独り言集 令和五年一月版
[表紙頁]へ  PC110目次へ  副目次へ

7型ミニ・ディスプレイ 活用 [2023/1/30] 

+++ 辞書代りのミニ・ディスプレイ +++

先日来、多数のUSBカメラ群を同時に働かせる「Ucam101.exe」の“磨き上げ”に熱を上げている。
(だが、何せ知識が足りなくて、細かい所の“手直し作業”が思うに任せない。例えば、各窓の名前に「カメラ名」を当てるとか、窓の位置を任意に動かして固定するとかなど、挙げれば切りが無い)

やはり、“USBカメラ”を細かく扱うには、「OpenCV2.4.0」だけでは覚束無いようなので、(難しくても)「DirectShow」を触らねばならないらしい。
それで、勉強のつもりで、「カメラ名」を取り出す小プログラムを探して来て、それを改造しようと考えたが、先ず、(長ったらしい)単語群の意味や働きが判らない。

別画面でコピペした言葉で検索を掛け、それを読みながら元の画面に戻るのだが、それを同じ画面内で切り替えながら、やろうとすると、中々面倒だと痛感!
そこで、当苑も世間様並みに、辞書に使えるような“2画面系”にすることを考えたってわけ。

“辞書代わり”としてのサブ画面用に何を使うか、あれこれ考えたが、昔々に、作った7型ミニ・ディスプレイを、試しに、上側に付けてみた。(図1
内容の表示もこれ位の大きさで足りるし、ぶら下げ易いし、目線も大きく振らずに済むから、こうした“上置き方式”も中々良い。(と自画自賛)
マウスの移動方向は、Win10側でちゃんと対応してくれる。(図2[クリック])

...使い始めてみて、予想外に具合が良いので、(COMの学習より前に)この記事を、先に纏めてみたくなった。


+++ サブ・モニタの解像度は、自在 +++

“7型ミニ画面”なので、使い始めるまでは、表示文字の小ささを心配していたのだが、「画面2」の方も解像度は個別に変えられたので、幾つか試してみた後、(ご推奨の)「800x480」に決めた。(図3

これなら、「画面1」から、左程、違和感無く移れる。まぁ、色味が“青白く”なるので、多少気にならぬでもないが、便利さには替えられない。(苦笑)
(因みに、「画面1」は元々“SXGA+(1,400x1,050)”なのだが、文字を見易くする為、解像度を「1,024x768」に落としてあるので、更に、マッチングは良)


PC110」の筐体を利用したミニ・ディスプレイ(仮称)「DSP110-6」(図4[クリック]右側)も、スタンドなどを工夫すれば、“上置き方式”にも出来るんだが、手間も掛かるので、今回は見送り。

...閑話休題...さて、またCOMの学習に戻らねば...


to [Top page]  to [medium index]
[表紙頁]へ  副目次へ

カメラ10台窓6枚 Ucam101 改修 [2023/1/23] 

+++ USB/Webカメラ複数台の映像同時表示  +++

以前に作った「UCam10.exe」の改良・増強版「Ucam101.exe」(無保証試作品)に、やっと目鼻が付いた。(図2[クリック])
それの実験中の様子を動画YouTube版)にしてみた。(図1

現状では、旧い「Logicool製」を複数台使うと、(旧い)“カメラ設定用プログラム”では、最後に接続されたカメラ1台だけしか、パラメータ(輝度、コントラスト、彩度など)の設定が出来ないのだ。

任意のカメラの“コントラスト”を少し上げたいと思っても、(“同一USBライン”上の)その1台だけを切り離して、設定替えをするわけにも行き難い。
だから、今は、“同じUSBライン”上には全部異機種(異品番)のカメラを使って、そうした難を避けている。

今回のプログラムの改修では、「Logicool製」の“同じUSBライン”に同種のカメラを複数台繋いであっても、それらの内の“任意の1台”の「輝度(ブライトネス)」「明暗(コントラスト)」「彩度(サチュレーション)」を、個別に設定出来るようにしたい、と考えたってわけ。

現在、屋外看視カメラ群からの複数映像を「FMV BIBLO NF/D70」上で表示させているが、やはり、“カメラ6台表示まで”が良さそうだ。
カメラ8台では、信号が取れなくなり、「応答なし」になってしまう。
今は、7台がギリギリの線のようだ。

