独り言集 令和五年五月版
「IC-290」魔改造 結果 [2023/5/28]
+++ 局発が強過ぎ!? +++
(多バンド化で)欠けていた「130MHz発振器」が入手出来たので、それを半田付けして、作業を完了!?(一つ前の増設部の状態 図2[クリック])(以前の記事)
...したが、どうもノイズが大きい/大き過ぎるし、他方、50MHz帯は静か過ぎるので、少しずつ改善した。(図1)
どうやら、コンバータIC「SA602A」部は、相当な“ノイズ発生源”になっていることが判って来たが、それは、“局部発振信号の注入量”が多過ぎるのが原因らしい。
そこで、カップリング・コンデンサの容量を減らすことを考え、チップコンを(完全に)外してみた。(〜1pF?)
位置が近い所為か、それでも“局発信号注入量”は十分(?)なようだ。
(ノイズは半減?したが、まだまだ有る)
逆に、「90MHz発振器」の信号は、少し不足気味なのかなと思い、10pF→56pFに増やした。
また、*ST(スタンバイ制御)端子は(計算では)33KΩでプルダウンすれば十分だろうと考えていたが、実は、完全にGNDレベルまで下がり切っていなかった箇所があったので、それを12KΩに替えた。
(尚、先日の「プログラマブル発振器 130MHz」の異常出力は、この“制御不適/不手際”が原因だった可能性が高い)
...こうした実験&修正中に、偶々18MHz帯を受信していたら、交信中の声が聞こえたので、慌てて動画を撮影。(恥ずかしピンボケ!)「イキナリ18M-1」〜「イキナリ18M-2」(悦!)
+++ 空のコンディション次第?! +++
周波数毎の感度差が大きいし、内部のノイズも大きいので、“不満”が無いと言えば嘘になる“マルチバンド受信機”だが、一応、どのハムバンドでも“交信”が聴こえるようなので、これはこれで自分なりに楽しめるモノになったと思う。
只、50MHz帯は、何故か、極めて感度が悪い。
それに、飛び込んで来る電波が少ないようなので、入れっ放し/聴きっ放しでも、“51MHz 1日1波”有るか無きかなのは、苦しい。
(待てば海路/回路に日和/飛寄りあり...かな?)
3.5MHzや7MHzは、必ず1波や2波は聴こえるので、(暇な時は?)よくダイアルを合わせている。(図3)
だが、その他のバンドは、あまり馴染みが無いので、(昔の)「JARLバンド・プラン表」を眺めながら、ダイアルを廻している。(図4[クリック])
次の受信4例を動画にしてみた。
@「14MHz帯受信例」
@「21MHz帯受信例」
@「24MHz帯受信例」(この音声は24.948MHzのもので、下の7.100MHzの方は完全に絞ってあった)
@「24MHzCW受信例」( de N7ET/DU7 ?)
...残念ながら、10MHz帯は、CWも音声も、未だ1波も聴けていない。
ま、これからは、日和/飛寄り待ちだ。
カメラ・フード&マスク 細工 [2023/5/24]
+++ レンズ前面の反射 +++
先日、久し振りに「スペ・アナ(スペクトラム・アナライザ)」の画面写真を撮ったのだが、“カメラ・レンズの顔?”が映り込んでしまう(図1)ので、それを抑える為に少し小細工をしてみた。
この「スペ・アナ」には、背景の映り込みを避ける為に、改造した“写真機用フード”を取り付けてある。(図2[クリック])
当初は、これで十分だろうと思っていたのだが、実際に撮影すると、やはり、レンズの前面が映り込んでいる。
フードの“ズレ”による横からの“外光の漏れ込み”だろうと、そちらばかり気を取られていたのだが、どうも違うらしいことに、(やっと!)気が付いた。
これは、画面の“輝き”を受けたもので、その反射像だった!(苦笑)
尚、余談だが、表示中のスペクトルは、(不良化?/制御不適?)「プログラマブル発振(SG8003CG)」のもので、本来の正常なものでは、このような雑多なスペクトルは見られない。
+++ 黒紙マスク +++
(世の中はコロナも終わり、もうマスク不用の時期になっているが、)ここでは、カメラ/レンズに、新たに「黒マスク」を着用させることにした。
理想としては“ビロード黒布”などが良いのだが、当苑のジャンク箱内には、そんな気の利いたものの在庫は無い!
