[020407/020408]

TP560Eの静音化に、マイクロ・ドライブを使ってみました *追記あり.

常用ノートPCTP560EのHDDの騒音が気になって、これの静音化のために、CF-128MB(Cドライブ)、512MB(Dドライブ)のオールCFで、暫く使ってみましたが、時折電源投入後、512CFDドライブが現れない事があります。(再度、入れ直せば出て来ますが)

それに、時々Dドライブから/へのファイル転送に失敗します。また、CD-20XIDEカードを使うせいか、正常に動作しない事も度々です。(これは、動かなくて当然なのかな?よく分かりませんが。内蔵IDEで、マスタ/スレーブの2ドライブ使ってしまっていますからねぇ)

それやこれやで業を煮やして、オール・シリコン式メイン・ドライブ(?)は、早々に中止しました。

しかし、静音ノートPCへの想い断ち難く、次なる試みに。
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次の試み.
それで、「1GBのマイクロ・ドライブ」か「流体軸受けHDD」かで迷いました。もしかしたら「流体軸受け」の方がいいかな?と思ったのですが、PC110にも流用できる事を考え、今回は取り敢えず「マイクロ・ドライブ」を選択。
(中古\25,800也。実は、(恥ずかしながら)「マイクロ・ドライブ」なるものの現物を手に入れたのは、これが初めてなのです)

これは、アクセス時に、ほんの微かに「チュイーン」と鳴きますが、停止すればまったくの無音、やはり静かですね。でも、容量が1GBなので、主力機種用としては、やはり容量不足気味か。

IDEアダプタのタイプ.
これも、先回と同じように、IDEアダプタ(ロムウィン社製)に装着して使用する予定でしたが、マイクロ・ドライブとCFとは厚みが異なるので、先回入手したタイプは使えません。そこで、マイクロ・ドライブ用の方も購入しました。(定価は、CF用よりちょっと高くて、\7,800)

(尚、こちらの方は、マイクロ・ドライブ、CFのどちらでも装着可能なので、内蔵用にはこちらの方がベター。
ただし、片側(左写真のマイクロ・ドライブを差している側)は、押し出し用レバーが付いていません。まあ、それで、困ることはありませんが)

容量について.
先回のCFセット"128MB+512MB"よりはましですが、元のHDDが約6GBでしたから、その気分でゆったり使おうとすれば、当然不足します。
これまでに溜めて来た写真類やゲーム類、それにIEの残骸などを、とことん削ってやって、何とか800MB程に納めました。(でも、何だかミミッチくて、ヤーデスネ!)
HDDの容量に関しては、ファイルを溜め過ぎないためにも、また気軽に「スキャンディスク」や「デフラグ」を掛けるのにも、6〜8GB辺りが丁度手頃かも。(だけど、この辺りの容量は、段々品薄になって来ているようだとか)

ベンチマーク.
"おや、おや?" Windsockでディスク・パフォーマンスを見ると、オール・シリコン式とは逆に、標準状態(6GB-HDD搭載時)よりも2割程低下してます。確かに、先回のCF使用時から比べると、ディスク・アクセスはかなり遅くなった感じがしてましたが。

結論として、"常用ノートPCへのマイクロ・ドライブの内蔵"は、静かではあるものの、容量・速度の点から言えば、中途半端以外の何物でも無い、と出ました。(残念!)


*追記-踏ん切りが付かない!
でも、この静けさはなかなかに捨て難く、目の前に旧HDDを置いたままそれに替えられず、ドライブに溜まり続けるファイルを削り々々、まだ迷ってます。

「流体軸受けHDD」に替えるかなぁ?と思ってますが、「静かになった」と、「期待した程には静かにならない」との両方の見解を見掛けるので、更に迷ってます。

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