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物事集 令和三年二月版


ヴァイキングろまん     「令和三年二月二日」

『北欧 ヴァイキングろまん (スカンディナヴィア半島 列車紀行)波勝 一廣著 三一書房 1刷 1999年11月 ¥1,900+税』(購入¥210税込み)

"北欧"と見れば、冷やっこいけど、何故か胸が騒ぐ。"ヴァイキング"と聞けば、何故か胸が躍る?
...いや、私は逆に、何故か、寒い地域に無理矢理押し出されてしまった"荒くれ者や妖精たち"の哀しさ・寂しさを感じてしまう。
だから、この本にも、何某かのロマンを感じて、つい手を出してしまった。

読み物としては、左程悪くは無かった。
しかし、少しでも、"ヴァイキング"を描き出したかと言えば、残念ながら、それは無い。
むしろ、付け足された副題「スカンディナヴィア半島 列車紀行」として読んだ方が、まだ、失望感が少なかったのではないか。
でも、まぁ、寝る前に読む本としては、良い部類ではないかと思う。


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