独り言集 令和五年六月版
ヘッドライト 黄変 研磨 [2023/6/24]
+++ 研磨だけで仕上げる +++
(中古で)買った時から、「ヘッドライト左側(車の右目)」に“黄変”があったので、一度、“研磨+塗装”式の「ヘッドライト・クリーナ」を試してみたが、直ぐに再発。
「YouTube」などで様々な方法を拝見したが、それらは製品の宣伝(に加担する)内容が多く、いずれも“安価で、簡単に、綺麗になる”んだそうだが、素人の私からすれば、自分のには、どれが良いのかさっぱり判らず。
結局、今回は、“表面塗装”で誤魔化す方法ではなくて、「プラスチック素地」そのものを削ってから“鏡面”にする方式でやってみようと考えた。
初めに水洗い→#1000 サンドペーパで荒研磨・水洗い→#2000で細研磨・水洗い→金属・プラスチック・クリーナで微研磨・空拭きで仕上げた。(図2[クリック])
自分では、綺麗に仕上げたつもりだが、家人に言わせると、“未だ綺麗じゃない!”んだそうな。(ゲゲッ)
...確かに、少し“くもり”が残っている感じもある。(図1)..でも、「手磨き」だと限界(疲れて眼が廻り、脚もヨタヨタ)。
よし、それなら、「電気ドリル+バフ板」を使って磨いてみよう!(バフ板は無いから、買わなくっちゃ!)
いずれにしても、“簡単、綺麗”は嫌いではないけど、“塗装方式”だと、直ぐに“化けの皮”が剥がれそう。
やはり、“プラスチック素材鏡面”を狙いたい!
PC110 No.14 PKTV 実験 [2023/6/22] [to English note : PKTV trial with No.14 ]
+++ ノイズ抑制、LCD残像 +++
先回、「ct65535d.exe」を「ct65535e.exe」に替えたら“ノイズ耐性”が上がった。
ところが、「PKTV」を実行中、画像信号が入り始めると、水平同期信号の乱れが多くなって来た。
もしかしたら、「TFT-LCDモジュール」への“電源ライン”が揺らいでいるのではないかと推測した。
そこで、容量の大きいセラミック・コンデンサ(4.7μF/50V)をその“電源ライン”に入れてみた。
...多少は、改善されたようだが、この方法だけでは、未だ不十分らしい。(図1)
別件:
長時間「PKTV」を“待ち受け状態”で働かせた後、一旦電源を切り、再度電源を投入すると、画面に“焼き付き影”が現れる。(図2[クリック])
直ぐに消えるので、今の処、実害は無いのだが、少しだけ気になる。
これまで、「No.5:五郎」+「JV-FAX」で“待ち受け受信”をしていた時には、こんな現象には気が付かなかった/無かった。
この現象は、今回の「TFT-LCDモジュール」(KD060G3-40TT-A2)特有のものかもしれない。
この“焼き付き”は「残留イオン」によるものだそうだから、その“残留量”の問題なのか?あるいは、“(裏表交互切替型でない)LCD駆動方法”の問題なのか?気になる処。
...まぁ、アマチュア的な使い方だから、別に、構わないんだけど。
+++ VGAカラー画面の受信 +++
先回は、右端の切れた画像しか撮れていなかったが、今回はちゃんと「ctrl+F7キー」を押して、VGA画面で受信・受像した。
強い電波だったので、綺麗に受信出来た!
どうやら、お祭りの風景らしい♪(図3)
この「PKTV」は、「stanby」状態にすれば、“Full画面”(カラーVGA画面)に切り替えることが出来るようだ。(図4[クリック])
無断使用ながら、「JE4VSC」さんに、感謝!
(まだ、「PKTV」の操作方法に習熟していないので、不適当なキー操作をして、受信画像を消してしまうことが多く、“おっかなびっくり”で取り扱い中)
PC110 No.14 PKTV trial [2023/6/22]
+ Noise suppression, LCD afterimage +
Last time, when I changed "ct65535d.exe" to "ct65535e.exe", "noise immunity" improved.
