[060923]

シンクロ、4度目の修理をしました.

中古シンクロ・スコープ(SS-5711D)の4度目のフォーカスぼけが切っ掛けで、遂に2台目のオシロ・スコープを買ってしまったのですが、このシンクロ、即廃棄するに忍びず、少しフォーカスぼけ対策をしてみました。

まずは、関係しそうなICやトランジスタを殆ど入れ替えたのですが、時間経過(⇒温度上昇!)によるぼけ増加は抑え切れず。
それで、筐体内の温度上昇を抑えて、フォーカスの劣化を止められないかと、CRT後部に空冷ファンを付けてみたら、(気候の好転)気温/室温の低下も味方してか、劣化は狭い範囲に留まるようになりました。
フォーカスは大変良好で、FOCUS,ASTIGの両方を調整すると、2台目のVP-5020Aのビームよりずっと細く絞れます。d(^o^)

その代償として、今までシンクロ・スコープには無かった騒音が、ゴーゴーと聴こえるようになってしまいました。(+_+;?
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素子類交換.
再々々度、交換したフォーカス回路部のトランジスタ類
(2SA899→)2SA1360、(2SC1904→)2SC3423、(2SA1015→)2SA495、(2SC1815→)2SC536
オペアンプ μPC251C→ソケット使用に変更
他のダイオードや抵抗、容量類は、ヘアドライヤで炙っても変化が無かったので、交換はしませんでした。

(しかし、旧タイプのトランジスタで、コンプリメンタリなものを探させるなんて、ホント酷ですねぇ。偶々、袋詰特価品の中に混じっていたので助かったのですが、旧版ハンドブックを引っくり返しても、見付けるのが大変!)

これらの素子類を入れ替えても、ぼけ(認知症?z^o^)防止にはなりませんでした。
他に手が無くて、持っていたヘアドライヤで、試しにCRTの後ろから(半?)冷風を送ってみたのですが、何と!これが効果がありそうな気配。そこで、ファンを付けてみる事にしました。

ファン取り付け.
DCファンなら、ジャンクのPC用12V小型品が幾種類かあります。
最初は約40mmΦでやっていたのですが、風量不足が心配だったので、約46mmΦに替えました。(でも、騒音が一気に数倍に。f(x_x;)

電源の12Vは、基板裏から直ぐ調達出来ます。(容量は不明ですが、まぁ100〜200mA位なら、流用しても大丈夫でしょう)
左写真のように剥き出しになっているジャンパ線に、直接リード線を半田付けをして、引き出しました。

ファンの支えとして穴明きアクリル板を切り出して、これに取り付け。

ちょうど、CRT金属スリーブ固定用のビスがあるので、そこにぶら下げました。(左/上写真<クリック>で、取り付けたファン。多少、ブラブラしますが、別に構わんでしょう)

この上に、裏カバーが被さるのですが、ちょうど格子状の放熱口になっていたので、それをニッパで切り取り、ヤスリ掛けしてファンがすっぽり通るようにしました。(左最上部の写真)

結果.
フォーカスの状態は、時間経過と共に徐々に変化しますが、これまでのように制御範囲を逸脱してしまうまでには至りませんので、この対策は一応効目があるようです。

左の写真は、CRTソケット側の様子ですが、ざっと調べた処では、周辺の場所よりも、この場所からの送風が一番有効なようです。
しかし、何故ここが有効?という疑問は残ります。
まさかとは思うのですが、CRT内部の電極支柱が温度で伸縮し始めているって事もあるのかな?

それに、室温の問題も看過出来ません。今は高くても室温は25℃位ですが、夏場の35℃辺りではどうなるか不明。

課題.
ファン設置の効目はあるものの、ファンが喧しいのが困ります!(折角、PC類は静音を心掛けているのに!)
・・・ で、夏場に耐えるかどうかの不安は残りますが、当面(騒音がずっと少ない)40mmΦのものに戻す事にしました。...やはり、静かですね。

(さぁ、このシンクロの置き場所が問題。取り敢えず、机の下・足元に置きましたが)

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