[060925]

C-700超ズームを、買いました.

またまた、ジャンク・デジカメを買いました。
OLYMPUS C-700 UZ(200万画素、10倍ズーム)(該社資料)で、価格は、\3,000税込。

店頭に裸で並べられていたのですが、ボディには殆ど傷も無く、銀白の肌がまるで赤ん坊のような感じ(まさか!...ではあるのですが、そのまま置いておくのが、可哀想だと思ったほど)

買ってから、メイン機C-750と一緒に持ち出して撮影してみましたが、やはり精細度などはこの400万画素には(当然ですが)劣ります。でも、記事に載せる縮小画像程度なら結構使えそう。
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購入の動機.
実を言うと、C-7xx系は前から揃えたいと思っている機種で、この200万画素辺りは実用性からみるとぎりぎり下限ですが、使えなくもなかろうと考えていました。
200万画素機は、既に(当苑には腐るほど?)あるのですが、10倍ズームは、メイン機のC-750だけです。

この10倍ズームには意外と効用があって、単に望遠撮影だけでなく、撮影時の被写体との距離があっても位置が適切なら「レイアウト」などが結構希望通りに出来るので、後で下手にトリミングをしなくても済む良さがあります。

なので、買い足すにしても、極力「10倍ズーム」にしたいと思っていたのですが、今回偶々それだったので飛び付きました。

他機種と比べて.
画質はやはり200万画素それなりだし、軍艦部もC-750に比してかなり質素ですし、他のC-2020ZC-3000Zなどと同じようにやや背高で多少嵩張るのが欠点。
逆に、C-2020ZC-3000Zなどと違う点は、液晶ビュー・ファインダなのでパララックスが無いし、手動の撥ね上げ式なので勝手にフラッシュが焚かれる事が無い点です。

これらは、草花の近接撮影や明るさの違う箇所の望遠撮影などに大変具合がいいです。

「ビュー・ファインダ」で見る場合はそのまま自分の目線になりますが、「モニタ画面」だと何故か「他人の眼」のような感じがして、レイアウトが上手く出来ない時があります。
地面に這いつくばるのが億劫な時は、止む無くモニタ画面を使う事もあるのですが、やはり思うようには撮れていません。

また、「フラッシュ」は、近接で下手に焚くと白く飛んでしまい自然の微妙な色合いを損ねる場合が多いし、望遠だと焚いたって無駄なので、あまり/殆ど使いません。
C-2020ZC-3000Zなどは、「AUTO」にしておくと、暗い場所では一々「発光禁止」にしないといけませんが、これはファインダに「警告表示」が見えるだけ。
シャッタを押す時のブレにさえ注意すれば、「暗さ」は自動的に感度を上げて補ってくれます。

画質の比較.

上の写真は、比較のために同じ所で撮影したものを、320x240に圧縮・無加工。(京都・加茂 岩船寺にて)
左:C-700 UZの原版は1,600x1,200ピクセル、右:C-750 UZは2,288x1,712ピクセルで、XGAクラスの画面で見ると、やはり200万画素のキレの悪さが気になりますね。
でも、縮小するとそれ程差はなくなります。鮮鋭化処理をすれば、HP用の写真としてなら十分使い物になりそうです。

ただ、問題は色合いで少し赤味が強い事で、上の写真でもそれが判りますが、どちらかと言えば好みから外れそうな位置にあります。(まぁ、写すものによってはこれの方が適している場合もあるでしょうが)

使い勝手.
このC-700 UZ、ジャンク品だったので、ズーム機構不良やピント不具合などを心配していたのですが、それらは杞憂でした。
珍しい事に、他の機種にはあるのに、これだけが両側に吊り金具が付いていません。多分、ケース側に何か付いていて、カメラ側のは省いたのでしょう。(ハンド・ストラップを付けられる所があるので、左程不便ではありませんが)

これをぶら提げていて、ふと、“左利きの人はさぞかし不便だろうなぁ!”と思いました。(こんなカメラで、左利き用のって無いんだろうな)
これは、右手だけで操作出来ますが、左手だけだと自分の顔しか写せない!(x_x;?
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