However, when "PKTV" was running, when the image signal started to come in, the horizontal synchronizing signal became disturbed.
I guessed that the "power line" to the "TFT-LCD module" might be swaying.
Therefore, I put a large-capacity ceramic capacitor (4.7μF/50V) in the "power supply line".
. . . It seems to have improved somewhat, but it seems that this method alone is not enough. (Fig.1)
another matter:
After using "PKTV" in standby state for a long time, turning off the power once and turning it back on again causes "burned-in shadows" to appear on the screen. (Fig.2[click])
It disappears right away, so there's no real harm right now, but it's just a little worrisome.
Until now, "No.5: Goro" + "JV-FAX" "standby reception" I didn't notice this phenomenon when I was doing it.
This phenomenon may be unique to this "TFT-LCD module" (KD060G3-40TT-A2).
Since it seems that this "burn-in" is caused by "residual ions", is it a problem of "residual amount"? Or is it a problem of "LCD driving method (not alternating back and forth switching type)"? Worrying place.
. . . Well, it's an amateur usage, so I don't mind.
+ Reception of VGA color screen +
Last time, The image with the right edge cut off was the only thing I could take, but this time I properly pressed "ctrl + F7" keys to open the VGA screen and received and imaged with fully.
It was a strong radio wave, so I was able to receive it beautifully!
It looks like a festival scene♪(Fig.3)
It seems that this "PKTV" can be switched to "Full screen" (color VGA screen) if it is set to "standby". (Fig.4[click])
Thanks to "JE4VSC" for my using of his nice picture though not his permission!
(Since I am not yet familiar with the operation method of "PKTV", I often delete the received image due to inappropriate key operation. So I'm operating with "frightened and/or surprised")
PC110 No.14 PKTV 試行 [2023/6/20] [to English note : PKTV trial with No.14 ]
+++ ct65535d→ct65535e +++
「No.14:桧」の劣化画面をTFT-LCDに替えたら、鮮明にはなったが、画面が“ノイズ多辛症?”になってしまった。
これは、どうやら使っていたCFが古かったからのようだ。
そのCFに入っていた「ct65535d.exe」を「ct65535e.exe」に替えたら、DOS画面は極めて静かになった。(図1)
しかし、「Win95」の方は、(DOS版が効いている間は安定しているのに、)「ct65535w.exe」が動作し始めると、フリッカーが出て来る。(図2[クリック])
もしかしたら、現行の「ct65535w.exe」で設定してある“XRパラメータ”が、この「TFT-LCDモジュール」(KD060G3-40TT-A2)には最適ではないのかもしれない。
(その内、調整してみようと思っているが、このプログラムは手操作による微調整には向いていないので、再考中)
+++ DOS版SSTV用PKTV +++
(「ct65535e.exe」を更新した後、)CF内を調べていたら、昔の「PKTV」というプログラムが残っていたので、それを試行してみた。(図3)
インタフェースは、「JV-FAX」用に自作して、「ポトリ」にセットしてあるものが、そのまま利用出来た。
つまり、今その「ポトリ」の上に載っている「No.5:五郎」(JV-FAX)を、ちょいと「No.14:桧」(PKTV)に載せ替えただけ。
未だ、「PKTV」の説明書を詳細に調べていないので、適切な設定にはなっていないかもしれない。
現状の“画面欠け”(図4[クリック])は、私の単純な操作ミスで、「Ctrl+F7キー」を押せば、画面は通常のVGAにまで拡大出来る。
兎に角、この「PKTV」は正常に動作するようだ。
「JV-FAX」では白黒画面しか出ないが、この「PKTV」では256色カラー画面が出そうなので、“常用”に出来るかどうか、もう少し調べてみたい。
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−− 別件:迷惑画面-ウィルスもどき −−
“PC110、PKTV”を調べてみようと“サイト巡り”をしていたら、変なのに当たってしまった!(苦笑)(図5)
面白半分で、その[テクニカル・サポート]とやらへ“(イタズラ)電話”でもしてみようか?と思ったが、バカバカしいので止めた。
画面の何処をクリックしても拙そうなので、電源スイッチを押して、PCをシャットダウンして、処置した。
後で、電話の先をGoogleで検索したら、“代行電話”らしく、今は別の処が使っているようなので、掛けても無駄らしい。(図6[クリック])
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PC110 No.14 PKTV Trial [2023/6/20]
+++ ct65535d→ct65535e +++
When I replaced the degraded screen of "No.14: Cypress" with TFT-LCD, it became clearer, but the screen became "noisy spicy crazy?"
