独り言集 令和五年十一月版
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PC110 FDD 不動 修理 [2023/11/25]

+++ FDDが動かなくなった!? +++

PC110」を起動出来る"FDD"と、それが出来ない"FDD"とで、どのような違いがあるかを調べている途中で、うっかり(相似だが異種の)"接続ケーブル"を使ってみた為に、「No.3:三郎」の下に置いて使っていた"FDD"が動かなくなってしまった。

("FDDの違い"を調べるのは一旦置いて、)"FDD不動"の原因を調べ廻って、やっと「No.3:三郎」本体内の原因を突き止めた。
専属の"チップ・ヒューズ:1.0A"が飛んでいた!(図1 赤丸印

"FDD"が動かせないと、内蔵フラッシュ・メモリの「Pasonaware」が壊れた時、それを修復する手段が無くなる。それで、焦った。
(別法があるかもしれないが...)

本体を(無意味に)全分解してみたが、目視で分かる症状などは見付けられず。
結局、「FDD端子」の電源端から、逆コースで追跡して、「ポトリ」の#12,#13端子(番号は適当に付した)を捜し出した。(図2[クリック]
そして、そこから更に追跡して、本体内の#12,#13番端子に行き着いた!(図1

本体の電源を投入してみて、此処に"+5V"が供給されていないことが判明。
それで、少し離れた手前/下方にある「1.0Aヒューズ」の両端を調べたら、片側には"+5V"が出ていたが、他方は"0V"であった!
結局、この"ヒューズの断線"が原因で、"FDD"に電源が供給されないので、ソレが動作しなかったということ!


++ 回復と確認 ++

手元に適当なヒューズが無いので、他の(休業中の)筐体から外して、コレに取り付けた。

本体のBIOSが、"FDD"を認識するようになったので、「内部フラッシュ・メモリ」に、「PC-DOS」と「Pasonaware」をインストールしてみた。(図4[クリック]

インストールは問題無く進んだが、残念ながら、画面は"TFT-LCD"の為、右端欠け状態のまま。(改善は進んでいない)(図1

...まぁ、今の処、それほど頻繁にこの「Pasonaware」を使うわけでもないので、改善のアイデアが思い浮かぶまでは、このままだ。

因みに、「PC-DOS」や「Win95、Win98」では、右欠けは起きない。(参考画面

...しかし、"FDDの違い"を調べるのに、随分な遠回りを強いられたものだ。(って、自分のミスなんだが...)



++ FDDの違いは? ++

さて、元のコースに戻って、「PC110」のBIOSが認識出来る"FDD"と、そうでない"FDD"との違いが、ハードウェア上で何か無いか?を探している。

「内部ユニット」のメカ部は、どちらも同じTEAC製「FD-05HG」が使われている。(図5

"配線"を追ってみたが、BIOSが認識出来る方は、フレキ部が酷く曲がりくねった配線になっていて、この感じだと、コネクタ間の"ケーブル内線群"も、かなり捻られて居るのだろうなと思う。
だから、異種の「コネクタ付きケーブル」は、間違えて使っては事故の源!
(が、私はそれをやってしまった為に、ヒューズを飛ばしてしまったわけだ)

BIOS認可の"FDD"の方は、「ユニット」から"Ready信号"が送られていないようだ。
が、これは他の信号で代用可能なのかもしれない。

此処まで来たら、もうハードウェアでの識別ではなくて、BIOS独自のソフトウェア的なFDD認識方法を採っているのではないかという思いが強くなって来た。


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CF-FDエミュレータ 買い [2023/11/23]

++ 「PC110」の起動は可能か? ++

PC110」を、FDから静かに起動させたいと思い、"CF"使った"FDDエミュレータ"なるものを買ってみた。(「REX-FDCF」¥20,510送料・手数料込み)

接続部は、PC内蔵型なので、それをノートPC用に組み替える為に、蛇の目小基板2枚を使って、自立型中継部を作製。
これを「FDエミュレータ」に装着し、此処と「ポートリプリケータ/ポトリ」とを、ジャンクFDDから取った"ノートFDD用ケーブル"で接続した。(図1

結果、「PC110」のBIOSでは認識されず、従って、"起動"も出来なかった。
しかし、DOS上からは、"読み書き"は可能であった。(図2[クリック]

後で気が付いたのだが、ノートPC用のFDDも、「PC110」で使えるものと使えないものがあった。
この"FDシミュレータ"も、使えない方の部類だったわけだ。

使えないと言っても、"初起動"が出来ないだけなので、何か、簡単な信号の送受が"鍵"ではないかと思うのだが。(ワカラン!)
簡単なロジック回路で、偽信号を返送して、BIOSに認識させる方法は無いんもんだろうか?...と夢想中。


+++ 接続部を製作 +++

(プログラムの解析などは、もう難しいことが判って来たが、)まだ半田付け作業なら、何とかやれそうなので、頑張ってみた。

"ジャンクFDD"の接続部を極力利用し、半田付けをし易い箇所を、し易い位置に持って来られるようにした。(図4[クリック]
各配線は、約0.35oφのジュフロン線(?樹脂被膜線)を使った。(半田鏝の熱で被膜を融かして除ければ、後は半田付けが容易になるので便利!)