尚、「USB/Webカメラ群」の方は、一部を除いて殆どを「Logicool製」にしてある。
これには訳があって、(Webカメラの老舗である)該社の製品は、比較的新しい製品でも低解像度からの対応が可能であることから、こうした多数台(並列)動作に向いている(らしい)からだ。
(複数台からの映像を滞りなく受けるには、低解像度の信号群でないと無理らしい...だが、低解像度カメラでも、或いは高解像度カメラでも、(内部処理に時間を掛けるのか?)信号の出し方がクソ遅いタイプなどは、こうした“多カメラ同時表示系”には向いてないようだ)

今回の改修で、「サブ・フォーム」を組み込んだが、これで上手く行きそう!(図2[クリック])
(でも、未だ、他に幾つかの不具合が残っている)


+++ 窓6枚が限界?! +++

これ迄は、「カメラ10台窓8枚」を謳って来たが、最近それが怪しくなって来た。
どうやら、(原因は不明だが)“看板の掛け替え”(窓8枚→窓6枚)をしないといけないらしい。

あまり、定量的な検討はしていないのだが、(ザックリ切った話で、)例えば、XGA画面横1,024ドットを描くのに、6カメラで分け合うと、カメラ1台当たりおよそ170ドット程しか割り当てられないだろうと考えた。
“USB/Webカメラ”の標準的な解像度で、この近辺のものは、
 160x120(=Tiny:微)
 176x144(=Small:粗)
 320x180
 320x240(=Medium:中)
 432x240
 640x360
 640x480(=Large:密)
などがあるが、「Logicool製」なら、これらのいずれにも対応出来るだろうと思って、4段階に設定してみた。
(“フレームレート”については、調べていないので分からない)

現実には、6画面(6カメラ)になると、横320ドットを要求すると、信号が取れなくなるらしい。(図3
今は、176ドットがやっとのようだ。

逆に、横160ドットだと、7画面は取り出せるが、8画面は信号が取り出せないどころか、状況が拙いと、何処か狭い“永久ループ”の中に入り込んで呼べど答えず、となり、挙句に、「応答なし」!?(OSの「タスクマネージャ」ですらお手上げ状態になってしまう)
(実は、この問題は、未だに“解決策”が分からず)

さて、「Logicool製」カメラの“同一機種の個別設定”の問題(接続最後の1台しか設定出来なかった問題)は、今回の「Ucam101.exe」で、何とか解決出来た。(図4[クリック])
(別の小画面を見ながら行う方式なので、少し面倒ではある。...実動画面を見ながら、それを直接調節出来るのが理想的だが、一度設定を調節しておけば、後はそれ程頻繁に行う必要は無いので、この方式でも良かろうと思っている)

今後の課題は、カメラが8台しか無い時でも、最後のカメラの信号を引きずって、丸で10台分あるかのような振る舞いをすることだ。
これは目障りなだけで、あまり深刻な問題ではないが、出来れば、きっちり“カメラの台数分だけの窓”にしたい。
それと、“解像度:フレームレート”の関係も、調べておきたい。


to [Top page]  to [medium index]
[表紙頁]へ  副目次へ

IC-290 7MHzコンバータ 取付 [2023/1/12] 

+++ 7MHz → 144MHz変換  +++

2m用オールモード受信機「IC-290」の受信バンド幅を広げて147MHz〜が受かるようにしてから、140MHzの局発を持った「アップ・コンバータ」を繋いで、7MHz帯が受信出来るようにした

其処までは良かったのだが、このコンバータは、繋がれた"同軸ケーブルの硬さ”に負けて、動かす度にあっちへフラフラ、こっちへフラフラと腰が定まらない。
見兼ねて、「IC-290本体」へ固定した。(図1

固定の方法として、“両面テープ”も試したが、やはり“同軸ケーブルの硬さ”には勝てない。
結局、本体後側にある“ビス”2個を利用して、“L金具”で固定する形にした。

これで、しっかりと固定出来たし、後ろ側もスッキリ♪(図2[クリック])

でも、「コンバータ」の箱の“裏表の向き”が良くなかった。
(取り外しの出来る)が本体側になったので、“局発水晶発振器”の交換実験などが、面倒になる。
...ま、今回は仕方あるまい。その時はその時だ!