This seems to be because the CF I was using was old.
After replacing "ct65535d.exe" in the CF with "ct65535e.exe", the DOS screen became extremely quiet. (Fig.1)
However, "Win95" is stable while the DOS version is working, but "ct65535w.exe" when it starts working, flicker comes out. (Fig.2[click])
Perhaps the "XR parameters" set in the current "ct65535w.exe" are not optimal for this "TFT-LCD module" (KD060G3-40TT-A2).
(In the meantime, I'm thinking of adjusting it, but this program is not suitable for manual fine-tuning, so I'm reconsidering.)
+++ PKTV for SSTV on DOS +++
(After updating "ct65535e.exe") I was looking in CF and found an old program called "PKTV", so I tried it. (Fig.3)
The interface is I made it myself for "JV-FAX" and set it in "Potri" as it is. I was able to use it.
In other words, "No.5: Goro" (for JV-FAX) was replaced with "No.14: Hinoki" (for PKTV).
I haven't checked the PKTV manual in detail yet, so it may not be set properly.
The current "blank screen" (Fig.4[click]) is my simple operation mistake. If I press "Ctrl + F7", the screen can be expanded to normal VGA.
Anyway, this "PKTV" seems to work fine.
"JV-FAX" only displays a black-and-white screen, but this "PKTV" is likely to display a 256-color screen, so I'm wondering if it can be used for "regular use". I want to find out more.
滋賀・甲南 神社巡り[2023/6/18] 追記:[2023/6/23]
+++ 「島神社」探索・断念 +++
1度目は、進入道路(甲賀阿山線775号)入口の工事中看板で、神社に辿り着けず。
2度目も、工事終了時期の延期で、またまた行けず。
「島神社:滋賀県甲南町下馬杉671」 で調べている内に、“Google地図”では別の場所を指していることが分って、今回3度目で、其処を目掛けて行った。(でも、実は、其処ではなかったのだ)
「Google地図」頼りで行ってみると、道は狭く、草刈り作業中の人達も多かったので、車行きはやめて歩いて探した。
しかし、行けども行けども、それらしき場所は、見当たらず。結局、探索を断念。
追記:「2023/6/23」
Google地図では、後日、この場所は修正・抹消されていた。
(此処の辺りには、“昔の城跡の痕跡”が有ったらしいので、それを誤指定していたのではないかと思うが不詳)
改めて、村中で“ブルーベリー販売店の人”や“犬と散歩中の人”に尋ねて、やっと、「浅野川」の西側ではなくて、「浅野川」の“東側の集落の奥にある”と教わった。
行ってみると、確かに案内看板はあった!(図1)
話では、其処から歩いておよそ10分程だと聞いたが、...