二枚の小基板を繋ぐのに2oφのビス・ナットと、スペーサを使ったが、スペーサが少し短いので、無様な止め方になってしまったが、ご愛敬だ。(図3

これは、片側を本体に固定出来ればもっとしっかりするが、この状態でも、「34ピン・コネクタ」にかなりの保持力があるので、大丈夫だろう。


+++ 接続 +++

端子図をよく見ると、奇数列は、全部「GND」になっていて、有意線群は偶数列。
DIPスイッチの設定は適当。色々変えてみて、DOSでフォーマットが出来る状態になったので、それで良しとした。(図5

PC110」側は、1,3,5番端子が+5Vだが、「REX-FDCF」の電源端子は、別になっている。(ま、それは、お約束なんだろう)
しかし、電源端子の説明が何処にも無い!?
(素人の作品か、それとも、口約束で間に合うOEM製品か?)

メーカーに問い合わせるのも面倒なので、中を開けて確かめてみた。
レギュレータがあるから、多分、こちらがプラス側だろう。
念の為に裏側を見て、電解コンの傍のシルク印刷で、追確認をしておいた。(図6[クリック]


+++ 残念な結果 +++

やっつけ仕事にしたら、まぁまぁの出来か?!(図8[クリック]

しかし、結果はミジメ!?「PC110」のBIOSには認識して貰えず。(図7

懸命に32.194Kmを走り抜けて来たのに、ゴールの寸前でバッタリ!...というような気分。
まぁ、少しの間、(人畜無害な)ささやかな夢を見て居られたので、幸せ♪

...人畜有害と言えば、ビル・ゲイツとかいう御仁、地球には人間が多過ぎだとか?で、例のワクチン類(遺伝子組み換え材mRNA+DNA)を使えば、バッサリと人類を削減出来るしなぁ?!とか、大変興味深い/面白いこと(?)を考えているそうだ。

そいや、彼は若い頃に来日した折に、東京のある回転寿司屋で、座っていて突然、廻って来る皿の前に手を出したままで、皿が溢れ、零れ落ちるのを見て面白がっていたという、ニュースを見たことがある。
何かの天才とは、こんなものかと思った記憶がある。

新聞記事によると、日本の厚労省もそのお先棒を担いで、65歳以上には定期的に、予防ワクチンを打たせる相談をしているんだとか?!...現代の“姥捨て山”考かいな...


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CF延長アダプタ 買い [2023/11/14]

++ 延長ケーブル付きCFソケット ++

先般から、32MB拡張メモリ量の設定の為の小さなプログラムをMBR(マスター・ブート・レコード)に埋め込んでみようと四苦八苦。(図2[クリック]

が、知識不足で上手く出来ず、メインCFのMBR部を壊すプログラムにしかならない。

壊す度ごとに、C:ドライブの「CF」を引っこ抜いては、正常動作するモノに入れ替えて、プログラムのデバッグ作業に取り掛かるわけだが、あまり抜き差しの頻度が高いと、本体側の「ソケット」を傷めないかと不安になって来た。

それで、CF延長ケーブル様のものを使って、外側で抜き差しすることを考え、(もう自作は諦めて)"売りモノ"を探していたら、「AliExpress」で見付かった。

使ってみた感じ、"電気的特性"は悪くないようで、「Win95」も難無く立ち上がった。(図1
でも、"物理的な難"を言えば、「CF差込部」が軽量過ぎて、置き位置が定まらず、あっちこっちへヨタヨタ。(何か台座を考えよう!)
まぁ、これなら、もし"ピン曲がり"などが起きても、直すのは簡単だろう!


+++ 作業性の向上は? +++

この「延長ケーブルアダプター」(図3)は、本体の「ソケット部」を"抜き差し破壊事故"から保護するという保険的な役割で、その意味では有効そうな感じ!?(30cm ¥6,612送料込み)
(因みに、自動車保険事故を起こしたことが無い私にとってみれば、"自賠責保険"なんぞ、単なる"無駄金"でしかないんだが。苦笑)

...暫く使ってみていたが、作業性の向上という面では、「CF」を抜き差しするよりも、別のもっと良い方法があることに、気が付いてしまった!

一旦、「FD」で「PC-DOS」を起動した後、"アセンブリ処理"や"ファイル転送"作業などは、PCMCIAカード側に差した「CF」(F:かG:ドライブになるが)上でやれば、"CFを抜き差し"をしたり、"FDベースで作業"をしたりする面倒さが無くなることに気が付いた!(図4[クリック]
これで、作業が、随分スムーズになった。

こうなると、「PC-DOS」が起動出来る"「FDD」の代行が出来る「CFアダプタ」的なモノ"が、欲しくなって来た。(笑)

尚、「Over16s」を代行出来て、また表示をTFT/CRT(外部)に切り替えることも出来る"併合型小プログラム"が、一応出来上がってはいるが、それの自動化が出来ていないので、現在は未公開。

MBR関連 参考資料:「マスターブートレコードの解析」、[MBM


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