(今は、本体の受信範囲が“144〜199MHz”で、「コンバータ局発:140MHz」で受信範囲は“4〜9MHz”になっているが、HAMバンドは“7MHz”だけだ。もし、局発水晶に“139MHz”を使えば、(表示は、1MHzずれるが)HAMバンド“3.5MHz”(表示4.5)と“7MHz”(表示8)の2帯が受けられる(はず)。でも、マルチバンド化には、別の考え方をすべきだろうと思う)


+++ 13V電源の流用  +++

(固定する前に、)この「コンバータ」の電源は“5V”なので、中に「3端子レギュレータ(7805)」を取り付け、「本体」電源(+13V〜)などが使えるようにしておいた。

(テスタで調べて、)本体後ろ側の「ACC」から、+13Vが出ていることは判っていたのだが、念の為、“回路図”を入手して確認をした。(図3
No.3=+13VNo.4=GND

(昔はあった)ACC用の“9ピン・プラグ”も、今は手持ちが無い!?(今は「ヤフオク」にも出物無し)
“銅線”と“プラ板”があれば何とかなると思うが、取り敢えず、“銅線”だけで何とかした。(図4[クリック])
(...現在、もう少し、ましなモノを計画中)

今の処、これで上手く動作中♪w(^^;



to [Top page]  to [medium index]
[表紙頁]へ  副目次へ

小型炊飯器 異臭除去 水洗 [2023/1/8] 

+++ 異臭・悪臭の源は?  +++

近頃は、家人共々、お米を食べる量が、随分減って来て、それに伴って、通常の炊飯器では、どうしても多く炊き過ぎになり、常に残飯が出るようになって来た。
それで、(中古の)「小型炊飯器」を買って、それでお米を炊くようになった。

ところが、先日それで炊いたご飯に“異臭”がした。
(家人はそれ程でもないと言うが、私には悪臭で、“くさや”並みだ!)

当初は“廃棄”も考えたが、“悪臭の源”は何処か?という好奇心が働き出して、追っ掛けてみた。(図2[クリック])

主に、蓋部が臭かったので、それを分解してみたが、原因は「シリコンゴム・パッキン」の“変質”でも無さそうだし、「プラスチック蓋」の“劣化”でも無さそう。(図1
...どうやら、それらに“染み付いた臭い”らしい。

種々の洗剤を付けて、洗えるだけ洗って“悪臭”を落としたつもりだが、未だ微かに残っているような気がする。
「炊飯器」のような加熱器(?)なら大丈夫だろうと思っていたのだが、やはりこうした点で、“中古品”はダメだな!


+ 本体は水洗い不可!? +

始めの内は、「内釜」や「外釜」を“水拭き”してみたが、なかなか悪臭は消えず。(図3

次第に手荒になって来て、洗剤を流し込んでは、"水洗い”を始めた。
水洗いは禁止とか書いてあるが、もう、そんなの構っちゃいられない!(図4[クリック])
ついでに、「悪臭禁止」とも書いて貼っておいて欲しいものだがなぁ!(苦笑)

本体側は、ジャブジャブと水洗いに近い処置をしたので、“臭い”は殆ど落ちたように思う。
...が、後が大変だった!


+ 本体内部の乾燥と再組立て +

本体を洗い終わって、「下蓋」を開けてみたら、水が垂れて来た!
保温用の「グラス・ウール」が水でベタベタになっていて、そこからポタポタ。(図5

結局、これの水を切って乾かすのに、相当な時間が掛った。
「ドライヤー」を使ったり、「灯油ストーブ」の上にかざしたりした後、最後は、「内釜」に水だけで張って、空焚き(?)をして見た。
本当は、本体を“逆様”か、少なくとも“横向き”にしないと、内部の乾燥には不適なのだが、仕方が無い。
後は、数回、お米を炊いて様子を見ようと思う。(図6[クリック])

まぁ、今時は、「炊飯器」などを使わずとも、スーパーで「さとうのご飯」のようなレトルト・パックを買って来て、レンジでチンすれば、簡単に一、二食分くらいは作れてしまうのだから、何も「炊飯器」に拘ることも無かろう。

...でも、色々な“炊き込みご飯”を、自分で作ってみたいなら、こうした「炊飯器」は、未だ“有り”かもしれない。
そして、もしかしたら、この「炊飯器」(の異臭の染み付き)も、そうした使い方をされて来た結果なのかな?


to [Top page]  to [medium index]
[表紙頁]へ  副目次へ

IBM PC110s (13) 調べ [2023/1/2] 

