[060613]

バッテリ充電アダプタを、自作しました.

薄型・小型のジャンク・デジカメを集め始めると、バッテリも特殊なものが必要になります。曰く、NP-20,NP-40,NP-60,EN-EL5等々。(手前勝手ながら、“いい加減にしてくれ!”と言いたくなります)

当然ながら、専用のバッテリには専用の充電器が必要ですが、そんな要求に一々付き合ってられません。(ノートPCのFDDの場合には、かなり我慢して付き合って来ましたけど)

それで、(これまで殆ど役に立たなかった)バッテリ・チェッカを分解・改造し、大元の電源に可変(直流安定化)電源を使って、万能型?充電アダプタを作る事にしました。

張り切ったほどには、出来具合があまり芳しくないのですが、一応は使えます。
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薄型バッテリと充電器.
薄型デジカメのバッテリは、機種毎に全部違うの?と思わせるほど各種各様です。(何故、もう少しシンプルに纏めなかったのでしょう)

他方、それに必要な充電器は、今の処(オークションを利用すれば、充電器抱き合わせで出されている事も多いので)入手も比較的容易なようです。
でも、(“ニ箇一”が目的で)本体だけでいい場合には、(抱き合わせだと、値段も高くなるので)反って困りますね。

充電器なんて“必要悪”みたいなものなので、手持ちの種類は多くない方がいい!と思っている口ですが...でも、無いと不便だし...
(哀れなことに、当苑には、デジカメ用は僅か2種しかありませぬ。f(+.+; 左上写真を、<クリック>!)
そこで、今充電器が無いバッテリのために、万能充電器?を自作しようと考えたわけです。

ケースの改造.
万能充電器?を作る際、そのケースとして色々アイデアは思い付くのですが、(メカ工作に弱い人間には)どれも実現の可能性に乏しいのが難点。

やっと辿り着いたのが、(使い難かった)バッテリ・チェッカを壊して流用する案で、付属のメータも飾り?になってよかろうと思いました。(左写真の<クリック>で、手製目盛を付けたメータ付近)

大元の電源の方にもメータはあるので、こちらには無くてもいいし、どうせ使用時には逆様向きになって美観はよくないのですが、多少の飾り効果を期待して。(扇形の線は、EXCELのグラフを利用して、試行錯誤で作成)

端子の作成.
次に、弾力のある接点端子を作りたいのですが、幸いノートPCを分解した残骸の中に、燐青銅の薄板があったので、そこからバネになりそうな箇所を切り出しました。

これらを適当な角度で折り曲げて、半田鏝で加熱しながらケース差し込んで固定。(左写真<クリック>で、その様子)
ところが、目分量で位置合わせをすると、バッテリによってはちゃんと接点に当たらないのがあったりして、何度もやり直す破目に。

その上、接点が全く合いそうにないバッテリもあるので、とても万能とは言い難い状況です。取り合えず、3種だけ対応。

結果.
このケースの赤い押えは、今まではギクシャクして動かし難かったのですが、これに使ったら逆にズルズル後退りして、いずれにしても役立たず。“やっぱりなぁ...”という状況。

押え用として、中にバネか輪ゴムでも入れないとダメでしょうが、あまり具合良く取り付けられそうにないので、ま、ボチボチやります。

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