[011116]

ACマルチ・コンセントを、改良してみました.

動かす機械(PCなど)&機会が増えると、必要なACコンセントの数は、半端じゃなくなります。抜き差しして、入れ替えれば済む段階を、とっくに越えています。

現在、最大で6口×6口(計36口、実質22口位)も差込口を使っているんですよ!大元に、6口のマルチ・コンセント。そこから、6箇所へ6口マルチ・コンセントで分散配置。
(いえ、いえ!常に全部を同時に使うわけではありません!電気代が勿体無いので、使いたくもありませんしねえ。)

一念発起した.
当初は、大元に一括入切り型のマルチ・コンセントを使っていました。これだと5箇所全部に通電されますね。ところが、夏場の暑い時に、狭い所へ手を突っ込んだ時、うっかり発熱型(?)ACアダプタに触ったと思って下さい。
"アッチー!何でこんなのに電気入れてんだ!くっそー!..."と、誰か(?多分、自分)に向かって罵詈雑言、八百言(?)

それで、各箇所への分配口にスイッチの付いた、個別SW付きマルチ・コンセントを使う事にしたのです。それが、多分1,280円位だったかな?結構な値段です。(まあ、高い安いは主観的なものですが。)

スイッチONの側.
左上の写真は、改良後の完成状態ですが、実はこのマルチ・コンセント、そのままでは、SWを下に倒すとONでネオン・ランプが点灯します。ところが、その点灯が上からは殆ど見えないのです。(つまり、ACコードが出ている下側からは良く見えるってわけ!)

"だったら、逆さまに付ければいい"って?太いACコードの出ている側を上にするの?(まあ、並みの人間だったら、素直にそうするかも。)
でも、臍曲がりの当主です。また誰か(?多分、設計者)に向かって、罵詈雑言、三百言(!)

おそるおそる開けてみると.
AC100V関係は、怖いのであまり触りたくはないのですが、「何でも壊して、中を覗いて見ないと気が済まない」という幼児期からの習性が後押し(?)して、やっぱり開けて見ました。

中は、値段の割には、チャチです。テスタで調べた結果、SWを逆に付け直せば、望み通りの個別SW付きマルチ・コンセントになる事が判明。
"60Wの半田ごてが1本あれば、何とかなりそうですが、細い線の方は長さが足りない箇所も出て来そう。DIYストアにでも行けば手に入るでしょうが、当苑には電話線の切れ端がありましたので、これを用意しました。

SWをハズして、回す.
SWの3本の端子に付いている線を、半田を外すかニッパで切るかして、SWを分離します。後は、両側のプラスチックのレバーを押さえながら爪を外せば、SWは簡単に前側へ抜けます。(この構造は、このコンセントだけかも知れませんが。)

後は、SWをぐるりと180度回して、差込み直して、しっかり線をカラメて、半田付けをして終わりとなります。(ただし、6個もあります!)...はずでした。 でも、最初に外した1個だけは、(写真などを撮っていたために)結果的には360度回してしまっていたようで、組み直してから間違いが判明。
でー、3度目の誰か(?多分、ペンチ)に向かって、罵詈雑言、一百言(!)

最終的には、望み通りのコンセントができあがりました。左上の写真、ランプの点灯が良く分かるでしょう?!

[表紙頁]へ  関連記事の目次へ  [一言板]へ