でも、道が狭くて車では難しそうだし、途中に「害獣除けの柵」もあって、行くのに“二の足”を踏でしまった。(図2[クリック])
“販売店の人”には、“柵は、自分で開けてもいいよ!”とは聞いていたが、やはり、部外者には憚られる。
結局、今回も「島神社」には参拝出来ず。
次回は、「ゼンリン」の地図を参考にして、広い道路側から、探索してみようと思っている。
+++ 行く途中「手力神社」 +++
「名阪道路:下柘植IC」から“甲南町下馬杉”へ行く途中、
「手力神社:三重県伊賀市東湯舟」があった。
左程、急ぐ旅でもないので、此処に寄って、参拝させて貰った。(図3)
村人の大勢が、草刈りをされていた。(図4[クリック])
傍を通り掛かった折りに、ふと一人が顔を上げてこちらを見られたので、神社の方を(黙って)指さした。
それだけで、こくりと頷かれたので、“阿吽の呼吸”で納得して貰えたのだと思う。
観光地化を目指す村の人達は、概して、部外者にも迷惑そうな顔はされないが、地域や人によっては、(部外者から)話し掛けられるのを嫌う人も居られるようなので、必要以上に邪魔をしないように留意している。
+ 事後に「油日神社」「日吉神社」 +
最初に「島神社」を見い出せなかったので、次に、村中の「宮ベリー」へ「ジャム」を買いに行く。(1瓶¥750税込み)
その後、やっと「島神社」への入口は見付けられたものの、どうも今回徒歩では難しいと見切りを付けて、その後、近隣の神社を参拝することにした。
カーナビでは、次の二社が見られたので、それらへ参拝。
「油日神社:甲賀市甲南町上馬杉1461」
「日吉神社:甲賀市甲南町野川1312」
「油日神社」では、参拝前に左側の狛犬がちょっと気になったが、参拝を終えてからよく見たら、剥き出した歯が「喪黒福蔵」のそれ!?(図5)
「日吉神社」では、先が折れて無くなってしまった老木に、新たに小枝が湧きだしている様が面白かった。(図6[クリック])
これは、裏庭の柿の木の新枝の出方に似ている。
余談だが、そこで昼食を取るつもりで、下馬杉地域にあるはずの“手打ちそば屋”を探したが、遂に見付けられず。
帰宅後に調べたら、「油日神社」のすぐ右隣にあったらしい。
...そう言えば、軽自動車と軽トラが、その前で、ずっと停まっていたのを思い出した。灯台下暗しだったと言うべきか?!
+++ 「矢川神社」日陰で昼食 +++
蕎麦を食いっぱぐれて、昼食の為の食堂を探して走り回ったが、口に合いそうな所が見付らず。(カレー屋はあったけど)
結局、(何時ものように)コンビニでお握りを買って、其処の駐車場で食べようとしたが、何せ暑い!
近くに、この「矢川神社」があることを突き止めて、日陰を求めて一目散。
駐車場の木陰で、エンジンを止めて半ドア開きにして、美味しくお握りを頂いて、ホット一息!(図7)
「矢川神社:甲賀市甲南町森尻310」
この「矢川神社」は、色々特長的なモノがある。少々だが「絵馬」もあった。(図8[クリック])
入口にある「石の太鼓橋」。中には、2台の「お神輿」が見られたし、拝殿内には「太鼓」も置かれてあり、また“謡”など様々な催しもあるようだ。
「鈴」も四つあって、四人が並んで同時に“神様”をお呼び出来るらしい。(神様達、大忙し!笑)
きっと人気のある神社なのだろう。
PC110 No.14 表示 改良 [2023/6/14] [to English note : Improvement LCD of No.14 ]
+++ STN液晶が劣化 +++
この「No.14:桧」の表示も当初は綺麗だった。
...だが、次第に劣化が進んで来て、今は殆ど画面の内容が読めなくなっている。(図1)
このマシンは「STN装着標準機」としておきたかったのだが、“最早これまで!”と観念して、この劣化「STN-LCD」を「6型TFT-LCD」(Heyman KD060G1-40NC-A5)相当品に替えることにし、変換ボードを挿入し、窓枠も加工して、
一応、入替は完了した。(図2[クリック])
ただ、今回使おうとした中国製直輸入品“LCDモジュール素材”(KD060G3-40TT-A2)には、色々問題があった。
@3枚共、ノイズに弱く、画面ジッタが抑制し難くい。
@1枚だけ、保存中にタッチパネル(プラスチック被覆ガラス板)が割れていた。
@B/L(バックライト)の消費電流が見込みより多かった。
以前、日本製ポータブル・ナビ機(「DTN-6000」など)に搭載されていた「KD060G3-40NC-A5:6型WVGA-TFT-LCDモジュール」を使った時には、殆ど問題にならなかった“ノイズ耐性の低さ/弱さ”がある。
