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物事集 令和六年四月版


『SF』好き 読書   「令和六年四月一日 (2024/04/01)」

+++ SF好み +++
先日、近くの「BOOK-OFF」店で、「デビッド・ファインタック」の"シーフォ−ト・シリーズ"を買って来て読んでから、"SF冒険譚"が面白いと気が付いて、やたら"SF書選び"が始まってしまった。(苦笑)

"シーフォート・シリーズ"の残り(未読分)を含んだSF文庫本群の"纏め買い"をしてみた。(図2[クリック]
だけど、それ以外は、あまり好きでない"ファンタジーもの"や、テーマは矢鱈大きいが中身は"卑近で詰まらない話(例えば、酒・博打・女・薬・夢・魔物・喧嘩など)"ばかりで、まったく面白くない本が多かった。
(始めの数ページ読みや、中の飛ばし読みで、片付けた。これらは、纏めて紙屑処分予定)

やはり、あるテーマが明確で、筋道だった話やそれへの努力が描かれているもので、主人公/ヒーローが活躍する話の方が愉しい♪
そこで、昔読んで面白かった記憶のあるアイザック・アシモフ氏のSF本を探した。

その一冊が『鋼鉄都市』で、中年地球人の主人公が、刑事/探偵の役割でロボット殺人の難事件を解決するというお話。(図1
アイザック・アシモフ著 福島 政実訳 早川書房 2019年5月 27刷 ¥840+税』 (3冊購入¥467/冊 送料込み) 
この帯が、また面白っ!宇宙最強のツンデレとか、ロボットと中年刑事のブロマンスとか。(笑)


+++ ファウンデーション・シリーズ、訳者のこと +++

アシモフ」氏の話には、"太い芯"があってそれに収斂・集束する趣があるし、徒に彼方此方に話が飛んで発散せず、また散漫でないのが良い。
以前、2回ほど読んだ覚えがあるのだが、今回再び「ファウンデーション・シリーズ」を探して、出来るだけ(文庫本で)話が繋がるように集めた。
併せて、同著者の他の作品も出来るだけ拾ってみた。(図3
(他の作家の「ファウンデーション・シリーズ」があるのは知っているが、今回は、それらは含めなかった)

実は、最近読むペースが落ちて来て、まだこの「ファウンデーション・シリーズ」には取り掛かっていないのだが、他の「アシモフ作品」を順に読みながら、妙なことに気が付いた。

文庫版の「鋼鉄都市」や「夜明けのロボット上・下」(小尾 芙佐訳)を(先に)読んでから、後から手に入れたポケット・ブック版の「裸の太陽」(常盤 新平訳)を読み始めたら、何だかギクシャクして違和感を感じてしまった。(図4[クリック]
例えば、前は"ダニール・オリヴォー"だったのが、今度は"ダニイル・オリヴォウ"になっていて、その名が出て来る度に、うむ?と小首をかしげてしまうのだ。

勿論、こちらも"読み替え"、"読み飛ばし"が出来ないわけではないのだが、やはり、"通し読み感"を損なわないためにも、同じシリーズは同じ訳者(そして編集者も?)で読む方が良さそうな気がした。
それと、1冊読んだら直ぐに、次のが手に取れるようにしておくのも、好ましい...と思う♪


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