+++ 「No.13:杉(6型TFT-LCD)」 +++

この「No.13:杉」は、「No.3:三郎」、「No.5:五郎」と並ぶ、「6型TFT-LCD」モデルの完成形の1台。(図1

...と思っていたが、このマシンも“サウンド系”が不良化していたので、完全系ではない。
(「No.12:樫」、「No.14:桧」)“モーターボーディング音”というより、“濁ったビービー”の連続で、それも鳴り続けたままだ。「マウス」を動かすと、“ザラザラ”と音が出る)

このマシンには、現在、「PC-DOS」「Win3.1」「Win95」を組込んだ「CF」を差してあるが、その前段階処理の為に、「tmbm」を組込んである。

電源を入れると画面が明るくなり、合図音(ピーピーピーとビープ音3つ)が鳴って(無表示の)待機状態になるので、そこで“Lキー”を押せば、「LCD」上に「Multi Boot Manager」が現れる。(もし、それ以外のキーを押せば、「外部ディスプレイ(CRT)」表示に切り替えられる)

出た“メニュー”から(“カーソルキー”で)“起動OS”を選んで、“リターンキー”を押せば、その“OS”が立ち上がる。

一応、どの“OS”も正常に立ち上がるし、「6型TFT-LCD」の表示も問題無し!?(が、良くワカラン原因で、時々、画面がしゃくれることがある。“雑信号”の漏れ込みによる“同期外れ”か?...未対策)


+ 「LCDケース」内と「本体」裏側 +

サウンド系」が異常になったのは、“「ひょうたん電池」の液漏れ”が元凶のようで、その周辺には“腐食痕”が見られる。(本体裏側の基板面図3[クリック]

既に、「電池」は取り除いてあり、“腐食痕”も乾いてしまっているが、もしかしたら基板内回路の損傷、例えば腐食による“層間配線の腐食”などが継続していたのかもしれない。

尚、他のマシン同様、CPUは40MHzに“クロックアップ”し、増設メモリは改造型16MBを載せてある。(図3[クリック]

一方、「LCDケース」内には、「中継基板(DSTN接続→TFT接続)」と「昇圧基板(約10V→20V)」を収めてある。(図2
「昇圧基板」の電源入力端子には、元の(廃)「インバータ基板」から取った「接続コネクタ」を(無理矢理)取り付けてある。(その経緯

フレキの上に「電磁遮蔽テープ」を貼ってみたが、時々起こる“表示のしゃくれ”は、多少頻度は減ったが、やはり、完全には取り切れていない。
でも、我慢出来る程度になったので、このまま維持・進行!


+ 「Data Logger」を再確認  +

ゆっくりした“データ採取”や“でデータ表示”は、「PC110」のアプリとしては最適!
なので、以前作った「Data Logger」(zipファイル)と組み合わせて、“携帯バッテリの長時間維持状況”を調べるのに使っていたことがある。

今回、その系を再確認してみたら、上手く動かなかったので、設定を変えて、動作するようにした。(図5

色々設定を替えて、最後に行き着いたのは、“通信ポート(COM1)”の設定を「基本設定 0」にすること!
「自動設定 U」は[レ]で良かろうと思っていたが、それが、なぜか?ダメだった!図6[クリック])
自動設定の“COM2”がダメなのは、他のマシンでも同じだった。当然、「PC110」の方も“ch2”にしてあったんだが(!?)

以前、PC110」で実験した例


+ 「Data Logger」画面とデータ採取例 +

今は、特に測りたい“(電圧)変化”も無いので、取り敢えず、「006P電池電圧(約9V)」(赤線)と「室温(20℃前後)」(青線)、それに「内蔵電池電圧(約9V)」(焦茶線)の(10秒刻みでの)変化を見た。(図6

「室温」(誤差±10%か?)には、多少変化は見られるが、暖房機を停めてしまうと、寒くてやってられないので、程々にした。
その他は、殆ど変化無し。(ま、当然だが)

尚、左側の“レンジ設定”は、「電圧ロガー」本体に付けてある「小スイッチ」x2を切り換えて行うようにしてある。
(が、長期間放置していると、そうした設定方法も“忘却の彼方へ!”...か?)

このプログラムのバージョンを見ると、以前は“Ver4.2”だったはずだが、これは“Ver4.3”になっている!?
だが、そのソース類が、“当苑アーカイブ”に見当たらない!...(探索中)...
...やはり、忘れないように、時々は、キメ細かく保守・確認をしておくべきだな。


to [Top page]  to [medium index]
[表紙頁]へ  副目次へ