このノイズ発生は、「TFT-LCDモジュール」の電流消費量にも関係がありそうなのだが、今の処、詳細不明。
いずれにしても、今回はノイズによる“画面荒れ/ジッタなど”に悩まされ、それを、未だ完全には払拭し切れていない状態だ。
+++ TFT-LCDを試す +++
「液晶ケース」の裏蓋を開けて、元のSTN駆動用回路から「液晶駆動用フレキ」を外す。(図4[クリック] 左側)
それを「中継基板」の30ピン・コネクタ(上ピン型)に差し込んで固定する。
(接点は、上側になっている)
「6型WVGA-TFT-LCD」の駆動用フレキを、「中継基板」の端部の40ピン・コネクタ(上ピン型)に差し込んで固定。
(中央のコネクタは、5型用)
予め用意した「DOS版TFT-LCD用CF」を、“ピコ・スロット”に差す。(↓下記参照)
勿論、主ドライブは「HDD-2」にしておく。
(以前は、電池切れで、主ドライブが「PCMCIA」になっていて、困ったことが多かったが)
電源を投入すると、DOS版ファイラ「FILMTN」が立ち上がって来る。(図3)
(このファイラ画面は、私の好み)
+++ 使用CFの準備 +++
「DOS版TFT-LCD用CF」は、“ルート・ディレクトリ”に「ct65535e.exe」にコピーしておいて、それを「autoexec.bat」の先頭部で呼び出すようにする。(図5)
(この処置をすると、そのままではSTN-LCD機では表示が出なくなる)
以前は、「ct65535f.exe」をDOS用最新版としていたが、これは単独では使えないので、DOS用には「ct65535e.exe」を使う。
画面右シフト用オプション( /m6〜/m8)は、前枠窓の整形後に決める。
「autoexec.bat」で実行させる方式は、立ち上がるまでに時間を要するので、中々TFT-LCDに表示が出て来ないもどかしさがある。
これを解消すべく作った“マルチブート方式”だと、かなり早い段階から“TFTで表示”が出せるので、通常はそれを組込んだCFを使っている。(図6[クリック])
これは、「mbm.asm」(ELMさん作)に少し手を加えさせて貰って「tmbm.exe」にして、CFに組込んだもの。
(残念ながら、“CF丸ごとコピー”をする方法が見付けられないので、未だ1個ずつ手作り)
+++ B/L用電源供給方法の模索 +++
B/L(バックライト)用電源は、(止むを得ず次善策だが、)“STN−LCD駆動用高電圧”をそのまま使う。
電流制限抵抗は、330Ωとした。(図7)
これで、LED印加電圧約17Vで、約30mA弱の電流が流せる。
これ以上の電流だと、PC110本体の電源容量が危うそうだ。
(実は、B/Lに使用しているLEDの発光効率が、以前の物より低くなっているのではないかと危惧しているが、詳細不明)
抵抗の代わりに、ダーリントントランジスタによる電流制限回路を試してみた。(図8[クリック])
「バイアス設定用抵抗値」を、以前設計した値よりもかなり大きくしないといけなかった。(5.1KΩ→8.2KΩ)
(これは、LCDメーカ側で、LED接続方式を並列多数から直列多数方式に変えた為かも...製品品番が違うのかもしれないが、詳細不明)
上記の2方式は、「Fn+Ins/Delキー」で、“B/Lの明るさ”を変えることが出来るが、効きは甚だ鈍い。
「Fn+Delキー」をずっと押していれば、やがて表示は暗くなり、見えなくなる。が、その有用性はあまり無さそうだ。
+++ ノイズ酷く、コンバータ使えず +++
PC110本来のB/L電源は、ほゞ10Vなので、TFTモジュールのLED B/Lを駆動するにはステップアップしなければならない。
以前からよく使っている「MT3608」(DC-DCアップ・コンバータ)を試してみた。(図10[クリック])
結果は無残!今回は、“画面乱れ”の影響が大き過ぎて使えない。
シールドなどをあれこれ検討してみたが、いずれも最後に裏蓋をした段階で、猛烈なノイズ混入状態になる。(図9)
なので、今回は、この方法の使用は諦めた。
結局、電流制限抵抗:330Ωを使う方法に決めた。
+++ タッチ・パネル割れ品を試す +++
2021年初めに買って、そのまま保存していた内の1枚のタッチ・パネル(プラスチック被覆のガラス材)表面にひび割れが生じていた。(図11)
(こんなの初めてだ!流石、中華部品!恐れ入った!...苦笑)
TFT側だけで試したら、ちゃんと表示はする。(図11)
(割れた)「タッチ・パネル」をブロワで加熱しながら、剥がしてみた。(図12[クリック])
後で、これを採用しようかと試してみたが、ノイズ混入が酷くて、とても使えそうになかった。
