[030508]

消費電流vs拡張メモリ種を、測ってみました

ある方から、「32MB拡張メモリの消費電流は少ないか?」との問い掛けがあり、分からないと返事はしたものの、気になっていました。
当苑では、バッテリ運用でも殆ど外付けタイプを使っているし、またそんなに長時間の運用はしないので、消費電流はあまり気にしていません。
でも、主に内蔵バッテリで運用する人には切実な問題でしょう。参考になるかどうか分かりませんが、取り敢えず、拡張メモリを替えて測ってみました。

結果は、以前の市販品(チップが8個乗っているもの)が、ほんの僅か多い感じはしますが、どれも「どんぐりの背比べ」でした。(むしろ、測定誤差の方が大きいくらい)
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消費電流の測定
拡張メモリの電流を測ろうにも、捕まえる所がありません。止むを得ず、DC-inコネクタ部よりもバッテリ部の方がいいだろうと思って、以前に作ってあったバッテリ・カップラを使って、全体の消費電流を測る事にしました。しかし、ここもレギュレーションが効いているらしく、電圧を上げると電流が減少します。参考記事
(レギュレータが入っていると、内部状態が分かり難くなりますが、もうこれ以上奥がありません)

それに定電圧電源から8.0Vを供給し、帰路に1Ωの抵抗を入れて電流-電圧変換をして、その電圧を(シンクロ・スコープ付属の)デジタル・ボルトメータで測りました。

PC110の動作状態として、拡張メモリを常時アクセスするようなプログラムがあればよかったのですが、生憎 そんなのは手に入らなかったので、動きが派手な(?)スクリーンセーバを走らせて、(代用にはならないけど)代用にしました。

結果

左端の4MBは標準品。その右は市販16MB品改(8チップ搭載のもの)。右2種は自家製(それぞれ、6516013165チップ2個ずつ搭載)のものです。

左図が、その比較データで、電流の振れの最大値(赤)と最小値(青)をプロットしました。誤差ギリギリの処ですが、有意差はありそうです。でも、その差は全体の1/200程ですから、実用的には殆ど影響無さそう。

(細かい事を言えば、32MBの128Mbitsチップは16MB用の64Mbitsチップを2個内部で貼り合わせたものだそうですから、消費電流はおよそ2倍のはずです。しかし、全体の消費電流量に比べると、その2倍も目くそ程度)

まあ、こんな方法では拡張メモリの正確な消費電流比較ができているとは言い難いのですが、大まかには"拡張メモリの種類の違いは、あまり気にする必要はない!"位の事は、言えると思います。
もし、どうしても気になるなら、2チップの16MBを使うのが一番いいって事でしょうか。

参考
そう言えば、韓国のPalmtop Paradiseさんの処(ハングル表示)のIBM Palmtop PC110 Paradiseで、大容量内蔵バッテリのテストなどをやっておられましたが、大まかに見ると、ドライブの種類の違いは、あまりバッテリ持続時間には影響しないのではないかと感じたのですが、それがここの話とちょっと似ているかなぁと思った次第。(まあ、Viper260は、別格という事で...(+,-;;;)

尚、韓国語サイトを見るには、みみラボ!さん処手のひらの宝箱の「ブックマーク」 にも紹介されているように、OCN翻訳サービスが便利ですが、サイト「韓国のホームページを日本語で読む」(リンク切れ)の「韓日Web翻訳-翻訳CGI」もなかなかに良。(このサイトも、何方かのサイトで教わったような気がするのですが、失念。ご容赦![(_~_)] )

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