“百均黒画用紙”なら有る!
それを“百均コンパス・カッター”で円形に切り抜いて、「黒マスク」を作って、貼った。(図3)
状況は、かなり改善された。(かな?)
...しかし、完全ではなく、未だ微かに影が映るようだ。(図4[クリック])
(もしかしたら、百均品に“黒ビロード布”があるかもしれないので、見付けたら買って試してみようと思っている)
IC-290 魔改造? 着手 [2023/5/22]
+++ 「IC-290」を多バンド受信機に +++
以前手に入れた2台の「IC-290」の内、
1台は“0〜10MHz”と“20〜30MHz”が受信出来るように改造したが、
もう1台の方は、“0〜10MHz”のままだった。
今回は、それを、「MEMORY SW」を“ch切り替え”に転用して、更に多バンド化(多ch化)してみた。(図1)
ハムバンド受信帯(青色)は以下の如く。
ch/osc | 0. | 1. | 2. | 3. | 4. | 5. | 6. | 7. | 8. | 9. |
0/140 | | 1.8 | | 3.5 | | | | 7 | | |
1/130 | 10 | | | | 14 | | | | 18 | |
2/120 | | 21 | | | 24 | | | | 28 | 29 |
- | | | | | | | | | | |
5/ 90 | 50 | 51 | 52 | 53 | | | | | | |
“ch切替”に、(ほゞ無用の長物化している?)「MEMORY SW」を使うことにしたのは正解だと思う。
これで、どのバンドでも、LSB,USB,FMの切り替えが任意に出来る。(もう1台の方は、LSB/USB切り替えを利用している為、固定)
「MEMORY SW」を元の回路から切り離す作業が面倒だったが、(回路図を頼りに)ダイオードの移設や配線替えなどは、思っていた程難しくなかった。
変換に「SA602A」を、局発に「EPSON製プログラマブル発振器」(3.3V型)を用い、他はチップ部品を用いたので、「コンバータ部」は小基板上に余裕で組み立てられた。(図2[クリック])
現状は、未だ着手したところで、ch1(10〜20MHz)が未完、ch5(50〜60MHz)が未調整だが、機能的には良さそうだ。
+++ 「MEMORY SW」部の改造 +++
「MEMORY SW」は、旧い回路図だと“1回路5接点”構成だが、新しい回路図では“2回路5接点”になっている。この「IC-290」も後者の構成になっていた。
「MEMORY SW」を“ch切替”に流用するに当たって、固定的に接続されているらしい箇所は、出来るだけ元の接続状態を維持出来るようにした。(図3)
SW上に搭載されていたダイオード2個も、関係基板の方へ移設した。図4[クリック])
(...まぁ、“VFO機能”だけ働かせて、“メモリ機能”は全く使わないつもりなので、全部の端子を切り離しておくだけで済むのかもしれないが、一応、念の為)
+++ ユニットの回路図と接続 +++
この「アップ・コンバータ・ユニット」は「変換回路(SA602A)」(x1)と「プログラマブル発振器(SG8003CG)」(x4)と「3端子レギュレータ(AMS1117-3.3)(x1)(AMS1117-5.0は別の場所に設置)、およびチップ抵抗、コンデンサで構成。
「発振器」の制御は、(33KΩでGNDにプルダウンされた)「*ST端子」に、1KΩを介して、電源電圧約3Vを与えることで、アクティブにする。(図5)
発振出力の純度は、結構良いと思う。(素人の感想)
このユニットと各配線との接続は、(安価な)“ピン・コネクタ”(?)に依った。(図6[クリック])
ちょっと背が高過ぎるのだが、後ろの隙間に押し込むようにすれば、程好い高さになる。(図2)
そのままだと浮き上がりそうになるので、「卵ラグ」をビスで留めて、それで押さえるようにしているが、最終的には、それを「GNDライン」に半田付けしようと思っている。
+++ HF入力取出し部、空間作り +++
以前の方法だと、「HF信号用RCAプラグ」がかなり邪魔だったので、今回は、細同軸線(1.5D-2V)を使って、出力端子から直接引き出す方法にした。(図7)
