モノローグ 2008.11

ハードカバー [1125]
やっと、「タイムライン」(マイクル・クライトン著、酒井昭伸訳、早川書房刊)の上下を読み終えた。
通常なら2,3日で読み切ってしまうのに、今回は途中で(ハード・カバーならぬ)PCやHDDなどのハード・ウェアに気を取られて、一ヶ月以上も掛かってしまったが、中身はなかなか面白かった。
しかし、毎回思う事だが、こうしたハードカバー本が、BOOK-OFFでもあまり人気が無さそうなのは、有り難くもあり、また不安でもある。
本の傷みは殆ど無い(在庫処分本か?)綺麗な状態なのに、値札が二重に貼られていて、それ以前にも何度か値下げがなされた様子。
不人気だとすると、廉価で入手出来る“今”はいいのだが、いずれはこうした本自体が、新刊・中古本共にやがて消えて行ってしまうのではないか。
確かに、ハードカバーは嵩高いので、用済みの後は邪魔になるが、文庫本より字が大きいし、またPCの液晶画面などで見るよりも、眼が疲れないのが良いと思うのだが。
(しかし、結局は、“ハードカバー本”も、尚古趣味 の範疇になってしまうのかも)



擬装 [1116]
左写真は、どちらもロックの掛かったHDDで、鋭意(開錠に?)取り組み中だが、右側のHDDは表記の通り10GBだとばかり思い込んでいた。
ところが、どうもおかしい。
ロック中でも読み出せる情報だと、品番はHTS424020となっている。これは20GBのはずだ!(左写真<クリック>で、その情報)
一方、実容量は10GBになっているようだが...ははぁ、これは例の手法(実容量を小さく見せ掛ける擬装)だな!
一瞬、“儲けた!”と思ったが、ロックを外さないと使い物にならないので、逆にげんなり。。。
最近は、食品の産地擬装/偽装が次ぎ々々に露見・摘発されているが、あれは一種の犯罪。
それに対して、こちらのは(肥満体を、無理にスリムに見せようと、身を窄めているようで)何やらメタボ対策風。
(それにしても、これらのHDD、何とか“価値が在る今の内に”使えるようにしたいものだが)



団栗 [1113]
時には遠方まで遠出して、奇観を眺めてくるのもいいのだが、近郊にも自然公園が幾つもあるので、ちょっと車で走って行って、四季折々の景色を愉しむ事が出来る。
先日も、生駒山麓公園の西側にある(地図にも無い?無料公園だが、火曜日が定休日!の)「緑の文化園」を歩いてみた。
歩路には、どんぐりが一杯!...これを見ながら、何だか勿体無いなぁ!...(と思うのは、単なる石器時代人の情 か?)
木々達は繁殖を期待して、実に沢山の実を(無駄に)降らせるものだ。ここでは、動物達が遠くまで運んでくれるわけでもないので、近くで生え育っても、兄弟喧嘩?そう思うと、多少気の毒な気もするが...
この実は、動物達には結構な食料になるそうだが、我々が食物にするには、残念ながら、味・量共に不適・不十分。
(1個を剥いて、そのまま齧ってみたら、渋いが食べられないほどでもない。でも、大半はご遠慮申し上げた)



大いなる無駄 [1104]
アセンブラでプログラムを組み始めて、まだ殆ど成果が出ていないのに、次の投資に掛かるとは如何なものか?!(...な〜んて、自分で云ってりゃ世話ぁ無いが)
最近の大容量HDをアクセスするのにLBAを使ったまではよかったのだが、これを昔のCHS(シリンダ、ヘッド、セクタ)の数値にも変換したいので、32ビット除算が必要になった。
拡張レジスタ(EAX,EDX)などで処理する必要はあるかな?と迷ったのだが、手元の旧い(Ver.5)アセンブラでは、そんな「コード生成」は出来ない。
Ver6以降のアセンブラ知識も無いので、JUNKUDO参考書を買って来た。「x86アセンブラ入門」 大貫広幸著 \2,310。
同時に、HD関連の参考書も。「ATA(IDE)/ATAPIの徹底研究」 熊谷あき著 \2,200。(将に、泥縄的!)
そんな散財の一方で、1個100円ジャンクHDDを、5個買った。
内の20GB 1個、6GB 2個が活きていたから、パスワード・ロックが掛かったHDD(20GB 1個と10GB 1個)を使えるようにするためのこの巨大投資が、何だか大変無駄のような気も。(...でも、これでいいのだ〜♪これで〜いいのだ♪)



草臥れ儲け [1101]
先日来、パスワードも一緒に消してくれないかと期待しながら、四日間連続でdban-1.0.7_i386.exeを使って、「DoD 5220.22-M」でHDDのデータの「完全消去」をやらせていたのだが、やっと終わった!
で、その成果は?...左の如く!(で、パスワードは、依然元のまま残っていた)orz
やはり、ATAsecure erase commandでの“パスワード消去”は幻であったか。
しかし、この作業をこなしてくれたジャンクのMebius PC-CJ700Lには感謝せずばなるまいて 。よく頑張ってくれたものだ!(早い話、機器の耐久試験と同じだもんな)
“作業をこなす”と云えば、ThinkPad 600などだと、ガードが硬くて、最初にHDDロックが掛かったら後の作業へは進めず、テストすら出来ない。(上記のMebiusでは、FDからの読み込みや実行が可能)
(尤も、プログラム(DOSベース)によっては、電源投入後、FDで起動し、後からHDDを差し込んでも良い場合もあるが、本体が壊れないか少々不安ではある)



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