[030820]

20MB拡張メモリを、亀々で作ってみました.

もう、新種のPC110用拡張メモリを作っても、あまり意味は無いのですが、当主にすれば作るのが愉しくて仕方がないので、価値があろうが無かろうが、気が向いたら、こうして作り始めるわけです。

今回は、4MB板上への64Mbチップ搭載に、再々度挑戦してみました。

これは、単に、半田付け技術と主基板上のパーツとのショート回避のみが課題だったのですが、それ以外にも、以前から気になっていた2、3件の疑問を、確認しました。
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4MB板での諸確認.
以前からの疑問事項、
 1.チップが18160タイプで、ID0側をSHORTにしたらどうなる?
 2.4MB板で、A8,9A10,11を入れ替えたらどうなる?
 3.4MB側に、*RAS3を使えるか?(配線替えが面倒だけど!)

どれも、「亀々増設」を目論んでいなければ、まったく考える/気にする必要の無い事ですが、上に別種のチップを載せようとすれば、当然必要になります。
理由は別にして、結果は、問題無し!替える前と同じように動作しています。従って、今まで使ったゲテモノ・チップのどれでも、「亀々」は可能なようです。

そこで、(思いっ切り!ゲテモノ?...失礼!)K4E641611Cを、上載せしてみる事にしました。(実は、先回失敗した組み合わせ

回路構成の問題.

メモリ量が大幅に違う場合の「亀々」では、元のチップと上載せチップのどちらを先に認識させるか(つまり、*RAS2と*RAS3をどう振り分けるか)を決める必要があります。

で、次のような疑問が出てきました。
  4.*RAS2を使えば、BIOSに必ず16MBを先に認識させられるか?
  5.24MBの場合、初期通過抑制回路(C,R及びORゲートの回路)は必要か?

第4項は第3項と対になりますが、それらは次の2案を想定しています。
(パターン・カットや半田付けの手間、諸リスクなどを考えると、どちらを採るかですが、使う立場なら、迷わず下記の第2案かな?)
  第1案:*RAS2,3はそのまま、作業量、トータル・メモリ量初期 8MB/最終24MB
  第2案:*RAS2,3を入れ替え、作業量、トータル・メモリ量初期20MB/最終24MB

両方やってみましたが、どちらも、結果はOKでした。(上の結線図は、第2案)

さて、トータル24MBの時、通過抑制回路が必要性の有無に興味があったので、第2案の回路で、外してみました。
そうしたら、立ち上がり時、(本体内蔵分の)4MBにしかなりませんでした!(x_x; 
 over16sで調べたら、
  Bk0 Bk1 Bk2 Bk3
   B  B  D  B

になっています。(これは、チップの種類によるかな?) そこで、
    over16s /0
と設定して、第1バンクのみ0に書き替えたら、見込み通り、24MBに変わりました。(左図)
(第5項も、"要・不要"のどちらでも選択できます。通過抑制回路を外すと部品の低減はできますが、初期メモリ量が4MBなので、ちょっと苦しい!それに、over16sによる書き替えと再リセットは不可欠なので、立ち上がり時間の短縮には、殆ど効果はありません。それに、部品代もたかが知れています。\20+\20+\50+税)
最終的に、回路は入れておく事にしました。

後日、別の20MBを作った時、上記のような設定ではだめで、次のようにする必要がありました。
    over16s ///b
この理由は、よく分かりませんが、違うチップを使ったせいかな?

絶縁のこと.
やはり、高くなったメモリ・チップ頭と本体基板との直接接触を避けるための絶縁用のビニール・テープは、長持ちしません。今回初っ端から、ショートで動かず。張り直してOKになりました。(まあ、そう頻繁に差し替える事が無ければ、大丈夫かも知れませんが...)

(そして、またひとつ、自作コレクション品(?)が増えました。その内、拡張メモリ展覧会でもやりますか...)

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