独り言集 令和七年一月版
PC110 PCBパターン 紹介 ↓↓↓[English Note]↓↓↓ [2025/01/30]
![写真1:メールで紹介のあったPC110配線パターン [over]→写真2:銅パターンの例(IC1層)](fig/msp0130a.jpg)
+++ 「PC110」 PCBパターン +++
先日、Kevinさんからのメールで紹介のあったAhmadさんからのメールで、「PC110」のメインボードに関する驚くような内容を紹介して頂いた♪(図1)
...有難う!Ahmadさん
それは、Ahmadさんの高度な基板解析作業の成果:「PC110-Mainboard-Schematic」(Github上にあり)だ。
私は、メインボードの表面だけしか調べなかったが、Ahmadさんは、その多層基板の各層を、綺麗に全部剥がして、配線パターンを全部露出させる作業をされたらしい。(写真2:Github上)
誠に、素晴らしい努力で凄い!と思う。
更に、もし、これらをベースに部品間の結合状態が判る“配線図”が再現出来れば、その配線を追って、不具合箇所の洗い出しなどにも利用が可能になるのではないかと思う。
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日本国内では、「PC110」のファンも段々減って来ているようだが、世界では、こうした凄い技術力をお持ちの方も居られるようで、頼もしい限りだ!
私は、もう単純な維持・管理くらいで、本格的な修理などは出来ないが、こうした情報が出て来れば、不動ジャンク品を再生して実用化する豪傑ファンも出て来るのではないか?
そうなれば、愉しい!
PC110 PCB pattern introduction [2025/01/30]
![Photo 1: PC110 wiring pattern introduced in email [over]→Photo 2: Example of copper pattern (IC1 layer)](fig/msp0130a.jpg)
+++ 「PC110」 PCB Pattern +++
The other day, I received an email from Ahmad, who had introduced me in an email from Kevin, and he shared some surprising information about the main board of the "PC110" ♪ (Fig. 1)
...Thanks Ahmad-san!
That was the result of Ahmad's advanced board analysis work: "PC110-Mainboard-Schematic" (Github).
I only looked at the surface of the main board, but Ahmad seems to have completely removed each layer of the multi-layer board to expose all the wiring pattern. (Photo 2: Github)
It was a great effort and fantastic job!
Furthermore, if he will recreate a "wiring diagram" that shows the connections between the components based on these, it will be possible to trace the wiring and identify defective parts.
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In Japan, the number of fans of the "PC110" seems to be gradually decreasing, but it seems that there are people around the world who have such amazing technical skills, and it's very encouraging!
I can only do simple maintenance and management, and I can't do serious repairs, but if this information becomes available, I'm sure there will be some brave fans who will restore non-working junk items and put them to use. That would be fun!
乾電池式 注油ポンプ 不動 [2025/01/12]
![写真1:乾電池式注油ポンプで灯油を移送中 [over]→写真2:冷えた乾電池を別の灯油ストーブで温める!?](fig/msp0112a.jpg)
+++ 寒い朝 +++
とっても冷えた朝、不幸にして「灯油ストーブ」の灯油切れ!
止む無く、庭の物置小屋まで内蔵タンクを持って行って、中の「ポリタンク」群のひとつから灯油を移そうと、スイッチを入れ暫く放置していたが、ふと「注油ポンプ」が動いていないことに気が付いた!?(エーイ、クソッ!)
寒冷時の“乾電池の出力不足”と分ったが、“単一型乾電池”は、一寸手で握った位では温まりもせず。反って、手の方が凍えて来た!(苦笑)
で、室内に戻って来て、別の灯油ストーブに点火して、それで乾電池を温めた。(図2)
人肌ぐらいにまで温めれば、こんな乾電池でも、結構力を出してくれるもんだ。
お陰で、以降は恙(つつが)無く注油を終えられた、が寒かった!(図1)
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xxx (寒かったんで)ちょっと恨みごと xxx
...どんな機械器具でもそうなんだが、普通の状態で順調に仕事をしている時はいいんだが、何か異常が起きた時でも、楽に/簡単に対処出来るようになっていれば有難いのになぁと思う。
...まぁ、その生起確率と費用対効果の問題があるから、あまり凝った造りは出来ないだろうけど、「手廻し発電機」とか、簡単な(併設)「手廻しポンプ」なんかでもいいな。(笑)
(乗ってないし、余計なお世話なんだが)、“電気自動車/EV”には、やはり、常用/緊急用として“ガソリン発電機”などでも乗っけておくべきだろうなと思った。
拡大視動画カメラ 工作 [2025/01/02]
![写真1:寄せ集めで作った拡大視動画カメラ [over]→写真2:PC画面上の拡大像(1280x960 15fps)](fig/msp0102a.jpg)
+++ 拡大視カメラ +++
最近は、半田付け作業もめっきり減ってしまったが、偶にする半田付けも、“ヘッド・ルーペ”無しでやると見難くて、眼がショボショボ!?
それもあって、昨年作り掛けて放置してあった「拡大視動画カメラ」を仕上げてみた。(写真1)
使ったUSB/WEBカメラは、以前、廉価で売られていた「ELECOM製 UCAM-DLA200HBK」で、200万画素だから性能的にはそこそこのはずだった。
拡大率も、3倍の「ヘッド・ルーペ」に比べて、左程、遜色は無さそう。
台座は、ジャンクで買った鉄ブロックの加工品。(切削練習済の廃品?)
アームは、市販の半田付け部品保持用アームの分解品。
それらを組み合わせて仕上げた。
...少し使ってみたけど、何だか、使い勝手が良くない!?
どうも、“直視”や“ヘッドルーペ”を使った場合の半田付けがし易い位置と、この「拡大視動画カメラ」から見易い位置とが、微妙に違う所為かもしれない。
その点から言えば、“ヘッド・ルーペ”の方が見易い。
でも、あれは頭が重いし、半田付け途中で少し離れた場所を見たい時は、一々外さないといけないから、結構不便なのだ。
...どちらも一長一短なんだなぁ。
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これの有効的な使い方としては、(単純な)“拡大観察用”になりそうだが、それだと、倍率が不充分な気がする。
特に、多ピン脚LSIなどの“特定ピンの位置探し”などの場合には、かなり不足。(写真2)
(出来れば、拡大率が、更に今の2倍位は欲しい!)
...そう言えば、以前、“顕微鏡型カメラ”を買ったはずなんだが、何処へ仕舞い込んだのか、探したけど見付けられず。
あれは、ズーム機能はあったものの精細度が足りなかったような記憶がある。(見付からないので、確認出来ず)
...仕方が無い!やはり、脚ピン探しは、(常用の)「6倍ミニ・ルーペ」に頼らざるを得ないか!?
結局、時に応じて、使い易い物を選んで使うってのが、一番良い方法になりそう。(苦笑)