我楽多苑　EP-801A　ジャンク・プリンタ　廃インク限界品

［151022］

EP-801Aジャンク(2台目)を、買った

図１：下：2台目EP-801A，上：1台目　　［click］→図２：試し印刷

今まで、調子良く（でもないが）使えていた１台目EP801Aの紙送りが、酷く不調になった。
メーカーの“紙送り改善方法”を参考に、ローラーの掃除をしながらやってみたが、それで正常に送れるのはほんの二、三枚だぞ！（もうこんなのおらいやだ～♪）
毎度の罵声を浴びせながら、何とかその場は凌いだが、もう後は期待出来そうにない。
（年賀はがきの印刷などは、とても無理だろうな）

で、保有インクを活かすため、同じEP-801Aを買うことにした。
勿論、ジャンクだが、狙い目は「紙送り不良品」ではなくて、「廃インク吸着パッドエラー品」
しかし、これを狙う他人も居て、思うような価格で、落札出来ず。orz

そこで、賭けに出た！「不良原因が明示されていない不良品」を狙ったのだ。
．．．エラー表示が出ているらしいのだが、その写真も無い！？
わざわざ質問を発すると、その答えを他の人達が見てしまえば、また負けっちまう！orz
他の人が躊躇している状態で、入札する方が落札出来る可能性が大きくなるだろうと考えた。
・・・　やった！無競争落札！（\1,837送料、手数料込みだが、大部分が送料）

これもやはり、狙っていた通りの「廃インク吸着パッドエラー品」だった！ヨシ、ヨシ！
「廃インク吸着部」の水洗と乾燥、リセット・ソフトに依るカウントリセットで、そのエラーは解消出来た！（図１）
ところが、この2台目も、「紙送り不良」が頻発．．．とほほ！．．．やっとプリント出来たけど、数枚だけ。（図２<クリック>）
（次なる手は？　・・・　「ローラー改善用クリーナー」を見付けたので、それを試してみるつもり）．．．後日検証→こんなのだった。orz
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－「廃インク吸着パッド」の水洗
図３：廃インク溜めを水洗　　［click］→図４：水洗ほぼ終了？

EP-801Aの「廃インク吸着パッド」の取り出しは、ネット上に情報を開示して下さっているので、直ぐ分かった。
例えば、ここ［「百聞は一見に如かず」さん処のプリンタ自力修理］・・・　情報感謝！

取り出した「廃インク吸着パッド」は、だぼだぼにインクを吸っていて、そのままだと処置に困るので、即洗面台へ直行！（図３）
試しに、水で流してみると、インクが流れ出すことが分かった。

それで、「廃インク」は水洗が出来るということが分かったので、兎に角、洗い出すことをやってみた。
．．．出るわ！出るわ！黒く混在したインクが、引っ切り無しに出て来る。一体、どれだけ出て来るのやら？．．．
水道代を気にしながら（？でもないが）一時間以上も頑張って、何とか吸着パッドが淡い色になるまでやった。（図４<クリック>）
一日乾燥に掛けた後、「台所用拭き取り紙」で丹念に吸い取った。

リセット用ソフトTX700W
図５：例のエラー表示　　［click］→図６：TX700Wでのチェック値

乾燥した後、「廃インク吸着パッド」を元に戻し、PCに接続して、状況を見る。
「吸着パッド」はもう空になっているはず（？！）だが、相変わらずエラー・メッセージが出ている。（図５）

そこで、以前入手してあった「リセット用ソフトTX700W（ウィルス・チェック済みのはず）」を使用して、カウンタの状態を見た。

その結果、やはり「Main Pad Countreは、100%」になっていた。
他方、「Platen Pad counterは、7%」で、これが何処の何を指しているのか良く分からないが、今の場合、消費量も少ないので無視。

リセット結果！
図７：選択すべき項目（Consumables maintenance counter）　　［click］→図８：リセット後の状況

図７：選択すべき項目（Consumables maintenance counter）　　［click］→図８：リセット後の状況

このTX700W.rarを解凍したら、「Ajdprog.exe」という実行プログラムなどに分かれるが、特段の“組み込み”などは不要で、これを実行するだけなのが、有り難い。

実行すれば、選択頁が出て来るが、「Accept」、次に「Particular adjustment mode」を選び、「Consumables maintenance counter」を選ぶと、「Check」画面が現れる。（図７）

ここで、「Initialization」を選んで、初期化（リセット）をした。
その結果は、希望のオール・クリア！（図８<クリック>）

これで、心も身体も綺麗になった♪．．．はず。

ノズル詰りに対処したら？
図９：ヘッド・クリーニングを3回実行後の状態　　［click］→図１０：「Check」の結果は？！

図９：ヘッド・クリーニングを3回実行後の状態　　［click］→図１０：「Check」の結果は？！

試し印刷しようとしたら、“ノズルが詰っている”という警告が出た。

そこで、“ヘッド・クリーニング”を3回ほどしたら、新品インク群の量が、いきなり半分ほど減ってしまった。驚愕！（図９）
こんなに酷いとは、思わなかった！

それで、「Check」で「廃インクパッド」の吸着量を調べてみると、これも、いきなり13%消費だそうな！？（図１０<クリック>　マイッタ！マイッタ！）

結局、「インクジェット方式」ってのは、物凄い無駄消費を強いるモノだって事だな。
消極派なら、もう、こんなプリンタは要らん！というか、
積極派なら、上記の「百聞は一見に如かず」さんのように、外部で受ければどーってことない！というか．．．さてどちらを採ろうか？（笑）

．．．と、思っていたら、ぎゃぁ！「用紙送り」が上手く行かないぞ！？
．．．一番、欲しかった「健全な紙送り機能」の方がダメだった。orz
何をしていることやら．．．（また、別の手を試さねば）

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