[031221]

1GBマイクロ・ドライブの起動を、調べてみました.

へろへろさんが「一言板」で疑問を呈されていた「1GBのマイクロ・ドライブ、「スマート・ピコ・フラッシュ・スロット」に差してPC-DOS Ver7は動作するか?」について、追試験をしてみました。

当苑の3台+1台のマシンは、マイクロ・ドライブ用加工をしてあるのは保存機だけなので、「動作・非動作」に関してマシン毎の個体差は不明です。そこで、どのマシンでも調べられるように「CF-PCカード・(変換)アダプタ」を買って来ました。(\4,830+税・・・ヒーッ、高っ!!!)

結果は、残念ながら、当苑のマシンはどれも、「スマート・ピコ・フラッシュ・スロット(「CFスロット」と呼ぶのを許して!)に差した(当苑の)1GBのマイクロ・ドライブでは、PC-DOS Ver7は立ち上がりませんでした。
他方、Win95用のDOSだったら、素直に立ち上がるのですが...
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CF-PCカード・アダプタで実験.
マイクロ・ドライブを「PCカード・アダプタ」に差して、それを「CF-PCカード・(変換)アダプタ」に又差し。
このセットを「CFスロット」に差して、調べてみました。

これに、FDからPC-DOS Ver7のシステムを書き込み。
ついでに、fdisk/mbrをやってブート・レコードもDOSのにしておきました。(尚、これは元々、DOSでフォーマットしてあります)

結果、手持ちの4台共、DOSの入ったマイクロ・ドライブでは、「no sysytem disk」エラーになり、立ち上がりませんでした。

ところが、CFだと、同じ状態で問題無くDOSは起動。
また、マイクロ・ドライブを、PCカード・スロット側に入れて起動すると、正常に立ち上がります。

以上の事から、"問題はPC110本体側ではなくて、このマイクロ・ドライブの方にある"と言えそう。
でも、Win95では立ち上がりますから、単純にモノが悪いとは言えません。

それに、BubbleさんのはDOSで動作するとのお話なので、マイクロ・ドライブに個体差があるのかも知れません。
(16ビット/32ビット説は取り下げます)

その他のチェック.
PCカード型のHDDを差してみたら、マシン自体が動きませんでした。(電源スイッチを入れても、ウンともスンとも)勿論、PCカード・スロット側でなら、ちゃんと動きます。

これは、以前に聞いたことがある「電源部の電流容量不足」のせいだろうと想像してます。

ところで、この「CF-PCカード・(変換)アダプタ」、面白い事に付け根の所から折り曲げが可能です。
PDAなどで使う際に、折り曲げて重ねて使えばいいそうです。(でも、使い易いかどうかは、意見が割れそう)

実は...これを店頭で見付けた時、値段を見て、余程自作しようかな?と迷ったのですが、もしこれ自体が有効な働きをしているなら自作では不味かろうと、敢えて買って来ました。
まあ、これはこれで関係無い事が分かったので、それなりの成果ではありましたが。

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