[060814]

Fiva501のミニ・モニが壊れ、修繕しました.

Fiva501を改造してミニ・モニタにしたのですが、PCとしての機能は残っているので、更に欲を出して、LVDS信号を切り替える方式の“外付けモニタ兼用パソコン”にしてみようと考えたのです。

苦労して(?)切り替えスイッチを付け全配線を終えましたが、思ったように動かず。
四苦八苦の末、結局は元のFiva501改“ミニ・モニタ”に戻しました。
現在は、以前のSVGA(800x600)表示の小型モニタのまま。

(先ずは、改造内容の顛末を、そして原因と対策は、その後で)
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スイッチ類の入手.
内部LVDS信号と外部からのLVDS信号を切り替えるには、最低8回路2接点のスイッチが必要で、狭くて薄い空間に設置するのでスライド式でないと難しい。

しかし、今時こんなスイッチで、見掛けるのは高々4回路2接点の小型スライド式か、或いは6回路2接点のロータリ式くらいです。8回路なんて無いだろうと思っていました。
駄目だったら、4回路2接点を2個使う事も考えていたのですが、幸い特価放出品で8回路3接点のがあった!のでそれにしました。(\100税込)

配線に使う線材として細手のツイスト・ペア線が欲しかったのですが、おいそれと手に入りませんので、ジャンクのTMDS用ケーブル(\480税込)をバラして使ってみました。(左/上写真、<クリック>で、その様子)
(結果、線そのものは悪くなかったようですが、外皮のアルミ箔がほぐれ易いのとビニール被覆が熔け易いのでかなり使い勝手が悪かった!)

スイッチの設置箇所.
スイッチを設置する場所として、本来HDDを置くべき所が空いているので、ここを利用する事にしました。
(これが欠品ジャンクの良い処で、通常はHDDがでんと納まっているので別の場所を探し回らないといけないのですが、その手間が省けた)

で、OSのブートは、PCカード側から出来るはずなのでそれでやるつもり。LANなどは使えなくなりますが、この際ですから(?)我慢します。(後で、何か面白い案でも出て来るかな?)

左写真は、スイッチを取り付けた状態と、<クリック>で、線を付けた状態。(相変わらず、ビス孔の位置ずれがありますねぇ。f(^-^;)

配線の本数は、GND線を含めて8x3x3本ですが、これ位スペース的に余裕があると半田付けは左程難しくはありませんです。

PC側の表示出力端
PC側のLVDS出力信号を取り出すのに、半田付けに適した箇所が無いか?とあちこち、かなり探索。

結果、(妙なことに)HDD向けコネクタ(CN6)の傍に、8+2箇所のスルーホールが見付かりました。(左写真の赤丸印)
下の3個を除き、その上、1:TxCLK+,2:TxCLK-3:TxOut2+,4:TxOut2-5:TxOut1+,6:TxOut1-7:TxOut0+,8:TxOut0-でした。尚、9,10の2個は、多分GND。
これらは、DC的には確かに信号名と一致するようなので、一応テストしてみました。
ここに直接太い線で半田付けすると剥がれる恐れもあるので、余り基板でちっちゃい中継板を作り、細線で一旦その中継板に繋ぎました。そして、そこから太線でスイッチへ。
(左/上写真、<クリック>で、細線で中継板の裏側に結線した様子)

結線は完了・・・が、表示出ず.
左写真は、全体の結線が済んだ状態。

で、その結果は? ・・・ 左写真の<クリック>で、その様子!(何としたことでしょう?)
バックライトは光るものの、信号の影すら見えません。

兎に角、配線の誤りや半田付けの状態、線の確認を色々やってみましたが、一向に改善されず/変わらず。

ついに半分諦め気分で放り出しました。・・・(このPCも、もうダメかな?と思い始めた)

不具合の原因.
それから毎夜、ボケーっと基板や配線を眺めているだけになりました。

ある晩、ふっと、茶色フレキの「黒テープで保護されている折り曲げ部」が自棄にきちっと直角になっているのが気になったので、ちょっとテープを剥がしてみたら...
“コンチクショー!”でした。完全に折れています。黒テープが完璧な目隠し役だったわけ!

それで、一度両側を削ってジャンパ線を半田付けしてみたのですが、近くがまた直ぐ折れてしまいました。f(t_t;
さらに、隣の白色フレキも端子付近で折れて/折ってしまいました。

画像が出ない原因は、多分これらに違いないと睨みました。(LVDS信号線以外の2〜3本の信号線が、働いていないせいではないかと)

仮手当て.
こうなると焦りが先に立つもので、モニタはいいから、元のPCの状態に復帰させるのが最優先課題に!

手持ちの中で、長さや幅の違うがピッチ(0.5mm)の合うフレキを選んで、線の本数/幅をハサミで切って合わせました。

でも、これは厄介な問題を含んでいたのです。フレキ幅のマージンが適正でないと、コネクタに差し込んだ時に位置ズレを起こしてしまい、全然役に立ちません。
これを、一度合わせ込んで留めても、外すと元の木阿弥です。(やはり、純正のフレキが欲しい!)

兎に角、何とか合わせ込んだ末、やっと、元のPC表示が出る状態に戻せました。(左最上部の写真が、その画面−実験中のためさかさま)

結末.
結局、モニタが壊れたのではなくて、PC側のフレキが折損しただけで、それらを入れ替えたら治ったと言うお話。

取り敢えず、正常に画像が出るようになったので、一安心ですが、このままでは物足りません。折角やってみたいと始めた「モニタ兼PC」に、出来れば再度挑戦したいものです。
(しかし、かなり疲労が溜まってしまいましたので、気力が充実するまで、このプロジェクトは、しばし延期!)

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