物事集 令和五年七月版
陰謀論? 「令和五年七月二十一日 (2023/07/21)」
『「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった! 馬渕 睦夫著 WAC 四刷 2014年12月 ¥900+税』(購入¥110税込み)
時々、ネット上で目にする“陰謀論”ってどんな話なんだろうと、その疑いを掛けられているこの著者の本を買って読んでみた。
なるほど!確かに書かれている内容は、理路整然としていて、多くは納得出来るが、所々(私の持つ知識・常識からだと)ギャップがあって論理の前後がやや繋がり難いことがある、それが“陰謀論”と呼ばれる理由なのかもしれない。
この本には、「ユダヤ思想」、「ディアスポラ」(離散)、「ユダヤ財閥」、「国際銀行家」、「社会主義」、「グローバリスト」など様々な言葉が出て来る。
それらが全て「ユダヤ人」に繋がっていて、彼らの究極の目的は、“世界統一国家”を作ることだという。
その道具(のひとつ)が“お金”で、「巨額のお金を操り、戦争や騒乱を生じさせて、個々の国を操って(潰して?!)行くこと」だそうだ。
...確かに、(底部には)そうした意図があるのかもしれない。でも、その方法が成功して“潰された国”は、まだ無いのでは?...あるとするなら、欧州の統一組織「EU/NATO」の方かな?!
とは言え、実は、“世界統一国家”のそれよりも、むしろ、(人種を問わず、頭の切れる連中が)金脈に群がって、我勝ちに儲けようと蠢いているのが、実態ではなかろうか。
例えば、今回の“ウクライナ戦争”などは、アメリカの民主党勢力(の一部)が、金儲けの為に、武器製造・供給業者と組んで、ウクライナを焚き付けて、ロシアに戦争を仕掛けさせて、それを継続するように、(裏から)仕組んだと言われている。
途中、“停戦”の機運があったらしいのに、敢えて、それを止めた連中もあったんだそうな。
戦争を続ければ続けるほど、彼らは“金儲け”が出来るからだと言う。
...それが、「ユダヤ人グループ」の狙いだとするには、ちょっとギャップがあり過ぎるのではないか?
むしろ、単純に、肉食獣連中の所業ではないかと思うが、どうだろう?
少し話題を替えて、
“陰謀論”検索で、引っ掛かって来た論文がある。「笹川平和財団 研究員の記事」
これなどは、異常で過激な集団を例に取り上げて、「陰謀論」とはこんなに危険なものだ!と説明しているようだ。
その中には、こんな記述がある。
『さらには、QAnon直系の団体ではないが、このようなコンスピリチュアリティの流れを汲む日本最大の団体として、参政党にも注意を払う必要があるだろう。党の主張や党役員の発言には、ユダヤ系陰謀論やワクチン陰謀論、スピリチュアル要素などが確認されている[27]』
だそうだ。(ふーん?)
此処で挙げられているのは、“参政党”=神谷宗幣氏、“ユダヤ系陰謀論”=馬渕睦夫氏(本書籍の著者)のことかな?
...うーん、確かに、中には変な説を掲げる女性も居る(?)らしいが、彼らは、概ね私達日本人全体の利益を中心に据えている(狂信的ではない)真面目な人達だと思う。
謂ゆる、お金や私欲を第一義にする“グローバリスト”ではなくて、無欲な“日本風ナショナリスト”の部類だろうと見ている。
逆に、(草食動物的な)私達日本人に向かって、“人種差別云々”を声高に云う連中には、強烈な“(食肉獣的な)うさん臭さ”を感じてしまうのだ。