[071108]
Richo DC-1箱入骨董品を、買ってみました *廃棄:時期不明
さる(猿?)販売店で、“骨董品的/下手物的デジカメ”を買ってしまいました。(\998税込み)
実は、付属の小型液晶モニタの方に釣られたのですが、これは専用で、他に流用が出来ない。(残念!)
本体の方は、今では、まったく不十分な性能しかありませんが、写して見ると小さいモニタに出て来る画面が結構綺麗なので、大きくしたらどの程度のものか知りたくて、あれこれやってみました。
PCに移す際のカード・ドライバが特殊(AIMS仕様)だったので、
RICOH社のユーザ・サポートさんに、ご面倒をお願いして、送って頂きました。感謝!<(_"_)>
これを、PC110上で使って、カードから画像データを読み出して、BMPファイルを得る事が出来ました。
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モニタ像&メモリカード
左写真は、モニタに写った“シンクロスコープの姿”ですが、小さい画面で見ると、かなり綺麗に?撮れているように見えます。
そこで、これをメイン機に移して、どんな画質なのか見たいと思ったわけ。(41万画素ですから、実際も“それなり”でしょうが)
しかし、ここからの準備に手間が掛かった。...ユティリティなどはWin95でないといけないし、おまけにメモリ・カードのドライバは「AIMS仕様対応」だそうです。(昔ならともかく、今はなぁ)
因みに、左写真<クリック>は、手持ちの後期メモリ・カード(16,32MB)と本カード(8MB)との対比ですが、ピン配列が違うので、後期カードが使えない!
また、現用のPCカードは(ピン配列は同じだが)胴厚で入らないので、CFなどを使ったメモリ増大も、儚い夢でした。
PC110経由で転送
Win95が入っているPC110を使う事にして、やり始めたら512MB-CF内のWin95の調子が悪くて、Win95-256MBから“丸ごとコピー”したり拡張メモリ・サイズの変更をしたりで、日頃のPC110のメンテ不足を痛感。
「家訓 : 道具はこれ 日々の手入れ 怠るへからす」
何とか、Win95 OSR2上に“AIMSドライバ”と“吸出しユティリティ”を搭載出来て、無事にカード内の画像データ(J6Iファイル)をBMPファイルに変換。他のPCでも扱えるようになりました。
(左写真<クリック>は、上記モニタで見た写真データ)
欲張らなければ、これでも十分使えるレベルです。
(ややピント/フォーカスが甘い感じですが、これは、暗い場所で撮ったせいか、あるいは手ぶれかも知れません)
実用性
メイン機で再生してみる事が出来たので、取り敢えず満足しました。が、これを単体カメラとして使えるか考えてみると...ちょっと難しそうです。
バッテリも特殊だし、本体とモニタとでバッテリのサイズが違う。
それに、重過ぎ・嵩張り過ぎで、携帯性にも問題があります。
スタイル面では、やや平べった過ぎるきらいがありますが、...でも、見方を変えると、黒尽くめで、がっちりした筐体の風情からは、“PC110用周辺機器”と見えなくもないなぁ(!?)
まぁ、記録メモリも少ないので、実用にせず/出来ず、このまま置いておこうと思っています。
兄弟機種
途中で、思い出したのが、ジャンク箱の中にあったDC-3。(左上写真の<クリック>で、兄弟対決?)
このDC-3は、手動でマクロのピント調節が出来るなど、ブキ面白い(?)機種なのですが、これも記録用の内蔵メモリが少な過ぎて、今では実用には耐えないですね。
(これで、ストレージが数百MBも使えれば、時には使ってみようかという気になるかも知れませんが)
先見性
今回使ったPC110もDC-1/3も、今時の高速・高機能からは、遥か後方に取り残されてしまっていますが、それでもPC110の方は未だに、GBクラスのストレージ容量を平気で扱える点は、凄いなと思います。
これも、設計の先見性(時代が進んで行く方向を見抜いていた)ゆえなのでしょうか。
(他方、内部メモリの拡張性の無さは、チップ・セット設計側の先見性の無さ?)
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