そして、その先に“ピン・コネクタ”を付け、隙間/空間を広げるようにした。
今回も、この「UpConverterユニット」を置く空間を設ける為に、大きな「電解コンデンサ(2200μF/16V)」を取り外した。(図8[クリック])
その代わりに、スリムで背の低い電解コン(1000μF/25V)を取り付けた。(図2 右側)
尚、+5V電源は、ACCソケットの脚ピン群を利用して、設置・固定した。(右図)
吉野・十二社神社 巡拝 [2023/5/20]
+++ 神代七代(天神)+天皇五代(地神) +++
「十二社神社」の由来については、樫尾地区の詳しく書かれた“由来書”が参考になる。
只、元々の土地の“守神”が(明治時代に?)他所に追い遣られた(遷座)らしい所もあるのが気になった。
まぁ、村民皆の納得づくで、“十二神”を受け入れることにしたのだろうから、傍が余計な詮索をすることでも無いが。
主殿/本殿は、どの“十二社”も、概(おおむね)高い場所に置かれているようだ。(図1 左曽地区)
だが、菜摘地区のように風水害の所為らしく、高所が崩れて、やむなく低い場所に遷されている主殿もあった。(図2 菜摘地区[クリック])
今回も、巡拝した神社の地番は、「Google」の記事や地図などに依ったが、これを“カー・ナビ”に写して案内させると、(位置が大きく違っていて)神社を見付け損なう所もあった。まぁ、山中だと、地番は大まかになるだろうから、止むを得ないのだが。
(まだ、上手く使えていないが、もしかしたらGoogleMapオフライン版の併用が有効かも)
十二社神社・左曽(さそ)(奈良県吉野郡吉野町左曽128)
十二社神社・御園(みその)(奈良県吉野郡吉野町御園361)
十二社神社・菜摘(なつみ)(奈良県吉野郡吉野町菜摘384)
十二社神社・樫尾(かしお)(奈良県吉野郡吉野町樫尾124)
十二社神社・西河(にしかわ)(奈良県吉野郡川上村西河731)
十二社神社・井戸(いど)再訪(奈良県吉野郡川上村井戸512)
十二社神社・武木(たきぎ)(奈良県吉野郡川上村武木462)
いずれの神社も静かだったし、庭も綺麗に掃き清められてあり、無駄な飾りも一切無い。祭礼日には、一転して、さぞ賑やかになることだろう。
(残念だったのは、用意していたのに)管理されているらしい「賽銭箱」が置かれていなかったり、鳴らす「鈴」が無い所も多い。
これは、「十二社神社」の特性で、置いてあっては失礼になるからだろうか?
+++ 狭い道 +++
(道路沿いの神社は良いが、)村の中や山奥にある神社だと、狭さもあって進入・通行にかなりの緊張を強いられる。
“村道”や“町道”はほゞ“地域の私有地”だから、(余所者が)勝手に車で走り回るのは、気が引けるが、(気持だけは遠慮しながら!大胆に?)入らせて貰った。(図4[クリック])
ちょっと辛かったのは“180度折り返しの坂道”で、“軽自動車”なら可能なのだろうが、“普通車”だと、幾度も切替さないと廻れない所もある。
登り時は、止むを得ず、曲がり角の先にある私有地らしき広場へ入らせて貰って転回したが、下り時は其処に入らず4,5回切替しだけで転回した。(図3)
その時の登り時の動画(4倍速)。
鏡面ダイアル型玩具 自滅 [2023/5/16]
+++ 1000番水研ぎ +++
先日買った「鏡面バーニア・ダイアル」、急いで使う予定は無いのだが、無様な姿のままお蔵入りさせてしまうのも癪なので、何とか刻み目を損なわずに“梨地加工”が出来ないかと試してみた。
(次善の策なんだが、)1000番位の“サンド・ペーパー”で水洗いしながら研磨したら、目盛面がかなり見易くなった。(図1 右側)
...もっと、番数を落としたペーパーを使った方が、“粗面”は出し易いだろうと思うが、“目盛の刻み目”も一緒に削ってしまいそうなので、1000番で止めた。
しかし、“刻み目”の深さを見ると、未だ余裕がありそうなので、500番〜800番辺りを試してみてもよいかも。
だが、この研磨方式は、“線状の傷”が目立つので、番数を下げるのは、程々にしないとダメかも。
一番良い方法は“サンド・ブラスト研磨”らしいが、前もってやるのは兎も角、後からだと目盛が消えてしまいそう。
...と、色々やってはみたものの...
