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物事集 令和元年年九月版




N国党が面白い 深読 「九月二十日」

近頃、私は、計画している電子工作・作業に手が付かず、やたら「You Tube」上の、ある人物に眼と耳が釘付け。
それは、「N国党」の立花 孝志氏とその言動で、典型的な有言実行型で、大変興味深く、今後の活躍と展開が期待出来そうだからだ。

今の世の中の有識者達は、ほぼすべてが、“髪結いさん”(結うだけ/言うだけ)で、常に“現実の後追い”でしかない。そして予測はしても、概ね“第三者的・希望的観測”だけ。
...まぁ、聞いていて面白いことは面白いが、単なる“脳味噌的満足感”を得るに過ぎない。
それに対して、立花氏は、常に自らが現実を作り出して来ている
...あの、“言うは足立康史、行うは立花孝志”という句を、毎回思い出しながら微苦笑♪

好意的な相手とのコラボ番組は、言うまでも無く、面白い。(図1 https://www.youtube.com/watch?v=jjgPap0OLf0)
一方、立花氏は、非難を浴びせて来る相手に対しても、怯むことなく、討議・討論を挑む
(ただ、評価点が稼げる相手には対峙し、そうでない不毛な相手は放置。また、裁判も厭わず、常に“司法判断”を意識しているのも、大胆!)

立花氏は、“反省などするはずが無い相手に対して、反省や悔悟を要求するような姿勢や言い合い”などはしない。それは、例え論争に勝ったように見えたとしても、独り満足に過ぎず、現状を動かすことには何の役にも立たないことを、よくご存知だからだろう。
そして、相手を直接的に面罵したり論破するのではなくて、自説を開示・公開して、視聴側の大勢の人達の理解が得られるように、相手の“誤解”や“捏造”を暴露することに注力している。

それがよく分かる例が、桜井 誠氏との対話だと思う。(図2<クリック> https://www.youtube.com/watch?v=JmrXVN7IKHk&t=40s)
桜井氏は、兎に角、自説で、相手を説き伏せよう・要求を受け入れさせようと躍起だったが、立花氏は、折を見て、ご自分の考え方や計画を、視聴側に開示することに努めて居られたように見える。
時に、桜井氏への「桜井ファンの票が欲しい」との“柔らかな申し込み”には、思わず笑って納得してしまった。(その昔、桜井氏と元大阪維新の橋下氏とが顔合わせでやった、不毛なお互いの詰(なじ)り合いが思い出される)

立花氏が、「私は国会議員は、早く辞めたい」という話で、うっかり“完全引退”を想像したが、実は「立法能力のある国会議員を育てる後見役になりたい」という意味だと理解出来たので、一安心した!
しかし、こうした立花氏の言動を拝見しながら、やはり、私達日本人(の殆ど)は、自主性、自律性に乏しく、常に“指導者待ちの姿勢”からは抜け出せないものだなぁ...と慨嘆中。

・・・まったくの別件だが、偶々、「You Tube」で見た、近接防衛武器「CIWS Phalanx」の動画(https://www.youtube.com/watch?v=CMUv2BF5hUo)を見て、現実の近接脅威に対する防衛方法=銃弾幕に、驚嘆!
(コメント欄からも分かるように、これはCGだそうだ。しかし、実物以上に弾丸の数が半端ではないので、撃ち尽くした後はどうするのか?って悩んでしまう。現実の弾丸再装着は、人力でエッチラオッチラだもんなぁ)
一人当たりの銃弾数が年間数十発しか無い日本の自衛力の(憐れな)丸裸防衛状態を想った。
北朝鮮の絶え間ないミサイル強化・拡充に対抗して自衛力を増すには、日本国の防衛費の増額や憲法改正は、必ず、やっておかねばならないことだと痛感した。




ガチャック 玉買 「九月十六日」

最近、やたら“資料類”を紙に印字/印刷するようになった。
PCの画面では場所を占有して邪魔だし、印を付けたい時などは不便だから。

印刷物が増えると、それの綴じ方が問題で、私は、ホッチキスやクリップが、あまり好きではない。
以前から、「ガチャック」という“挟み込み”が簡単で、“取り外し”も容易な「器具と玉」を使って来た。(図2<クリック>
だが、その「玉」が底を尽(つ)いた。