もしかしたら、(前に張り付けた)「タッチ・パネル」にも“シールド効果”があるのではないか?と感じた。でも、真相は不明。
+++ 前枠窓の拡幅 +++
この「WVGA-TFT-LCDモジュール」の実表示面は、横約106mm、縦約74mmである。
「PC110」の前枠窓は、横約98mm、縦約73mmなので、両横を約4mmずつ削り、縦上側を約1.5mmほど削った。
使った平ヤスリは、(新品)高炭素鋼品(¥1,180税込み)で、削る際に、前枠前後は、適当な大きさにした“当て木”で挟んだ。(図13)
この“ヤスリ”が、実に快適に削れて、アッと言う間に仕上がった。
仕上がりを見ると、やはり左右同じだけ削るのがバランスが良さそうだ。
前枠内側の下側に約10mm長さの小角材を下両側に置いて瞬間接着剤で留め、「TFT-LCDモジュール」を約3mm程浮かせた。
同時に「モジュール」の右側は、ギリギリまで枠部に寄せるようにした。
(勿論、前枠内側の「リブ」x1や「ボス]x2は、あらかじめ取り除いて置く)
その結果、/m6で丁度良さそうだ。(図14[クリック])
+++ 仕上がり +++
これで、「No.14:桧」の表示が、前にも増して良くなった♪
前よりも少しだけ窓が広くなったし、画面も(無調整で)鮮明になった。(図15)
只、2,3不満な点は残る。
Win95,98画面で、少しジッタが見えることで、これはノイズの影響を完全に取り除けていないからだ。
それと、現方式の本質的な問題だが、「Pasonaware」や「DOOM」などのように、そのプログラム自身が画面を操作している場合、「ct65535x.exe」で画面を右シフトしている分だけ、“画面欠け”が起きることだ。(図16[クリック])
あまり目立たない場面もあるにはあるが、現実は“情報欠け”が起きるので、辛いところだ。
PC110 No.14 display improvement
+ STN liquid crystal deteriorates +
The display of this "No.14: Hinoki" was beautiful at first.
. . . However, gradual deterioration has progressed, and now it is almost impossible to read the contents of the screen. (Fig.1)
I wanted to keep this machine as an "STN-equipped standard machine", but I decided to replace it with an equivalent TFT-LCD module to "Heyman KD060G1-40NC-A5".
Anyway, Finished!(Fig.2[click])
However, there were various problems with this "LCD module material" (KD060G3-40TT-A2) imported directly from China that I tried to use this time.
@ All three are vulnerable to noise, and it is difficult to suppress screen jitter.
@ Touch panel (glass plate with plastic film) of only one piece was broken during storage.
@ B/L (backlight) current consumption was higher than expected.
Previously, when using the "KD060G3-40NC-A5 : 6-inch WVGA-TFT-LCD module"installed in Japanese portable navigation devices (such as "DTN-6000"), there had not such problems, but in this case these modules seem "low/weakness of noise resistance".
This noise generation seems to be related to the current consumption of the "TFT-LCD module", but the details are unknown at this time.