+++ 一杯喰っちまった! +++
...やられた!
結果的に、これは、“バーニア・ダイアル”に似せて作った(おみやげ品的)“玩具”だった。
私も迂闊(うかつ)だったのだが、これをバリコンに仮に取り付けてみようとして、ハタと気が付いた。(遅かりし、由良助!)
これ、鏡面0-10目盛で、軸が(無意味に)270度以上回るんだ!
通常のバリコンは、180度しか回らないから、実は6辺りまでということになる。(図3)
となると、目盛10に何の意味があろうか?!
尤も、ストッパーの無いバリコンもあるから10まで廻そうとすれば廻せるが、あまり意味は無いだろう。(図4[クリック])
また、多回転型VR(可変抵抗器)に使うにも、270度では中途半端過ぎる。
...“減速機構”だけは、本物と同じような真面目な作りになっているから、やはり(念の入った)“頓珍漢作品”なのかも。
ま、(飾りにはし難いが)“鏡面ダイアル型玩具”だと思って、笑って許して♪やろう。
鏡面が銅色だったら、もっと良かったのに!(笑)
小物類(電話機、ダイアル) 買い [2023/5/14]
+++ 鉛筆削り:電話機(卓上飾り) +++
先日、「櫻神社」参拝の帰り道、三重・阿山の「道の駅あやま」で「生筍」を買った際に見付けた“鉛筆削り・電話機”も買って来た。(図1 ¥780税込み)
このタイプの“鉛筆削り”は、以前からちょくちょく買っていて、手元には、色々な種類が溜まって来た。
これらは中華製のようだが、形は所々が歪んでいたり、大きさが不釣り合いだったりして、何だか変な感じ。
でも、細かい所が妙に丁寧だったりして、素朴な手作り感があって何と無く面白い。(図2[クリック])
今回のは、手元にある物とは別種だったので、ちょっと高いとは思ったが買って来た。
暫くは“机上の飾り”だ♪
+++ クソなバーニア・ダイアル +++
(興味本位で)“目盛面”がピカピカな“似非バーニア・ダイアル”を買ってみた。(図4[クリック] ¥800送料込み)
写真では、“安物感”芬々だったが、もしかしたら使えるかな?と、淡い期待はしていたんだが。
やはり、予想違(たが)わず、見事に外れ!
“正規バーニア・ダイアル”の見易さ対して、こいつは“目盛面”上の反射が酷くて、“目盛”が殆ど読めず!?(図3)
“減速機能”はあっても、“目盛”が読めない“バーニア・ダイアル”なんて、使い物にならん!
...しかし、今時、こんな駄作物が出て来るとは!?
上記の鉛筆削りとは違って、面白くも何とも無いし、あまり役にも立ちそうに無い。
(ふん、板金だけを、薬品か何かで荒らして、粗面に出来るかな?)
櫻神社 参拝 [2023/5/11]
+++ 櫻神社・初参拝 +++
家人が、(いきなり!...常にいきなりなんだが)“天気が良いから、何処かへドライブを!”と宣うた。
(まぁ、いつものことなので、)取り敢えず、去年から予定していた吉野路での神社巡りを考えた。
しかし、あまり沢山の数では疲れるだろうと、数を絞り、先回は見付けられなかった甲賀市の“一文字だけの名前”の神社を二社(櫻神社、島神社)、訪ねることにした。
「櫻神社」(甲南町柑子(こおじ))は、今回は直ぐに見付けることが出来て、参拝させて貰った。(図1)
本殿は、質素な佇まいだが、何かしら品の良い感じがした。(図2[クリック])
庭や階段などは、丁寧に手入れがなされている様子で、秋・冬に降り積もったであろう落ち葉などは、全く見られない。
門前には、駐車出来るようなスペースは無い。
少し離れた所に、農協らしき施設があり、暫く、其処の庭の片隅に車を止めさせて貰った。(無断駐車だが、黙認して貰えそうだった)
+++ 脇社・末社など +++
本殿右には、「浅間神社」という新しい表札が掛かった末社があり、本殿左側には五柱の末社があった。
五柱の真ん中は、赤く塗られていたので、名前を拝見したら「稲荷神社」だそうな。(図3)
他所では、「お稲荷さん」は独立させてあり、“赤い鳥居”を潜ってお参りするような形・構成を採っている所も多いが、此処では、“赤鳥居”は省略しているようだ。
左端にある「天満神社」は、小さな石組みの上に「本殿」が載せられており、他とは趣が違っているが、何か“この土地ならではの謂れ”でもあるのだろう。
本殿右の外れに小さな庭と「柑子老人憩の家」という建屋がある。(図4[クリック])(一寸、生々しい表現ではあるが)
トイレは、この建屋の左奥横にオープンしてあった!
