[070330]

デジカメの解像度を、再考中.

先頃から、小型・薄型デジカメへの興味が再燃し、日本橋へ行く度に漁っていますが、その際、極力300万画素以上を選ぶようにしていました。(左写真は、狙っているのに未だに廉価で入手出来ていないCoolPix3700以前に買った不動品

ですが、旧型機の整理や古い写真の見直しをしていて、ふと、カメラの解像度はカメラの使い方や写真の用途によっては、低くてもいいような気がしました。

もし、更に入手するなら、敢えて300万画素に拘らず、300万画素未満でもいいかな?と思い始めています。
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解像度の差.
下の「鶏」やその下方の「梅」の写真は、PowerShot A5(80万画素)で撮影、<クリック>でCAMEDIA C-750(400万画素)で撮影したもので、木目の細かさではやはりかなり差がありますが、(例えば280x210位に)縮小して使うとなると、どちらもあまり変りません。

解像度が上がると、確かに“色艶”がよく再現出来ます。だから、“綺麗”な写真が撮れるチャンスも増えます。しかし、逆に、あまり出て欲しくない背景の“不要なディテール”まで出てしまう欠点もあります。

“何でも彼でも、鮮明なのが美しい/面白い”とは限らないし、むしろ「撮り方(アングルやレイアウト)」や「撮る瞬間(タイミング)」の方が重要で有効ではないかと思っています。

因みに、下の結城神社の鶏は、バタバタと駆け寄って来たのですが、何も餌が無いのに気が付いたらしく、どうしようかと戸惑っている瞬間。(普段は、とてもこんなにじっとしてはいない?)
他方、<クリック>で出る石上神社の鶏は、他の雄を追い払った後、キッ!とこちらを睨み付けた時の様子で、これなどほんの一瞬の時の運





上の写真は、(人が眼で見た“景色の見事さ”は、写真では上手く出せないなぁと思いながら撮った)「梅木の風景」ですが、これらは、80万画素であろうが400万画素であろうが、“似たような景色”にしかなりません。
勿論、両方を細かく比較するとかなり違いはあるのですが、「梅」が望み通りに写せているかと云うと、そうでもないです。

こんな風に考えると、解像度は300万画素以上に拘らず200万画素辺りでも、使えそうな気がして来ました。尤も、現在は“過剰在庫?”なので、実用性を云々する必要性は薄いのですが、矢鱈欲しくなった時の指針にはなるかと。

その他の項目.
小型・薄型になると、電池の問題が大きくなって来ます。以前から、専用充電池ではかなり苦労しているで、出来れば単3型が使えるものがベターです。
また、記録メディアは、あまり種類を増やしたくないですね。

今の希望は、下記の通り。
1)単3型電池:今般、正式?に三洋電機の「eneloop」を購入!
  これを標準で常用予定(\2,560/8本税込)
  現在、購入後そのままSP-500A303で使用中、未充電
2)メディア:CF,xD,SDを許容
  (スマメは極力回避。SDはコスト面で有利か?)
3)ズーム:光学3倍以上(デジタルのみは避ける)

物欲の果てに?
「物欲」に余計な制約を設けて、果たしてその通り進むものかどうか大いに疑問ですが、ま、単純に「300万画素以上」を追っ掛けるよりはマシかも知れません。
(しかし、理屈を付けて、今までより自己規制が緩くなったような感じが、しないでもないですが...f(^^;)
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