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[二〇一六年十一月六日]
DTN-5500ジャンクを、買ってみた

最近、ハンディ(ポータブル/ポケッタブル)・ナビを持って歩くのが面白くて、先日も電源補強をしたTrywin DTN-X601を持って、和歌山県・高野山までと其処での半行程約4時間強を“表示輝度最大”で過ごした。「抜け道(近道)」なども分かり、結構役立った♪

・・・ということもあって、もう少し違った機種ということで、このTrywin Pocket DTN-5500ジャンクを買ってみたのだが。(もう一台のジャンクと併せて¥1、729送料込み)

「内蔵バッテリ」が、もうヘタレで使えないが、外部電源での稼動は、可能だった。(図1)
しかし、地図が、かなりお粗末で、DTN-600/601の地図よりずっと劣る。
(机上で、)上記の「抜け道」を探したが、これでは見えず。(図2<クリック>

「ポケット・ナビ」と銘打ってはあるが、こんな(雑過ぎる?2011年度版)地図では、あまり役に立たない感じ。
(その他の、マルチメディア機能は、特に問題無いが、ワンセグTVは結構!こんなのに課金の話などされて堪るか!)

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分解

これの分解には、かなり梃子摺った。
横のビス2本を外したまでは良かったのだが、その後、側面にあるはず?の切れ目を探したが見付からず。

結局、これは「上面のパネル部」を“上へ持ち上げるつもり”で、“側面の凹みのある辺り”から穿って引き上げるのがコツだった。(図3)
(こんなのは、分かってしまえば簡単なのだが、それまでは大変苦労する)

分解してみると、中は導電テープだらけ!(図4<クリック>
...これは、恐らく、ワンセグTV用のものだろうと思うので、ワンセグを棄てるなら、全部剥しても構わないと思う。
が、今回は、適当な「代替バッテリ」も無いので、そのままにした。
因みに、地図ソフトを入れたメモリ(ROM)を探したが、その在り処がよく分からない。
(まぁ、例え分かったとしても、入れ替えなど出来ないだろうし、無意味だろうな)

この機種は、分解の仕方が分かったのは利益だが、素人細工が出来ないのは、多少物足りないかな?

地図の比較

DTN-X600/601用地図と較べてみた。(図5)
「内蔵書き込み用メモリ」が小さい所為か、「表示情報」(店舗、公共施設など)がかなり少ない!
多少のそれらの入替え(例えば、ファミレス→病院)は出来るようだが、矢鱈出て来る「寺」と「役所」などは別のと入替えは出来ないらしい。
また、僻地(?)で食堂などを探そうとしても、これでは出て来そうにない。(苦笑)

現に、(上記の)高野山で、DTN-601で見付けた(老舗?)食堂が、これでは見当たらず...意味なし!
でも、最近は至る所でコンビニが見付かるから、“おにぎり”でも買えば飢えることはあるまいが。でも、“おにぎり”などは、“売り切れ”も多いので、もしかしたら飢えさせられるかも!(笑)

この地図には、余計な「ゴミ情報」や「欠落」が見えることがある。(図6<クリック>
縮尺を変えて見れば、無いはずの/あるはずの道でも、ひょいと見えることがあるので、“勘定すべき筋数”を見誤ったりする可能性もある。こんな不具合は、無い方がよい!

携帯バックを作った

(何の彼のと不満を言いながらも、)18650バッテリは沢山あるし、携帯用バッグも余分に買ってあるので、以前に作ったのと同じようなこれ用の携帯バッグを作ってみた。(図7)
電極として、既成のバネ付き電極板を流用している。(図8<クリック>
やはり、二作目となると、パーツの流用なども、大分手際が良くなった♪(笑)

18650を2本使うと、満充電時には8Vを越えるが、そのまま注入すると、このナビ機は正常に動作しなくなる。(DTN-X600/601では、へっちゃらだったが)
そこで、整流用ダイオードを1本入れて、0.7Vほど電圧を落とし約7.6V以下を供給するようにした。
バッテリ充電時には、“本体の安全”を考えて、小スイッチで電源接続を切る方式にしている。
因みに、バッテリ充電用として、+/−リード線を引き出せるようにしてある。

これで、内蔵バッテリ死亡状態でも、外へ持ち出すことが出来るようになった。
また機会があれば、どれ程の実力があるか試してみようと思う。


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