...まぁ、観光施設ではないのだから、そんな施設にはカギを掛けてあっても、外来者がとやかく言える筋合いのものではないのだが、こうしてオープンになっているのは、大変有難い!
+++ 「島神社」へは、また失敗! +++
「島神社」(甲賀市甲南町下馬杉671)への参拝は、今回も出来ず。
またもや、甲賀阿山線775号が工事中で、“通行止め”(図5)が継続していて、(先回と同じと)“想定していた位置・場所”には行けず、参拝を断念した。
...ところが、後で「Google Map」で調べ直したら、実は、通行止めになっていた道路とは関係無くて、「島神社」はもっと南の方の「134号線」脇にあることが判った。(図6[クリック])
帰りは、「775号線」をそのまま南へ下ってしまったので、「島神社」の影すら見られず。
もし、「134号線」を下っていれば、あるいは気が付いたかもしれないが、そうはならなかった。
余談だが、下る途中「道の駅 あやま」で、大好物の“皮付きの筍”を見付けたので、太さ中位(¥432税込み)のを買って帰った。
“生筍”は、もうシーズンオフだろうと思っていたが、ここで出逢えたのは、大変ラッキー!
庭の柿の木と梅の木 処置 [2023/5/9]
+++ (去年切った)「柿の木」の新芽 +++
風は強かったが、天気が良かったので、(猫の額程の)庭に出て、木々を眺めていた。
昨年、素人剪定をした「柿の木」が見事に、幹から新芽を出して、それが勢い良く伸び始めている。やったぜ!(図1)
切った当時は、知識も経験も無いのに(無茶な)切り落としをして失敗(したかな?)気分だったんだが、「柿の木」自身の勢い(生命力!)があったのか、まるで“芽が無かった幹”からも新芽が出て来たので、ほっとした。
勿論、反対側の太い枝には、ちゃんと芽を残しておいたので、そちらの方は、今は伸び過ぎた余分な枝を払う程になっている。
...“勢いのある木”ってのは、何も無かったような幹の途中からでも、芽を出すことが出来るんだなぁって感心、ひとしきり。(図2[クリック])
他方、“似非挿し木”の方は、やはりダメだった。多分、“挿し木”をする時期や、その状態が合っていなかったのだろうと思う。
まぁ、その代わりに、本命の新芽が出て来たので、“似非挿し木”なんて無用な悪足掻きだったわけだ。
+++ 枯れた「梅の木」を切る +++
他方、「梅の木」の方は、去年の暮れ辺りから、下周りに細かな木屑が溜まるようになっていた。
奇妙に思って、DIY店の店員に尋ねると、「カミキリムシ」の被害なのだそうだ。
慌てて「カミキリムシ用殺虫剤」を買って来て、穴という穴に噴霧したのだが、“時既に遅し!”だったらしい。
今年の春になっても、芽一つ出ず、葉も皆無だ。それに、枝は手で簡単にポキポキ折れてしまう。
葉が一つも無い今の状態だと、“夏場の日除け”にもならない。
それなら、(私も木も?元気な内に)思い切って切り倒してしまおうと、「手挽き鋸」を持ち出して来て切り始めた。
一寸未練もあるので、(上記の「柿の木」のように、)“幹からの新芽”を狙って、地上から約1mほどの処で切ってみた。(図3)
もし、根が生きていれば、“新芽噴出”の望みはあるが、さてどうだろう?