In any case, this time I was plagued by "screen roughness/jitter etc." due to noise, and I have not been able to completely eliminate it.
+++ Try TFT-LCD +++
Open the back cover of the "liquid crystal case" and remove the "liquid crystal drive flexible cable" from the original STN drive circuit. (Fig.4[click] Left side)
Insert it into the 30-pin connector (upper pin type) of the "relay board" and fix it.
(Contacts are on the top)
The drive flexible cable for the "6-inch WVGA-TFT-LCD" is fixed by inserting it into the 40-pin connector (upper pin type) at left end of the "relay board".
(Center connector is for a 5-inch module)
Insert the prepared "DOS version TFT-LCD CF" into the "pico flash slot". (See below)
Of course, the main drive should be "HDD-2".
(In the past, I had a lot of trouble with the main drive being "PCMCIA" due to the battery running out.)
When the power is turned on, the DOS version filer "FILMTN" comes up. (Fig.3)
(This filer screen is my favorite)
+++ Preparing the CF to use +++
Copy "CF for DOS version TFT-LCD" to "ct65535e.exe" in the "root directory of C:" and call it at the beginning of "autoexec.bat". (Fig.5)
(When it will do so, the STN-LCD machine will not display anything.)
Previously, I told that "ct65535f.exe" was the latest version for DOS, but it cannot be used alone, so for DOS, use "ct65535e.exe".
The option for screen right shift (/m6 ~ /m8) is decided after shaping the front frame window.
The method of executing with "autoexec.bat" takes time to start up, so it is frustrating that the display does not appear on the TFT-LCD.
With the "multi-boot method" that may solve a littel of this problem, "TFT display" can be displayed at a fairly early stage, so I usually use a CF that incorporates it. (Fig.6[click])
This is "mbm.asm" (ELM's work) I made a little change to "tmbm.exe" and put it in CF Built-in stuff.
(Unfortunately, I can't find a way to "copy the entire CF", so I'm still making each one by hand)
+ Searching for a power supply method for B/L +
For the B/L (backlight) power supply, use the "STN-LCD drive high voltage" as it is (although it is unavoidably the next best thing).
The current limiting resistance was set to 330Ω. (Fig.7)
With this, a current of a little less than 30mA can flow at an LED applied voltage of about 17V.
If the current exceeds this, the power supply capacity of the PC110 main unit seems to be in danger.
(Actually, I'm worried that the luminous efficiency of the LED used in the B/L is lower than the previous one, but I don't know the details)
I tried a current limiting circuit with a Darlington transistor instead of a resistor. (Fig.8[click])
I had to make the "bias setting resistor value" much larger than the value I designed before. (5.1KΩ→8.2KΩ)
(This may be because the LCD manufacturer changed the LED connection method from multiple parallel to multiple series... The product number may be different, but the details are unknown)
< br>
The above two methods can change the "brightness of B/L" with "Fn+Ins/Del key", but the effect is very dull.
If you keep pressing "Fn+Del", the display will eventually darken and disappear. But it doesn't seem very useful.
+ The noise affect so bad that the converter cannot be used +
PC110The original B/L power supply is about 10V, so it must be stepped up to drive the LED B/L of the TFT module.
I tried the "MT3608" (DC-DC up-converter) that I have been using a lot. (Fig.10[click])
The result is disappointing! This time, the effect of "screen disturbance" is too great to use.
I tried various options such as a shield, but all of them became extremely noisy when the back cover was finally closed. (Fig.9)
So I gave up on using this method.
At this time, I decided the method of a current limiting resistor 330Ω.
++ Check the broken touch panel ++
Bought in early 2021 and stored as is, one of the touch panels (glass covered with plastic film) had cracked on its glass layer. (Fig.11)
(This is my first time! As expected, Chinese parts!?)
When I tried to use the TFT panel only, it has gone well display properly. (Fig.11)
While heating the (broken) "touch panel" with a blower, I peeled it off. (Fig.12[click])
Later, I tried to use this, but noise included was so bad that it didn't seem to work.
