜井市下271)は、「Googleマップ」で見た範囲では、良く分からなかったのだが、行ってみて実体が判った。(図3)
矢張り、“写真百見”は、“現実一見”に如かずだな。(笑)
この「九頭神社」は、大変、簡素な造りだった!
もしかしたら...と思ったが、やはり、後ろは一般の家屋だった。
うーむ、拝殿も無ければ、本殿も無い。
ご神体は、多分“しめ縄を乗せた岩”なんだろうな。
まぁ、ご神体が、“大きな木”だったり、“山全体”だったりする「神社」もあるから、“岩”であっても構わないわけだ。
もう一社のシンプルな「九頭神社」(宇陀市菟田野上芳野)があった。(図4[クリック])
「Googleマップ」の「Googleストリートビュー」を幾ら眺めていても、入り口が判然とせず。
それらしい小道は分かるんだが、やはり、現地に行ってみて、其処だったと納得!
それにしても、本殿は、至って簡素だ。(気は心?!)
一応、写真は取れたのだが、カメラのバッテリ切れで、其処で遂に終了。
+++ 新しい神社 +++
参拝していると、纏められた(詳しい)情報は見られなくとも、ちょっとした情報なら、得られるものだ。
宇陀市大宇陀の「九頭神社」が建てられた/遷宮された時期は、石碑から“平成二十八年”と読める。(図5)
また、天理市下仁興町の「九頭神社」では、寄進が“平成十一年”に行われたそうだ。(図6[クリック])
私の頭の中では、「神社」は、兎に角、増改築はするが、“基本は古いもの”のはずだ...という思い込みがあったのだが、実は『遷宮』というのも、場所を替えて新築することだった!と、やっと思い当たった。
その「神社」を支える人達が居る限り、建屋が朽ち果てる前に、“神様”はそのままで、『遷宮』によって、建屋が新しくなるわけだ。
「遺伝子の川」(R.ドーキンス著、垂水雄二訳 草思社刊))に説かれている説=「人間は遺伝子の乗り物」と似て、「神社」は“神様”の「仮在所」と言えなくもなさそう。
神社巡り(III) [2022/09/05]
+++ 高山・秉田(ひきた)神社 +++
以前から、行きそびれていた「高山神社」(図1)、「秉田神社」(図2[クリック])へ、(難しそうな山道に)挑戦して無事に到達し、参拝!
降り注ぐ"木洩れ陽"で、真っ白になる"フロント・ガラス"に悩まされながら、そろりそろりと上り、下りして行ったのだが、"晴天の日差し"が有難いやら、苦しいやら。
どちらの「神社」も、奈良県桜井市の推奨場所らしく、所々の「案内板」が役に立つ。
「高山神社」への道は、初めてだったので、対向車の有無を気にしながらの(必死の)"上り"だったが、幸い、今日(9月4日)は、一台も出会わずに済んだ。
一度経験してしまうと、"下り"は、かなり楽になった。(余裕で、「退避場所」を目視出来るようにもなっていた)
01−「高山神社」(桜井市白河760)
02−「秉田神社」(桜井市白河285)
(リンクは、神社、駐車場所や周囲道路状況の風景など)
「高山神社」の本殿は、頻繁に塗り直しが行われるのか、大変綺麗な状態だった。
他方、「秉田神社」の本殿は、傷むのを避ける為か、屋根・壁で覆われていて、直接には拝めなかった。(まぁ、部外者が、そんな"はしたない真似"はしない方がいいのかも)
+++ 高龗(たかおかみ)神社 +++
今回は、「高龗神社」に絞って、参拝したのだが、この「難読文字」が面白かったし、大和地方には多くあったから。
(栃木県にも、かなり多くあるようだが、その他の地方は少なそうだ)
この難文字に関して、(ネット上に)詳しいご考察があり、興味深く拝見した。
(尚、"HTMLエディタ"での、この第3水準文字の扱い方が判らなかったので、止む無く"絵"にしてあったが、後日処置方法を見付けたので、書き直した)
「高龗神社」2社(桜井市萱森117、桜井市白木427)は、以前に参拝を済ませてあるので、残り5社だったが、1社(宇陀市榛原角柄409)は途中の道が狭くて、ウッカリ車体横下を擦ってしまったので、参拝は止めた。
右側の植え込みを避けようと、早目にハンドルを左に切ったのが、敗因らしい。
左下のコンクリートの出っ張りで、やられっちまったようだ。(図3)
(狭い西側ではなくて、東側から上れば良かったのかもしれない)
(図3などは、Googleストリートビューの画像を借用。当車のドライブレコーダには、不運にも、同じ箇所の記録が残っていなかった)
...まぁ、それにもめげずに、後の4社に果敢に挑戦!
そして、"木洩れ陽"の"目眩まし"に悩まされながらも、無事に各社に到着、参拝。(図4[クリック])
03−「高龗神社」(桜井市萱森762)
04−「高龗神社」(桜井市和田164)
05−「高龗神社」(桜井市中谷87)
06−「高龗神社」(桜井市白木335)
今回は、全社で、お賽銭を投入することが出来た。(僅かばかりで、心苦しいが)
でも、"雨の神様方"のお陰?で、今日は全行程で良い天気だった!(...ん?)
+++ 櫟本・高龗(たかおかみ)神社 +++
ところが、最後に参拝しようとした「高龗神社」(天理市櫟本町2522付近)の入り口を、(汗を拭き拭き歩き回ったが)見付けられず。(図6[クリック])
結局、参拝は断念して、そのまま帰路に。
(後で考えると、もしかしたら天理教教会内に、その入り口があったのかも)
...ところが、何と!それまで晴れていた空から、俄かに、大粒の雨が!...えー、不参拝の"祟り"か?(図5)
車内では、そんな雨も問題無しなんだが、突然、その車内で、家人が"あっ、洗濯物を干したままだ!"と宣うた...あれまぁ!
(これは、"祟り"などではなくて、明らかに人災ではある。まぁ、再度「洗濯すれば済む話」らしいが。苦笑)
その雨降りが翌日も続くかと思っていたが、今日(9/5)はまた良い天気だった!
因みに、"台風"が歩いて来ているそうだが、皆して「台風を、あっち行かせて、給れ!」と「雨神様」にでも祷れば、あ奴も、向きを変えないとも限らない...と思うが、どうだろう。(笑)