私は、毎回「(手挽)鋸」だが、近頃は「電動鋸」なども流行のようで、魅力はあるんだが、やはり“音が出る機械”はご近所に憚られるので、使い難い。それに、「鋸」でも割合簡単に切り落とせるので、これで済ませている。
切り落とした幹の面を見ると、虫食い穴がずっと上まで続いているようなんだが、この穴群が果たして“木の死生”を制したのかどうかは、良く判らない。(図4[クリック])
しかし、切った時の感触では、“生木の粘り強さ”が感じられなかったから、やはり全体が死んでいたのは間違いないと思う。
尚、太い幹の部分の径は7cm以上あって、“通常回収”はして貰えないので、70cm程の長さに切った4〜5本を、町の「清掃センター」へ運んで行き、処分して貰った。費用は、¥450。(高いのか安いのかは不明だが、今時、造園屋に頼んだら、これでは済まないだろうな。苦笑)
高周波発振器(KKmoon製)ケース入れ 完了 [2023/5/5]
+++ 百均トレカ・ケース(廃版?)へ +++
「高周波発振器(40〜4000MHz?)」を入れる為の、(テン・キーの有る)ちょっと洒落ていそうな箱を探していて、旧型電卓の中で“使えるかな?”と思ったものがあったのだが、残念ながら、液晶部のサイズが合わず。
どう無理をしても入りそうになくて諦めた。
その他、大サイズの旧型電卓などを買って検討してみたが、いずれも、無様過ぎて好みに合わず。
結局、手持ちの(百均品)「旧版トレカ・ケース」に詰め込むことにした。
これは、「カセットテープ・ケース」の大きさに近いのだが、厚みが“5割増し”(内法:約27mm)なので、“小ユニット”などを収納し易くて使い勝手が良い。
只、難点があって、「LCD/LED表示部」が真ん中辺りまで遮られて、見難くなってしまう。(図1)
だから、実際に設定・使用をする時は、カバーを広げて、“中身”を少し手前に引き出す。(図2[クリック])
上下サイズを縮める為に、「キー・ユニット部」の基板端部上下を少しずつ、(ヤスリで)削らねばならなかった。
「電源コード」は、「百均巻取式USBケーブル」の端子をちょん切って直接半田付け。
(当初は、小穴を通して接続しようかと思っていたが、しないでも良さそう)
直結だと、“巻取部+USB端子”全部をケース内に収納出来る!(図1内部左側)
他方、信号取り出し用として“RCA型レセプタクル(簡易版)”を取り付けた。
+++ トレカ・ケース収納群 +++
以前(昔々)、この「トレカ・ケース」を見掛けて、小型ユニットの収納に良さそうだと、数個“買い溜め”してあった。
(今は、もう何処にも無いらしい。“新商品への切り替え”と“値上げ”の流れで、自然消滅して行ったのだろう)
当初は、「高周波発振器」もこれに入れる予定だったが、このケースは“保存”には具合は良いのだが、“棚飾り”にはならず。(図3)
「LCRチェッカー(-T4)」も、このケースに入れて、現用中だし、「5桁組込カウンタ」も、これに入れている。
(が、現在は、故障中。高周波入力があっても、“カウント表示”が出ない。きっと、前にも起きたように、“PIC16F628A”の「RA4端子」が破壊したのだろう。新しいデバイスに替えて、プログラムを転写するだけで直せるはず。でも、保護回路を入れなきゃ!)
少しでも“目の保養”になるような“スタイルの良い収納ケース”を探してみたが、未だ、既製品の中からは見付け出せていない。
*** ケース選択失敗例 ***
CASIO-MINI(CM-605)の写真だけを見て、これなら“使えるかもしれない”と狙って買ってみたが、見事に失敗。(図4[クリック])
表示部の横容量が予想よりもかなり狭くて、「現物LCDユニット」がキーボードの下にまで入り込んでしまう。こりゃダメだ!
