[030918]

MI-610で、顕微カメラの実験をしてみました.

以前、PC110CE300を使った顕微カメラの実験をしましたが、(それに飽き足らず)今回は、更に携帯性が良くて、機動性もありそうなMI-610CE-AG04(これはMI-610DC付属のCE-AG03ではなくて、別途単体で買っておいたもの。\1,980+税)でやってみました。

結果は、なかなか良好。拡大用のルーペが上手く"ビス止め"できたし、軽いし(尤も、長時間だと手首が疲れますが)、レンズを上向きだけでなく下向きにでもできるので、更に具合がいいです。
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拡大用ルーペの取り付け.
ルーペをセロテープなどで留める方式(?)は、安定性や作業性がよくありません。幸い、CE-AG03/04は、レンズ・フードにカバーを被せられるようになっていて、しかもルーペの接眼部がこれにちょうど合うのです。
そこで、約1mm強の孔を開けて1.6mmφのビス(これは、以前、ポンタさんに頂いたもの)をねじ込みました。

相手がプラスチックですから、ビスを何度も開け閉めしていると早晩緩んで来るでしょう。(でもまあ、そんなに酷使する事も無いか)
これで、レンズ・フードに取り付けてみると、ビス1本ですが、かなりしっかりと止まっています。(そこそこ、格好もよろしいようで。でも、外してみると、フードにビスの傷が...)

倍率の選定.
色々なものを拡大してみて、最終的に使おうと決めたルーペは、倍率15倍のもの。

10倍のものだと拡大率が、顕微用としてはやゝ物足りない感じ。
22倍のものでは、(接眼部の構造的な問題で?)視野が狭くなって"円形"になってしまいます。

左の写真は10円玉の表面。<クリック>で、PC110液晶画面の表面。

10倍位だとあまり目立たないのですが、15倍では糸巻き歪みが、かなり気になりますね。それに、焦点合わせもややシビアになります。

左の写真はPC110用拡張メモリの端子部。<クリック>で、Pentiumの端子。

まぁ、Pentiumの足ピンなどがちゃんと写せればいい事にして、当面15倍にしときます。

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