[020213]

珍妙なデジタル・カメラ(EyeStar)を、買いました.

これは、普段はめったに覗かないのですが、ふと立ち寄ったPC-Friendsで見付けたものです。値段は、\2,800+税−気合(で、少し値引きして頂きました)

買った理由は、「CPU486以降、Win95、RAM16MB以上、プリンタポートに接続、リアルタイムのビデオ・コミュニケーション可」との箱の記述に、興味を持ったからです。
今時、486で使えるフルカラーの動画カメラなんて、滅多にお目に掛かるものではない(?)です。
それに、最近の外付け動画カメラは殆どがUSB接続ですが、これはプリンタ・ポート接続ですから、旧型ThinkPad用として打って付けの、いいオモチャになるかも知れません。
動かしてみると、オモチャにしてはなかなかのものでした。
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スタイル.
左/上写真のように、ホント、ユニークな形です。始め、"古代のオーパーツ 黄金の飛行機"か"空飛ぶ小象 ダンボ"を思い浮かべました。 が、後ろ姿を見ると"糸巻きエイ マンタ"に、そっくり。(いずれにしても、ちょっと白過ぎますが)
しかし、よくこんなデザインにしたものですね。(まあ、世界は広いですから)

動作テスト (*注)
まず、PC110で動かそうとやってみました。しかし、当苑のこれはメモリが12MBしかありませんので、そのせいでしょう、敢え無く敗退。(動作開始寸前に、「一般保護違反エラー」で落ちます)

次に、TP360Cメモリ20MBでやったら、見事に動作。それを12MBにまで減らしてみたら、やはりダメ。(何ともはや、律義なことで...)
TP230Cs(20MB)でも、動きました。(左の写真)

しかし、CPUがこのクラスだと額面の「VGA-1フレーム/秒」は、ちょと無理ですね。ハーフクォータVGA(320×240)でも、2、3秒は掛かっているようです。
他方、TP560クラスになると、ほぼ額面通りのスピードで動きます。(焦点調整も、少し楽だ)

画質は?
値段が値段ですから、"樽形歪み"はバッチリ(?)残ってます。四角い物をアップで写してはだめですが、丸味を帯びた物や人の顔などならあまり気にならんでしょう。(ちょっと、太り気味になる程度かな?)

明るさに対するダイナミック・レンジがあまり広くないせいか、ハイライト部が飛び易く、緑色に変色してしまいます。(青色と赤色だけでホワイト・バランスを取っているからかなあ?)
明るい屋外の景色などは、「露出時間」を最小値の「1」(単位は、不明)に絞っても、まだオーバ気味です。(手動絞りがあれば、更に調整もできるのでしょうが...あー、欲だー)

評価.
これなら、使い勝手の良さ、描画速度の点などから、以前1万円近くで買ったデジ・カメに比べても、遜色ないように思いました。が、レンジは狭いし、色調整は結構難しいから、これはチョト言い過ぎかも。
でも、デザイン抜群のフレッツ・ロボ君より、実用性の面からは、こっちの方が上ではないかな。(と、実用って、何?)


*注
ドライバ・ソフトなどのセットアップに、先日買ったCD-20Xが、大変(?)役に立ちました。
と言うのは、添付のCD-ROMのセットアップ・プログラムが、LAN経由では「BMPが読めない!」とか何とか、駄々をこねて動いてくれなかったからです。(これって、"虫"?)
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