...デザイン、大きさ、キーの数など好適だと見たのだがなぁ。
高周波発振器(KKmoon製)箱入れ 検討 [2023/5/1]
+++ 「ADF4351」使用-高周波発振器 +++
「KKmoon製高周波発振器」の1ユニットは、目下、プラ箱(百均葉書ケース)に入れて“アップコンバータ用局発信号源”として活用している(図2[クリック])が、これとは別に、遊ばせているものが1ユニットある。
それを、ちゃんとした容器・箱に収めて“高周波発振器”として据えておきたいと考えているんだが、中々良い方法が思い浮かばない。
形の良いケースを自作することは、“不器用さ”から先ず無理...なので、既製品を換骨奪胎して其処に入れ込む策を考えている。
取り敢えず、10キーを備えた“PC用テンキー”や“電卓”を物色してみているが、未だ“決定打”は無し。
収納側が、サイズ的に小さ過ぎるものや、大き過ぎるものなど様々だが、取り敢えず、この「高周波発振器」の方をどの程度小さく出来るかを調べてみた。(図1)
最小3分割に出来るが、「LCD部」は厚みが約18mmで結構厚い。その他の厚みは、約12mmと約8mm。
尚、面積はいずれもほぼ同じ、約80x38mm2で、並べて収めれば、(無粋だが)奥行き約40mmの四角い箱に入ってしまう。
尤も、「キー部」が表示の後ろ側になるから、固定してしまうなら、操作は“ブラインドタッチ”!
或いは、周波数を設定・変更する時だけ、「キー部」だけを取り出して来て、操作する方法もありそう。
まぁ、リード線は2本だけだから、取出しや再収納は容易だし。(...今は、色々考えつつアイデア倒れ中)
+++ 改良版がある?! +++
“箱入れ”をあれこれ考えている中、これの“キー検出”が抵抗分割された中間電位を見る方式らしいことが判って、それなら、置数を“スイッチ切替”か、“VR:可変抵抗切替”で出来るはずだが、そちらも面白そう...と、途中で、別の方へ脱線し掛けた。
ところが、よく見ると、配線パターンは直線的で綺麗なんだが、機能的にはバラバラで乱雑。(図3)
これではダメ!だと言いかけて、今(2023/5/1時点)は、既に改良版が出ていることに気が付いた。(図4[クリック])
改良版の方は、“置数”を“切り替えスイッチ”でやることも出来るようで、これは大変好ましい方式だ!
...ついでに、VRでやったらどうなるかな?などと、想像を膨らませたり。
(でも今は、それを追加購入する予定は無し)
兎に角、現有品を“恰好の良い箱”に入れたいが、未だ模索中なのである。
+++ CS-1102D Compet(旧型電卓) +++
「高周波発振器」を入れられそうだと、汚いジャンク電卓を買ってみた。
それをセスキ洗剤で磨きに磨いたら、随分綺麗になった。(図5)
単一型電池二個を入れて、スイッチをONにしたら、難無く動作。
ただ、2桁目の表示がやや暗いのが気になった。
...これ、中々デザインも良くて、眺めているだけでも良い♪
しかし、敢えて別のものに仕立てるのは、何だか勿体無くて、気が引ける。
やはり、使わずに、暫くこのまま置いておきたい。
それで、暗い蛍光管だけは、“場所替え”をして、目立た無くしてみた。
これの中を開けて見ようとしたら、結構難しい。
彼方此方各所を抉ってみたが、結局、電池カバー横の小さな四角栓を細いドライバで、無理矢理引っこ抜くのが“最初の一歩”だと判明。(図6「クリック])
後は、各所の爪を外して行けば良いだけ。
+++ 余技:蛍光管の入れ替え +++
「高周波発振器」を箱に入れるという本来の作業から外れて、電卓の表示器:蛍光表示管の暗いのが気に入らないから、それの場所替えをするという、余分な作業をいそいそとやり始めた。
昔の単層ベーク基板だから、あまり威勢よく半田を吸い取ると、(銅箔)パターン剥がれが起きる可能性があるから、慎重に半田を吸い取って、右から2番目(実は3本目の)暗い「蛍光表示管」を外した。
半田を外すのは容易だが、脚が12本(6本x2列)なので、別の場所に差し直すのは、やや面倒!
それを、最上位桁(一番左端)の管と交換した。(図6[クリック] パターンは左右逆)
(しかし、後で考えると、むしろ、右端の管と入れ替えた方が良かったかも。ここは数字表示ではなくて、最大でも、エラーの“E文字”しか出さないからなぁ。それに最上位桁っても、高々数十億単位の端金額だから、ここも暗いと拙いかな?笑)
...まぁ、“箱入れ”は、左程急ぐ用事でもないので、“デザインの面白さ”か、“コンパクトさの極み”を狙いたい。
(良い案が浮かばなければ、只の小アルミ箱にでも入れよう)