Perhaps the "touch panel" (attached before) also has a "shielding effect"? I felt. But the truth is unknown.
+ Width of the front frame window +
The actual display surface of this "WVGA-TFT-LCD module" is about 106mm wide and about 74mm hgight.
The front frame window of "PC110" is about 98mm in width and about 73mm in height, so I shaved about 4mm on both sides and about 1.5mm on the top vertically.
The flat file used was a (new) high-carbon steel product (\1,180 yen including tax), and when scraping, the front and rear of the front frame were sandwiched between appropriately sized battens. (Fig.13)
This "file" was really comfortable to shave, and it was finished in a blink of an eye.
Looking at the finish, it seems that the balance is good to shave the same amount on the left and right.
I put small squares wood chips of about 10mm length on both sides of the lower inside of the front frame and fastened them with instant glue to lift the "TFT-LCD module" about 3mm.
At the same time, the right side of the "module" was brought close to the frame as close as possible.
(Of course, remove the "rib" x1 and "boss" x2 on the inside of the front frame in advance)
As a result, /m6 looks just right. (Fig.14[click])
+++ finish +++
Now, "No.14: Hinoki" looks better than before♪
The windows are slightly wider than before, and the screen is sharper (without adjustment). (Fig.15)
However, 2 or 3 dissatisfied points remain.
Win95,98 I can see a little jitter on the screen.
This is because noise damage cannot be completely eliminated.
Also, although it is an essential problem of the current method, if the program itself operates the screen like "Pasonaware" or "DOOM" causes "screen missing" to shift the screen to the right by the "ct65535x.exe". (Fig.16[click])
There are some scenes that are not very noticeable, but in reality, "Information missing" occurs, so it is a painful place.
電話器(鉛筆削り) 収集 [2023/6/4]
+++ “電話器”を見付け! +++
(通常は、“デンワキ”を“電話機”と書くが、「機」は機械的に“動くもの”を指し、「器」は形はあるものの(基本的には)“動かないもの”を指すと(昔に)教わったので、此処では「器」を充てる)
先日、2種目の(鉛筆削り)“電話器”を、然る「道の駅」で手に入れたが、以来別種のものが無いか?と「ヤフオク!」で探していた。
...有った、有った!しかも、適価のものが!
幾つか出品されていたが、どれも“骨董品扱い”で、とても単なる“鉛筆削り”とは思えない程高価だったが、これはまことの“ジャンク品扱い”の価格だった。(図1 ¥320送料込み)
だがこれ、やはり“ジャンク品”らしく、送話器側の柱が内側に曲がり過ぎていて、架柱に上手く掛けられないのだ。
鋳物製だから後から曲げるのは、本来ご法度なんだが、試しにペンチで少し広げてみた。
1度目は何事も無く少し広げられた。
が、2度目にポキリ!...(うわっ、やらかしちゃった!)
止む無く、両側をかっちり固定した状態で、「紫外線硬化樹脂」を使って接着してみた。
それで、一先ずは繋がったみたい。(図2[クリック])
+++ 劣った造形 +++
先回買ったのが、“親方”の作品(図3)なら、今回のは“新入り弟子”の習作(図4[クリック])に喩えられようか。
習作の方は、ダイアル面にはプラスチックを使い、金ぴか面だし、文字はペイント塗りで、そっけ無い。
むしろ、その部分は、全体の素朴さ、味の良さを損なってしまっている。
それに引き換え、以前のものは、地金をそのまま彫った(残した?)細かな唐草模様やダイアル面や文字が、何気に見栄えが良い。
...まぁ、「鉛筆削り:電話器」という枠で探したら、これしか見当たらなかったが、もっと他にある可能性はどうだろう?
それはそれとしても、この“鉛筆削りシリーズ”は、“(現代風に)巧みに売らんかな!”というより、作者が思い付くままに様々なものを作っているようで、「クラシックカー」あり、「ジェット機」あり、「街灯」や「かぼちゃの馬車」ありと、奔放、中途半端で支離滅裂ながら、中々に面白い♪