[130716]

RCヘリ尾回転翼の改良は、不発でした

今、凝っている玩具RCヘリの「前進-進」が上手く行かないので、構造的に拙いのではないか?尾回転翼(テール・ロータ)の向きを90度変えて、もっと強力に「前進-後進」が出来ないかを実験してみました。

モータの“配線替え”と尾端部の“仮留め”で望みの構造には出来ましたが...やはり、殆ど効果が無かった!orz YouTube動画(6)
(将に、アイデア倒れ♪...喩え「前進」が上手く行っても、丁度重心を押さないと“尻振りダンス”になる可能性があるし、「後進」は主回転翼(メイン・ロータ)の逆風に曝されてるし)

でも、面白いですね♪ こうした「2重反転式メイン・ロータ」だと、テール・ロータなどを少々弄っても、あまり関係無さそうに、簡単に安定上昇します。(“下降”は、ややテクニックを要するけど)
まぁ、ホバリング機能に関しては、“良く出来ている!”と言えますが、でも、単に上下するだけなら、“気球”と同じじゃ♪(笑)
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尾回転翼の改造1,2,3と重り?
本来、尾回転翼(テール・ロータ)は、“横向きの風圧”を作って、機体が回転するのを防ぐ役割があるのですが、2重主回転翼(メイン・ロータ)の場合、それも横棒(ブーム)も殆ど「お飾り」になるはず。
ところが、頭のいい設計者が居られたようで、形はそのままにして、機体を傾けて前進-後進をさせるのに利用したようですね。
尾回転翼を、お尻を上げ下げする“上下方向の風圧”を作らせる役割を担わせた。
でも、私の買った機体は、その尾回転翼の働きが弱くて、お尻を十分に上げ下げ出来ず、“機体の前進-後進”がままならないタイプでした。
今回、試に、その尾回転翼の向きを変えて前進-後進に使ったらどうなるか?と、改造を始めました。(左上写真)

ついでに、ブームの中に入っていた重り?らしき直径5mmΦ、長さ10mm程の金属棒は、少しでも後ろを軽くしたいと思い、取り除きました。これで、少しでも機体が前屈みになり、前進し易くなればいいのですが...(左上写真<クリック>)

尾回転翼の改造4,5,6と固定策
これの「尾部構造」は具合がいい事に、尾灯LEDの箇所が上手く利用出来て、90度横倒しが出来ました。
電源線を、そこに差し込み直して、モータとの接続は+/−逆にします。(左写真)
生憎、パイプ径は丁度同じなので、差し込んで固定するわけには行きませんが、上からスリーブのようなもので囲えばいいかな?
取り敢えず、あんちょこに取り付けた!
「セロテープ」を巻き付け、その上から「バネ・クリップ」で押さえたら、何とか留まっているようです。(左上写真<クリック>)
自風!で歪むことは無いけど、落ちた時ずれてしまうので、手直しが必要でしたが。

確認実験−動画
昔、2個150円で買った文鎮モドキを鎮座用台座にして、尾回転翼の実働試験をしました。
この文鎮?なかなか重さがあって具合がいいです!(笑 左写真)
ヘリの上昇力も大したことは無いので、「ミノムシ・クリップ」で脚を掴んでいるだけで、間に合いました。

で、その状況ですが、あまり強い風圧は作り出せていませんねぇ。これでは、ダメかも...(左写真<クリック>の動画)
この程度の風では、浮いている機体を前進-後進させるほどの“推進力”があるとは、とても思えない...
これを見て、半分諦めの境地でしたが、乗りかかった舟ですから、兎に角(現地で)実地試験をしてみなければなりませぬ!
その結果は無残!...先の動画のように“上昇はするけど、風に流されるだけ”でした。チャンチャン♪

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