[070504]

筒型デジカメを、買いました.

偶々、日本橋で、この変な・極めてシンプルな・筒型デジカメを見付けたので、フィルム8mmのDVD化に役立つかと(清水の舞台から飛び降りる気持ちで)買って来ました。ACアダプタ(6V,700mA)付き\9,999税込

製造元や、品番などは一切不明ですが、店の話では“かなり良質らしい”との由。

レンズ部と電子回路部は分離可能で、CCD部を裸で使う事も出来るようです。
留められる箇所が先端部のネジ部しか無いので、普通に使うにはかなり不便ですが、逆に具合の良い点は、このレンズ部の焦点合わせは手動ですが、ビックリする位近くまで合わせられる事で、顕微カメラとしても使えそう。
これで、スクリーンを適当な位置に置いて、「VGA画面一杯」に収録出来るかな?と思ったのですが。
・・・ 結果は、あまり良くありませんでした。
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一念発起と準備.
ずっと放ってあった8mmフィルム、接着剤の劣化で継ぎ目があちこちで切れたり、映写機内のゴム・ベルトなどの劣化も心配で、そろそろDVD化しなければいけないなぁと思い始めました。

世の中にはそうした変換をしてくれるテレシネ・サービスもあるのですが、どうせなら自分でやった方が愉しめるのではないかと思いながら、知識不足が甚だしいので、おっかなびっくりでやり始めました。

受像側に、まず手元にある撮影機SONYCCD-TR11を使おうとしたのですが、これが数分間で自動的に電源OFFになってしまい、大変使い難くい事が判明。

それで、この筒型カメラを買って来たのですが、こちらの方は、どうも画面のサイズ合わせが上手く行きません。(あちらを立てれば、こちらが立たず...)

画面幅のこと.
映写機で投射した映像を、カメラで目一杯のサイズで(再)撮影したいので、それぞれ可能な最大投影サイズ最小撮影サイズを調べてみました。

ピント・ピッタリ!状態での結果が左図で、横軸は前端部からの距離、縦軸は画面の横幅。
撮影機のズームは、ピントの合う範囲で望遠(T)側にセットしましたが、静止画で合わせたのと動画で合わせたのとではかなり違いが出るみたい。(自分の目玉の具合だろうと思います。で、測った値は目安程度で、精度はあまり期待出来ません)

兎に角、図中の赤線よりも、カメラの線が下に来ていないと、最大サイズでの撮影は難しいと云う事のようです。

やはり、この筒型機は、およそ10cm以下でしか最大サイズに出来ない事が分かりました。でも、こんなに近いと投影−反射映像の歪みも目立つので良くありません。
(このカメラはまた別の用途に使えるかも知れませんが、今回は無駄な買い物でした!)
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