しかし、こんな古い器具は、もう文房具屋では扱っていないのではないか?と思いつつ、(大阪・日本橋近くの)道具屋筋の文具店で訪ねてみた。
あった!嬉しいことに、「玉」も、「器具」もあったので、「玉」だけ買って来た!(玉(中)30個入り¥291税込み)

後で、ネットで調べたら、なーんだ!今でも人気商品だって!(苦笑)
私は、何だか、一瞬、絶海の孤島で頑張って生活していたロビンソン・クルーソのような気分に落ちた。
更に調べると、よもやと思っていた「百均店」でも扱っているらしい。...私は、益々落ち込んだ。




株投資 急騰 「九月十二日」


某銘柄が、先8日頃から急騰中だ。
この銘柄は、投資対象として、(¥3,000を切る)安値になったら買い込もうと待っていたのだが、一瞬¥3,000を切った後、再び騰がってしまった。(図1)
今は、¥3,400を超えているので、もしタイミング良く300株でも買っていたら、今売れば20%税引きでも10万円は確保出来たはずなんだが、(残念ながら)買ってはいなかった。

そうした小さな動きででも、ちょっとした“小遣い稼ぎ”は出来るのだが、実は、もう少し“大きなうねり”があるのではないかと、睨んでいる。

別途、9種の雑多銘柄の(合算した)値動きをグラフにしているが、それは多分、日本全体の「株価の平均的な様相」を表わしているだろう、と私は思っている。(図2<クリック>
(一般的には、そうした指標の意味を持たせた「日経平均」などがあるが、私の指標は自分独自の選択銘柄によっているのだが)

これの方は、そろそろ下げ留まりのような気配はあるが、実は、まだまだ下がる要因がある。
米中貿易(?)戦争の効果が現れてくるはずだし、日本では、10月から消費増税が待ち構えている。
それに対する怪しげな軽減税率の話も、皆の不評を買っているようだから、増税の悪影響は、必ず「株価の低下」として出て来ると思う。
某銘柄が、今急騰している理由は、もしかしたら、増税前の“駆け込み需要”に拠るものではないかと見た。
でなければ、某企業が、何か“新しい事業ネタ”でも仕入れたのだろうか?
でも、そんなのは、一時的な効果しか無いし、収益を上げるまでには時間が掛かるだろうから、先の話だ。
やはり、そろそろと消費増税の大波に引き摺られて、下降して行くのではないかと見ている。
買い込むのは、¥3,000を切るまで、待とうと思う。




SF(早川書房版) 読中 「九月二日」

『女王陛下の航宙艦 ARK ROYAL、2 クリストファー・ナトール著 月岡 小穂訳 早川書房 2017年6月、2018年6月 1刷 ¥1,140、1,160+税』 (2冊購入¥216税込み)

買って来たばかりで、まだ読み切ってはいないが、なかなか面白そうなので、読み続けられそう。
実は、最近、幾冊か、早川書房のSFを買ってはいたのだが、読み始めた途端に嫌になって止めてしまったものもあるのだ。
私も、老朽化し過ぎて、こうした“SF”も読めなくなってしまったのか?と危惧していたのだが、そうでもなかったようだ。(苦笑)
この本の出だしに、こんなページがある。
  『平和を願うなら、戦争に備えよ。−イギリス航宙軍のモットー−』
“備えあれば憂い無し”ということだが、私達日本人のそうした控えめな考え方よりも、“欧米人の特有”のもっと積極的な考え方だろうと思うが。
あー、それにつけても、“日本国憲法”は早く改正したいものだ。

主人公は、老朽化した航宙艦に、“つぎはぎ的”に、かつ徹底的に、機能を継ぎ足しながら、何時でも実戦にも耐えるように改造に改造を重ねて来たという話から始まる。
何だか、私の今の“「PC110」の画面の改善・改良”に似ていなくもないなぁと、嬉しく思った。
多分、この本も、(私が)読み進めて行けば、ますます面白くなりそうな予感がする。


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